秋晴れの八王子運転会 10月28日
会員番号31-139
吉岡 潔
新型コロナウィルス第5波感染拡大に見舞われた8月~9月の東京都の何度目かの緊急事態宣言が解除された10月28日、八王子の運転会が再開されました。さわやかな秋晴れどころか、暑くて汗ばむ陽気のなかでの久し振りの運転会です。先ずは全員の体温測定と参加者名簿への記録をしてもらいます。
■一瞬、マスクを外しての記念撮影
走行前に大山さんのドルテのボイラー検査を実施しました。水面計からの微量の漏水がありましたが、ボイラー全体は問題無し!常用圧力の1.5倍の水圧を無事にクリアしました。
■ボイラー検査をクリアした大山さん
午前中だけの参加だった大島さんは電動ロコ(EL桃太郎のショーティ型)で、それ以外のメンバー全員がSLでした。SLがこれだけ揃うのも珍しいことです。
■ショーティ桃太郎の大島さん
この日、JCFCメンバーの田中さんが鶴見さんの案内でレイアウトの見学に三重県からお見えになりました。ご自身もレイアウトを建設中だそうで完成が楽しみです。少しずつコロナ禍明けの兆しを感じ始めながら、こうした各地のライブ仲間の方々との交流も元どおりに増えていくと嬉しいです。
この八王子のレイアウトの運転会は6月以来でした。夏の間に雑草が生い茂り、落ち葉が線路に溜まったりしていたのを近隣にお住まいのメンバーである清水さんが予め清掃、整備してくれました。清水さん、いつもありがとうございます。
線路は途中、道床のコンクリート基礎の切れ目で高さが滑らかでない部分が出て来てしまい、何らかの対策工事が必要かと思います。また本線から引き込んだ待避線がいくつかあるのですが、分岐の一箇所で「だるま型ポイント」の転轍機ウエイトを支えているステーがひん曲がった状態であるのが見つかり、応急措置を施しました。大山さんのドルテの軸動ポンプの調子が悪かったので点検してみる事になったのですが、ドルテは足回りとボイラーが簡単に分離できる仕組みになっています。機関車を逆さまにひっくり返さなくてもボイラーを外せば足回りだけ上から見る形で整備できるので軸動ポンプの逆止弁を取り外すのも簡単でした。整備しやすい構造って素晴らしいとあらためて思いました。
■だるまポイントの壊れた部分を点検
皆さん、久し振りに思う存分に走らせた満足感いっぱいで秋晴れの運転会を無事に終えました。
コロナ感染予防対策下での運転会スタイルを継続中です。参加はメンバーとその同伴者に限定しています。自分で運転するのを目的として車両を持ち込まれるビジター単独参加については行き届いた対応が出来ませんのでお断りしております。
■出区準備に忙しい矢島さん
■最後の勾配+急曲線を登った守田さん
■鉄橋を渡る柳町さん
■国鉄制式C50形の長島さん
■安全弁を吹いて勾配に挑む八田さん
■OSのT5を改造し寿都鉄道8108機に改造した吉岡