シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

7月10日 出ました海へ

2010年07月12日 | 釣り
いよいよ来ました。どてっと丸一日浮ける天気予報。

久しぶりの日本海。でも、情報を追うという肝心なことがおろそかな自分。

いつもの同じ場所、定点観測的フィッシング。

今回は珍しく、3時半起床、現地6時半。

なんと、駐車場がラスト1台の滑り込みセーフ状態。南と違って高速料金が安くなる分、厳しくなってるよ。

すでに誰もいない中、支度して7時ジャストに出航。

海上はゴムボにカートップでいっぱい。人気バスポンドみたいな風景。

湾内の水面に小さいイワシらしき波紋。ぱちゃぱちゃとナブラ発生。

60gでもでかく思えるメタルジグ、群れのど真ん中にドストライク。で、沈黙・・。

ま、いいか。

湾外へ。

今回は防水の最新のフォーマに機種変更。海上ではどこでもしっかりアンテナが立ちます。

白状しますが、実は前の初期フォーマ、ドコモがフォーマ・プラスに変更するなど、開拓を放棄したため、この辺では陸地の近くや港の中は、ほぼ圏外でした。

修理に出していた魚探も帰って来たので、これで電気製品は万全だな・・。

と思ったら、車に積んだのは重いバッテリーのみ。

私の仕事は技術屋さん。皆さん期待してよろしい。



ぐだぐた前振りが長いのは釣れない証拠。

せめて一枚。日焼けとプリン。

昨年インチクで結構釣れた時はベイトが10cmを優に越えてたけれど、今のベイトは5cmほど。とっとと鯖のグリガチャに変更。
直前までメタルジグを通過させた場所で、鯖短冊を高速回収中にハマチが掛かる。
「さっきのジグ食えってばよう」



でかいルアーは分が悪そう。
手製インチクの上にジグサビキ。更に一番下のサビキに鯖短冊。
やっぱりだけど、サビキ+鯖が一番人気。
すぐ下にある手製インチク、ジグザグにサイドスピンしながら落ちて、個人的にはグッドだけど徹底無視。ほんの30cmの距離なのに鯖がバイトを譲らない・・。
「だからインチキを食えってばよう。ネタに協力しろよい」
いよいよやばいと思ってガシラのリリースをやめてキープしだす。



餌もなくなった後、インチクでは重いので一番小さいメタルジグに変えてしゃくる。
すると、一番上のサビキにちびアコウ。
「このジグは市販品。だからインチキではないってばよう」

なんだかへんに卑屈になるお久しぶりの海でした。



ここは、清掃協力費を払って誰でも楽しめる場所。
漁船がいない(釣れないから?)ので、ぎすぎすしない。
管理のおばちゃんから「またおいでや、帰り気ぃつけや」
と送ってもらえる場所でもあります。
そのせいか、つい考えるのが面倒になって、また来てしまう。
釣れる釣れないより、こんな場所があちこち増えるといいな。