新メンバーと家族で賑わう運転会
会員番号31-117
岸田弘
10月の蘇我運転会は7日(日)、千葉市蘇我「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。当日の「9時には雨が止み一日曇り」の天気予報に期待してメンバーが集まりましたが、なかなか雨が止まず、倉庫とテントの中で雨宿り。大島さんは、お嬢さんとテルテル坊主をつくってテントに吊るしてくれました。10時頃小止みになって機関車を降ろし水溜りの排水作業を開始しましたが、蒸気が上がった頃また雨脚が激しくなってテントに逃げ込みます。
急きょ登場「テルテル坊主
人力排水作業
午後から他に予定がある佐藤猛さん(T5)は、傘をさして単独運転を強行。この間「ハーバーシティ蘇我」の管理事務所には、「今日の運転会はありますか」の問合せが何時もより多く入ってきます。それだけ市民から期待される運転会になっているようです。
雨にも負けず/佐藤猛さん(T5)
結局午前中は運客が出来ず、昼食後雨の止むのを待って集合写真を撮りました。この日はメンバーの家族と4人の新メンバーの参加で、駐機場と自由走行線は大賑わいです。
運転開始の前に
運客一番列車は武田さんのN700の5両編成。雨の中運転開始を待っていたお客さまの笑顔を乗せて出発です。
吉岡さん(T5改8100)は、義弟とその子供さんを誘っての参加。吉岡さんの付きっきりの指導で、親子2人の機関士とライブファンが誕生しました。
一番列車出発/武田さん(N700)
運転士養成中/吉岡さん(T5改8100)
お嬢さんとテルテル坊主をつくってくれた大島さん(C62)は、ご両親とお嬢さんを連れて3世代での参加。お母様に聞くと「子供の頃から器用で何でも直してくれました/こんなに小さな機関車が人を乗せて走るのに驚きました」と息子の趣味に改めて敬意の眼差しでした。
お嬢さんを乗せて/大島さん(C62)
大田区から参加の新メンバー西本さん(C11)は奥様と参加。一緒にライブを楽しむ様子を年賀状にしたいとのことで、岸田が新しいカメラを預かって「笑顔のお二人」をパチリ。C11は梅小路機関車館に通って細部までこだわってつくったというだけにキャブ内は薄緑に塗られ、天井は板張りになっていました。そして現在はC62を組立中とのこと。奥様と一緒のライブ三昧に思わず拍手です。
奥様を乗せて/西本さん(C11)
先月組み立てたばかりのクラウスを持って初参加し、見事ボイラー検査に合格した台東区の近藤さん。今月は初走行に挑戦ですが、マニュアルを見ながらの火入れの様子に、大石さんと同じクラウスを持つ山田さんがアドバイスを開始。小さな機関車を囲んで3人の大人が覗き込む微笑ましい姿が見られましたが、トラバサーで本線に出る間に圧力が下がってしまい走行は失敗に…。圧力弁が低圧で作動してしまうことが原因のようです。
初走行をめざして/近藤さん(クラウス)
八王子の花上さん(EH200)も自作の機関車で初参加。時々京葉線を通過し、京葉臨海鉄道に向かう実機のブルーサンダーと顔合わせをしていました。
京葉線を背にして/花上さん(EH200)
というわけで、この日は浦安の青木(DD54)さんを加え、新メンバー4人と家族連れ4組が参加して賑やかな運転会となりました。
この日の運客は302名。午前中の雨にもかかわらず運転開始を待っていただいた市民に感謝です。