欧米の農業が強くなったのは、強くしたからであり、昔は強くなかった。
と言うか、強かったアメリカの農業を弱くしたのが、今の権力機構だった。(つまり東部のエスタブリッシュメントですね)
元々アメリカの経済は農業誘導型だった。それは「風と共に去りぬ」や「コールドマウンテン」を見るとちょっと分かると思うけど、農業が競争力があった。
南北戦争は、北側の勝利だが、それは南部=農業国家の敗北である。だが、こうなるとは当のアメリカを立国したフリーメーソンも勝てるとは思っていなかっただろう。何故なら、リンカーンは、本当にフリーメーソンにとっての好ましい意外性だったからだ。
まぁ細かい話は別の機会だが、今回は農業である。農業は、この北部勝利の結果勢力を弱める事となる。関税を導入したからだ。この時関税で守ったのは工業であった。坂の上の雲を見てほしいのだが、スペインとの戦闘の時にアメリカの工業力は、日本よりマシな程度で、当時先進であったイギリス・フランス・ドイツ・スイス・スウェーデンよりは大分劣った。この状況は第一次世界大戦で大分変わった。その結果アメリカは工業もマシになり、農業も軍需景気で盛り上がった。この時オーストラリアは、まだ未開の大地だった。
この頃アメリカの強力なライバルがアルゼンチンである。この辺は「母をたずねて三千里」のアニメを見てもらうと良いのだが、アルゼンチンは、この時農業先進国である一方で、実はアメリカに比肩する新興の工業国になろうとしていた。これは学校が教えたがらない内容である。それはワイマール共和国の実態とか、その時に発生した世界大恐慌とかの情報ははっきり言って「まるっきり嘘」である。
学校の社会が教える内容。特に政治・経済・世界近代史・日本近代史は、半分は嘘と思って間違いない。それは今の状況を見て分からないだろうか?今の状況はJBPRESSなどが伝えているのだが、戦前の様子に実に似ていると言っている。
それは実は経済の恐慌に興味を持っている私にとってもそうだと思える。日銀の白川総裁、FRB議長のベン・バーナンキと私は千問というか強い部分が同じである。それが恐慌論である。
それは置いておいて、
所が、このアルゼンチンは、第二次世界大戦の終り頃に、池上彰の嘘解説と全く違う様子を見せた。実はナチスドイツが悪いとは言わなかったのである。そしてナチスドイツの空軍の将軍の亡命を許した。その結果戦後の経済では嫌がらせを相当受けた。その結果、アルゼンチンは自国の内戦などの内向きとなった。(この辺はエヴィータなんか見るといいでしょう)
この農業で一応規模の強さを誇っていたアメリカだが、1970年代に色々進展があった。それがフィリピンでのボーローグ博士の緑の革命とソビエトの食料不足である。この2つでアメリカの穀物生産。特に小麦生産が注目された。そして、アメリカで「儲かる穀物」と言うビジネスモデルが生まれた。
この儲かる穀物と言うのは、実は、シカゴの商品取引所で取引される商品相場の商品と言うより、大幅な世界を動かす大きな力として儲かるものと変わって行った。それまでシカゴで取引されるものはコーヒーやカカオ、ジュートなどの製品と同じようなキワモノとしての商品だったが、この頃から正統なグロスで稼げる上に戦略性を持った商品として穀物の取引が石油に次ぐ大きな商品として考えられたのである。
この穀物で最初、この位置づけは、小麦で、その後、とうもろこしが戦略商品として立ち上がった。このとうもろこしの需要は畜産がメインだった。畜産は、実は一つ低い位置付けとして使われていた。先にも述べた戦略商品としての穀物となるには人が食わないといけない。そこでアメリカとヨーロッパのユダヤ=悪魔は、穀物メジャーを使ってアフリカの食料生産枯渇計画を立てた。
この頃WTOではなくGATTの頃だった。アメリカやヨーロッパは、人件費の低いアフリカの穀物の価格に勝てないので、競争力をつけるために政府の補助金で安くした。その一方で、例のごとくのユダヤの方法論=土地の所有権の収奪。と戦争を使って離農をさせた。
例えば黒柳徹子のユニセフ大使として活動し始めたのが、ちょうど、この頃だった。その時に被災難民として出て行った者が増えていた。この流れは1970年頃がピークであった事を報道するマスゴミは殆どない。故にマスゴミという。
またTF2(フランスの大きな放送局)の「食糧危機は作られる」と言う番組で、穀物メジャーに対する徹底した取材がある。実は、穀物メジャーへの取材は1970年代に2回起きた穀物メジャーがソビエトに大量の食料を輸出した事件があった。(1972年に起きたものは「大穀物泥棒事件」と言われた。当然売国奴マスゴミは伝えない)この頃に名前が出たのだが、これが穀物メジャー当時2位のコンチネンタルがソビエトのKGBの長官と親友だったり、カーギルがちょっと色々あって、取材した人が、居なくなってね…。まぁそんな感じ。
そんで暫くの間穀物メジャーの関連は消えていた、そんな中のTF2の「食糧危機は作られる」だった。
この内容は実にすさまじく、政府から抱き込み、土地を収奪したり、内戦などをやったりして、農地を荒廃させた。
1970年代はヨーロッパでは共産ゲリラの活動が活発だったがアフリカではヨーロッパがプロデュースした戦争で武器も売っていた。しかし今となっては御伽噺に近くなったがアフリカがヨーロッパ・アメリカと比肩する「穀物生産大国」だったのである。
TF2のレポートでは、アフリカの有効な穀物保存システムもその文化から徹底的に破壊した。その食料文化の破壊は、フランス=穀物メジャーの多くが出ている国が極めてよく成功している。フランスが宗主国だったアフリカのガーナ・コートジボアール・ベナンなどは自国で穀物を生産していたが、その文化をフランスによって破壊され、腹を減らしてもカカオやコーヒーを売らないと生活できなくされた。
ユダヤ=欧米のゲスの目的は、日本の農産文化を破壊することが目的なのである。実は、その好餌が虫獄である。それは後でおいおい話をするけど、前のブログにも書いている。
ユダヤの人を不幸にする仕掛けは1970年代にほぼ完了した。その頃には、アフリカには新たな「おふくろの味」が生まれた。それが「キガリ」である。とうもろこしの粉とお湯を混ぜて練ったものである。これは元々援助物資として送られた安い「穀物」のとうもろこしを食べる仕方の無い方法として食べたやり方だった。
このとうもろこしは「雑性強種(ハイブリッド)」の効果が極めて大きく、通常種の5倍、大きいものは8倍の収量を示すのである。この穀物は低コストで出来るので、補助金なしでもいけるかもしれないが、実は取れ高が安定しない。この辺は説明すると色々あるのだが、後で別のブログで説明します。
その結果、食料の生産が減ると価格がモロに上がるのである。その不作に乗って大きな被害が出たのが1980年代である。この時にライブエイドやUSAフォーアフリカが歌を出したが、これは穀物を買う金を供給しただけで当座の命を得たのだが、その後食料を消費する存在としてだけのアフリカ人がいる。彼らは食料を生産すると言う知恵も意識も能力もない。そして、アメリカよりも品酷なのに人件費の高いアメリカから穀物を買うのである。
何よりアメリカの、ヨーロッパの、ユダヤの悪だくみ、とうもろこしを人が食べるための主食として根付かせて、それを生産させないと言う事に成功した。分かるだろうか?
その一方のアメリカのユダヤの下郎が、穀物と名のある米を支配したがった。それがカリフォルニア米である。この米はユダヤのゲス外道の蛆虫がヨダレをたらすほどおいしいのである。当然馬鹿文科系大学出は知らない。馬鹿だから。低能だから。
実は米は自国ドメインの生産・消費の傾向が高い食料なのである。また相場があるのだが、世界流通量が世界生産量で割った貿易率(これは私が勝手に名づけたのだが)では、とうもろこし、小麦に比べると著しく低い。しかし、それ故に相場の変動は極めて相場の変動を招くのである。だがアメリカのカリフォルニア米はアジアではまだ高い。そこで補助金が効くのである。
だが1980年代のアフリカの飢餓問題でWTOはルールとして、補助金を使って生産した穀物を自由貿易産品として熱かってはいけない。つまり関税対象産品としてリストアップされている。
そこでTPPである。このTPPは米をターゲットにしている可能性が高い。分かっているだろう?米の相場の高騰は、商品作物のデータで残っている。私の持っているデータは戦後すぐの奴からある。だが、米の相場の高騰は相当なものだ。
今になって思えば枯葉剤のベトナムでの投入は、この米の生産破壊が目的であったのではないかと思えるほどである。いずれにしても、アメリカが日本の穀物生産を破壊しようとしている。もっと言おう。農家もそうだがタキイの種などの種メーカーも潰そうとしている。
これで分かるだろう。アメリカは、弱くなった穀物生産を強くする政策の後で強くなったから戦略製品として売っているのである。しかも有利に進めてきたにもかかわらず、ちょっとのハンディーができたら、今度はTPPに乗り換えて、また卑怯な方法論でやってきた。大体、最初アジアの一部の取り決めだったTPPがいつの間にかASEANの主要問題となっているように安倍の売国奴が吹聴するが、ASEANでさえTPPは過去のものとなっている。それよりも別の貿易協定に動いている。
今TPPを必須のようにほざいているのは、売国洗脳を受けた連中だけである。TPPは題名だけ、一体何なのかを問われると何か知らないが入らなければいけないとほざいている。だが、その中には一方的に日本が対応できない問題が山ほどある。それを頭から全く説明しないでやっている。これが安倍の売国奴宣言である。
TPPを進める前に何故WTOでは駄目なのか?安倍くんに聞いてみよう。何より、安倍の弱みをつくのは、これである。この事を分からないとか知らないとか、もしくは、それは違うというのならデータを揃えて私が見せよう。その時なんぞほざくなら、また腹の中が悪くなるようなデータをさらに持ってこよう!
良いか!馬鹿!経済音痴!私に喧嘩を売りたいならいつでも勝ってやる!しかし、その時は金融経済政策を含めてボッコボコだぞ!いくらでもぶっつぶしてやる!
少なくとも「美しい国を滅ぼす安倍」は幾らでも証明してやる!「美しい日本を薄汚くする安倍」これがキャッチフレーズだ!
まとめてバケモ野田も、その根底から叩き潰してやる!
この薄汚い売国奴め!お前は売国奴だ!安倍!売国奴安倍!
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