2012年3月蘇我運転会報告
熊谷千葉市長が視察に訪れた蘇我運転会
会員番号31-117
岸田 弘
3月の蘇我運転会は4日(日)、千葉市蘇我「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。
この日は一日中曇り空で気温が上がらず、最高気温は6.7℃。
北風もあって体感温度はさらに寒く感じました。
OSLSC関東と蘇我MTCのメンバーは、現在ボイラー検査証の総点検中で、次々に検査切れの車両が見つかっています。
この日は大石さんのC21が合格、青木さんのロケットは配管の水漏れが発見され緊急入院することになりました。
面倒な検査ですが、「安全と機関車の健康診断のためにも、検査証の点検とボイラー検査を積極的に受ける」ことをお勧めします。
朝から気温が上がらず10時の運客開始時のお客さまはたった一組。
OSデモ機のN700が始発車両となりました。
しかし、その後には次々とお客さまがお見えになり、市から貸与されたAB10と緊急応援の要請を受けた成田さんのC21がフル活動です。
今月の参加者は10組11人と少なかったため、運客対応に忙しく、自由走行線を走る車両は少なく、また短時間となってしまいました。
ボイラー検査に合格した大石さんのC21、先月から調子がいまいちの大西さんのBR24、岸田の長崎電軌3000系、午後には佐藤猛さんのエンジン発電機+電動のトビー、石川剛弘さんのC11が走り回ります。
お客さまは、乗車車両から併進する色々な車両が見られることも楽しみのようです。
昼食後はNPO法人蘇我MTCの総会が開かれました。
その活動報告の中で、昨年4月からの総運客数は8ヶ月で5,456名、月平均682名との説明がありました。
また、千葉市からは機関車AB10、乗用車両5両の他、大量のレールが貸与されているので、このレールを使って「レイアウトをさらに充実しょう」と話し合われました。
午後には熊谷千葉市長も視察に訪れ、ミニ鉄道を楽しんでいる沢山の家族に、笑顔を向けていました。
岸田からは「市長にもご覧いただいた2年前のショッピングモール屋上でのテスト運転会が、ここまで発展できました」と報告しました。
熊谷市長自身もミニ鉄道には興味があるようで、OSデモ機のN700を運転し、何度も周回していました。
また石川進一さんからC11の構造説明を受けた後、自らレギュレーターを握り快調に走らせていました。
市長の感想は「石炭と蒸気の匂いがいいですね/意外と早く走るのですね」とのことでした。
今度は是非「私人」としてもご参加ください。
この日の乗員は722名。
運客終了後は、何時もの集合写真の撮影です。
今日は「忙しかった! 寒かった!」。
以上