朝5時おき、こんな朝飯を用意して・・・・
遠方の雪をかぶったお山を目指した。
友人が、事務局などやっていて、誘いに乗った。療養所(収容所?)のある県なのだ・・我が県は。
患者狩りのような、「無らい県運動」の戦前戦後の実態や、市井の人々の加担?など、興味のある、学びたいテーマの分科会に出た。
クラシックの殿堂のような立派な施設で・・・
パネルディスカッションは痛快な、腑に落ちる、たくさんの学びが出来た。
新薬の開発・隔離より、在野に暮らしながらの治療・・・と。はるか昔に舵を切った世界の医療と政府。
WHOなどの勧告がありながらも、間違った政策を続け、人々も偏見で助長し続けたこの国は、今F1で起きている事態の過去を見るようである。
これほど、従順・総玉砕・過去から学ばない国民に、あきれるばかりだな。
戦前は、保健警察のような行政が中心だったが、戦後は、まさに県・市町村・自治組織が先兵となって、魔女狩りのような事態を生んでいった(指導は国だが・・)ことは悲劇だ。
「村八分」・・・・ゲマインデ(地域共同体)がかなり崩壊した21世紀のこの国であるが、その悪しき紐帯は切れては居ないと思う。
ここらが、この分科会で知りたかった事で、学べた。
隔離政策を推奨する「らい予防法」の誤りを認め国が謝ったのは、世界から遅れること30ゆう余年後・・1996年の古くない話だ。
まだ、やっと春?の標高の高さだが・・・林は気に生る。
ハリギリやタラなど散見するも、群生でなければ採らない。
せっかくお山だし・・・帰り道なので、懐かしい「水場」を調査した。
セリやコゴミは待っていてくれたが・・・・
クレソンがたぶん昨年の嵐・豪雨でだと思うが、すべて流され、数本を見るのみだった。
また、新しいクレソン島を見つけなければならないな・・・・
ここらは、標高で800程度。
僕のウドの群生も、芽を出して、旨そうなお姿だった。
僕のわさび畑・・・・最近、ますます増えている。
な・・感じ。
午前中学び・・・・午後には山菜・・・・これ以上に無い休日であった・・ぞな。