アレを見ていて、高橋是清の何が分かるのか?と思います。
第二回で高橋是清が国会で経済状態を説明するシーンがありますが、あれは実は高橋是清本人が語る声が残っています。
御存じない人が多いでしょう。馬鹿文科系大学出の経済学部出の糞カスも殆ど知らないでしょう。
但し、このブログでは何回も書いています。
この高橋是清は6つのステージがあります。
1)アメリカに行き、奴隷に売られるほどの憂き目にあった
2)学校出教鞭を執った
3)自ら経済の運営者となって大失敗をした
4)日露戦争の戦時公債をユダヤ人シフに大量に売った
5)関東大震災の後の震災債券に対する第一次世界大戦成金負債処理の問題
6)世界恐慌と連動した恐慌問題と軍事支出の大幅増の問題
でした。
私も詳しくはないほうだったと思うのですが、それまでの「地道」な「妄想」が功を奏して「昭和金融恐慌史」を半分読んで一発で「読まないでも後が分かる」状態になりまして、それで、その後はバンバン頭に入っていた奴を活用する知識のインフレーションが広まりました。
年に1回ぐらいですが、最近脳細胞が痛いので止めて貰いたいけど、何気なく見たものから始まる事もあって、もう止まりません。
1)のそれは、結構「狙われていた可能性」があります。
日本から来た人間はアメリカは「マーク」しているから、そうそう簡単にステータスの高い人間が奴隷になる可能性は私は低い。多分奴隷は「恫喝」で「高橋是清」は「フリーメーソン」に加入したのでしょう。
そうすると4)のユダヤ人シフとの関係も簡単に進んだ事でしょう。
私はかなり、この説には自身があります。
学校の教鞭に関しては、今までの幕末問題では色々出てきていたのですが、教鞭は「人脈」や「教育」を越えた「洗脳」もあった可能性もあり「フリーメーソンのメンバー紹介」の役割もあったと思います。
ドラマ中での「人脈も豊富」ってのは、実は「フリーメーソン」の関連が多かったからと思います。
そして3)ですが、これは実に面白い。
私の中で経済の英傑は3人居ます。高橋是清、ジョン・メイナード・ケインズそして斉の宰相:管仲夷吾。この3人は全く同じく、経済の理屈は立派で分析能力は高いが、その一方で、その学識を使って経済に入るのだけど、失敗してスッテンテンになるのです。
管仲には鮑叔牙と言う親友であり、パトロンが居たのだが、実はケインズ理論に近い事を管仲は2500年以上も前に実行していたのです。
知らないでしょうねぇ~。頭が悪くて見識の狭い馬鹿文科系大学出の経済学部の馬鹿野郎は。
因みにここまでは「序曲」です。
私が一番高橋是清についてコメントしたいのは、ここからです。
高橋是清が、大胆な行動を起こしたのは、ドラマでは「徹底的に概念的に流して誤魔化した」部分でして、この時、大問題がありました。
「お家さん」ってドラマがありましたね?小栗瞬主演で。あの「お家さん」の小栗瞬は金子直吉でした。
コイツは「史上最悪の恐喝野郎」でして、樟脳の取引で鈴木商店は名を上げるのですが、その時台湾銀行との関係があって、その台湾銀行は台湾を領土として管理するための特別銀行だったのです。
この特別銀行は日銀も同じです。つまり、この時期、日本は一国2特別銀行だったのです。
いやアメリカはもっと特別銀行があります。FRBは1個ではないのです。それをFOMCで話し合い合議で監理していますが、それを日本はしなかったって言うか、日本の特別銀行の扱い(これはNHK特集の「円の戦争」でもありましたが、香港・満州・中国銀行を捏造して勝手にジェームズ君のプリントごっこ紙幣印刷をやっていました)に呆れて、後にアメリカが採ったシステムでしょう。
また、この特別銀行的なものとしてはドイツ敗戦後のハイパーインフレは国とは関係無く通貨発行をする銀行が山と出たのです。当然、これをやったのはユダヤ・フリーメーソン・イギリス・フランスでした。
この様に学校は教えません。文部ぼろ儲け省は金に目の眩んだキチガイの集団です。
ですが、私の言う事は「ある意味極論」でも「嘘とも切り捨てられない」というものです。
さて金子直吉は、その特別銀行を自分達との取引量を増加させ「運命共同体」として「言う事を聞かせる」と言う「機関銀行化」を進めました。この辺も学校は教えないんでしょう?
だから普通課の授業は糞なんだよ。
その結果、駄目な経営を続ける2つの糞野郎と、その下の亡者の為に国庫は消耗しました。
抜本的な改革が必要なのに、小技的な支払いを糞馬鹿野郎の為だけに、延々と続けました。
これは実は1990年代の日本国政府と似たようなものでした。
そこで、宮沢さんみたいな「ブリッジバンクですよね?それしかありません」と言うような態度は馬鹿のカス下衆の低能の亡者の経済音痴の経団連の不動産の糞馬鹿野郎には全くなく「最低の状態を現状維持」していたのです。
それを止める為に一芝居打った。
それが「昭和金融恐慌」です。
まぁ例の如く「資金供給が枯渇している」と言う銀行に「国庫資産」を切り崩して、その手当てに当てると言う弥縫策が延々と続けられようとしたのですが、それを止める為に金曜日の昼に片岡尚直が「渡辺銀行への資金注入は成功で、破綻は回避できた」と言う連絡を「とうとう渡辺銀行が破綻しました」と間違え様のない事を言ってしまいました。
これは実は大蔵省、日銀、そして片岡尚直と高橋是清の陰謀でした。
その後原敬内閣は、その後の土日を使って取り付け騒ぎを抑える為の資金の手当てをしていたのですが、日銀・大蔵省とも完全に、これ以上の資金を出せないと言う無いようです。
その結果、日本の銀行は、それから休業をして業務を停止しました。
この後、内部監査が行われ、色々ありまして、金子直吉や松方系商店の第一次世界大戦時の不良債権を震災債券にもぐりこませた問題や、その他、不良債権の紛れ込みをしていたのを暴かれ、これ等を倒産処理させました。
これにより、思いつきで、事業を行い、失敗したら台湾銀行や十五銀行に鳴きつくヤクザそのものを公的機関から、排除したのです。
しかし、それは、似たような集り形態をしている中小企業を撫で斬りにしました。
それがテレビの中で出てきた中小企業の連鎖倒産の山でした。
実は、この頃の中小企業は全部がそうじゃないけど、基本的に技術も無ければ信頼もない、度胸と恫喝だけの、糞野郎の集まりでした。
そして、その時に、再びの高橋是清の登壇でした。
見ようによっては、高橋是清の政府による弥縫策を止めて抜本的経済対策を行う処理が、資金力の弱い中小企業の連鎖倒産となり、景気を悪化させたと言う事で、こっちでは立派に失敗でした。
そこで経済を活気付ける為の処理をしていました。しかし、これも上手くいっているのか?と言われれば、それは、短期的なものでした。
この時期の処理は2008年から2010年までの処理、そのものです。
同じ事をしていたのです。
でも、その時に、別の問題が発生しました。
それは、2010年に発生した問題と同じ様なものでした。
高橋是清の大量資金投入は、実は、その後インフレを起こす危険性がありました。
イギリスもアメリカも「金本位制」に強硬に移そうとしました。それは通貨価値を安定させる事が目的でしたが、それは大量発行した通貨の価値が下がる事「インフレ」が起きる前に処理をしたかったのです。
しかしそれは1931年ではヨーロッパではフランスの大量金現送要求でポンド建て金本位制は崩壊し、アメリカでは「ルーズベルト不況=資金供給が金の額面で止められた為」となり、その後、ニューディール政策が行われるのです。
高橋是清は、そんな中暗殺されました。
その後、日本は2個だった特別銀行を更に3つ増やし、馬鹿みたいな資金発行が、今度は「軍部」によって行われ、その結果、第二次世界大戦は、少なくとも日本では「円の戦争」だったのです。
実は、2.26事件の関係者は、中小企業や農民などの小規模経済主体だったりします。
彼等にとって、中小企業を圧迫し、財政が極めて健全化されていた財閥は問題無しで、それを財閥への優遇措置と採られ、そこで暗殺されたのです。
確かに政策は足らなかったけど、あのまま放って置いてどうなったか?と言うのは問題です。
実は日本の中小企業政策は、ずっと問題でした。それを過小評価したアメリカは、今の状態で、この状態では、延々と中小のベンチャーや起業がおきにくい状態となるでしょう。
また特権が基本の日本の経済問題は幕府の十組や二十四組問屋時代からの問題があって、今後、経済は中小企業を作らせない経済システムとなるのです。
少なくとも第二次世界大戦はそうでした。
アメリカは大規模国家事業としての戦争でケインズ理論を完成し、イギリスは、後で「英国病」と言われた「総公務員化」(ああ、ギリシアだけがそうだと言う馬鹿が多いですね。出て来いよ馬鹿!馬鹿文科系大学出!)で対処しました。
つまりドラマを見ていても、こんな内容は全く分かりません。
それで経世済民の男ですか?
頭悪過ぎません?
それとも「国民の洗脳」ですか?
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