風呂からあがって飯。
ビールのちハイボールドライ。
一人で来た人は端っこに集められて飯を食います。
若い4回生のお兄さんとお話しする。
就職を決めた後、なんと馬券で当てた金で、東から西へ一人旅。 自分もすればよかったと思うけど、肝心の金も博才もなかったな・・。
ナンパは彼女がいるのでしないとのこと。 旅の恥はかき捨てはもはや死語? もったいない。
翌日、7時。 バイキングのマーボ豆腐でマーボ丼。
さて行きますか。
美女平まで8時間とのこと。
15時には着くだろうと、年配のご夫婦に教えてもらいました。
コースの分岐。 メインルートは二時間半、点線で表現されているこの美松坂コースは、一時間半。
点線の美松坂コースで行く。
あっというまに原生林の中。 10m先が常にブラインド。 だだっ広い中、高原植物を眺めながらのイメージとずいぶん違う。
野生動物を観察する自動カメラに、手を振って通過。
何かの結構でかいうんこ。
何百メートルおきに、存在を誇示するかのように真ん中にドンとある。
昨日、ふもとで実物を見てしまったので、急に現実味が増してきた。
両手いっぱいの量の場合もあり、てらてらとミズミズしいのもありました。
いわゆるひとつのテリトリー?
クマ除けの鈴を鳴らし、ストックを大げさにカツン、カツンと岩について、喧嘩らしい経験もないおやじが、精一杯強がって見せる。
平日、人気なしのコース、コケで滑りやすい石とブラインド状態が1時間半・・・。
後ろで「ごぽっ」と音がして振り向き、今度は前で「じょばっ」と音がしてまた前を向く。
背中の2リッターのペットボトルの水音と解っていても、何回かやってしまう。
まったくもってチキンであります。
空はガスって更に霧雨。
ナーバスおやじが成長する。
残り2/3、景色がいいのかどうかは知らんけど、バス待ちが15分なのでバスを選択しました。
ケーブルカーであっという間に立山駅。
時間が余ったので、宇奈月温泉に移動。 トロッコ電車の人となりました。
猿飛の谷。
前は電車が開通したてで入れなかった、猿飛温泉。
源泉かけ流しだけど、未調整。 熱いのなんの。 長風呂したかったのに・・・。
歩き続ければ美女平についていた15時に、黒部峡谷の最上部に居て露天風呂であります。
地図で見ると結構立山に近いので変な感じ。
谷を渡る風が最高。
半額サービスの肉まん食いながら、熊のお勉強。
奥は宇奈月温泉へ、源泉を運ぶ配管。
右はサル専用の梯子。
宇奈月温泉のフィール宇奈月。
食事は朝飯だけに特化。 でも一人でこの部屋。 入湯税込みで7000円ちょっと。 得した気分。