2019年2月関東支部「八王子運転会」報告

2019-03-01 09:51:30 | 投稿記事

2019年2月関東支部「八王子運転会」報告
暖かな日差しに恵まれて
会員番号31-117
岸田 弘

2月の八王子運転会は16日(土)に開催されました。
前日15日の最高気温は6.3℃と冷え込み、一時雪が舞ったためか、寒さを懸念して参加者は少なめ…。


■真冬の日差しに感謝して

私も防寒対策をしっかりして参加したのですが、予想に反し暖かな日差しに恵まれ、最高気温は13.2℃まで上がり、風もなく絶好の運転会日和となりました。
この暖かい日差しの中で、駐機場では運転準備が進みます。


■日差しを浴びて運転準備

大山さんのブリティッシュグリーンのドルテ。ドレインから白い蒸気を吹き出しながら快調に周回します。煙室扉のトーマスのマスク、市販のお面の流用かと思って尋ねると、
「排水用の目皿をベースにパテを盛りつけ、成型・自作した」とのこと。

■快調な走りに満足の様子/大山さん(ドルテ)

今回で3回目の参加となる福田さんのフォルテ。先月の「火床を十分つくってから走らせる」とのアドバイスに従って、蒸気上げをするのですが中々圧力が上がりません。「ブロアーの回転が弱い」との仲間の指摘に電池を交換、やっと圧力が上がって走り出すのですが、すぐに圧力が低下してしまいます。

■煙管掃除の後改めて蒸気上げ/福田さん(フォルテ)

さらに「煙管の詰まりじゃないの」の声に、「コンプレッサーで十分掃除してきた」と答えると、「コンプレッサーの圧力ではタール分のある煤は取れない。煙管ブラシでなくちゃ」とアドバイスが…。武田さんが煙管ブラシを貸与し、煙管掃除と火付けの基本を指導。一気に圧力が上がり火床も出来、走り出すと長い登り勾配を一気に駆け上がり快調な走りを見せていました。貴重な体験をした福田さん、「(整備の基本と重要なことが)よく分かりました」と笑顔を見せてくれました。


■勾配を難なく登り切って/福田さん(フォルテ)

市川蒸気鉄道クラブの鳥海さんは赤い塗装の9700で初参加。初めは長い登り勾配や変化の多いレイアウトに緊張していましたが、慣れるにしたがって大型機ならではのゆとりの運転が続きます。D型機の軸離の長さと先輪の上下動の少なさからか、駅出口のカーブの先のポイントで脱線をしていましたが、カーブでキャブを外側に押し先輪の役割をカバーする対策を見つけていました。「(変化のあるレイアウトで)行徳より数倍面白い」と楽しんでいました。


■蒸気に包まれて/鳥海さん(9700)


■勾配を力行/栁町さん(BR24)


■安定した走りっぷりを見せて/矢島さん(コッペル)



■山岳線を行くLRV岸田/(長崎電軌3000)



■弟とママを乗せて笑顔で運転/清水さんのお嬢さん(クハ103系ショーティ)



■白梅をバックに/武田さん



■安全弁を吹きながら/高橋さん(GWR 060)

期待の梅林は2本の白梅だけが咲き、残りの木は若芽をつけていました。
来月は観梅運転会となりそうです。

以上