チウと家族と一緒にうどん県に帰省。
アンコウではなく、ハムスターです。
恒例のわんこの散歩。
前は子犬だったレモンちゃん。 やっぱり人懐っこすぎて、番犬してませんでした。
休み初日は雨。 めいめい綾川イオンで映画。
ジュラシックバークを観ました。
任侠映画に例えると、
新興勢力が大頭し、ルールを無視してブイブイ言わせる。
街のチンピラどもも、一度は新興勢力に加担するものの、人を人とは思わぬ扱いに腹を立てる。
目が覚めたチンピラどもが、自分達の街を取り戻すため、立ち上がるが、新興勢力に歯が立たない。
そこへ、大親分が立ち上がり、大立ち回り。
しかし、劣勢でアワやというところで、生き残ったチンピラが助けに入り、戦いは互角に。
戦いの場所がマフィアの縄張りにもつれ込んだところで、マフィアの狙い澄ませた一撃。
新興勢力は滅び、大親分は、荒れた街を見下ろして、縄張宣言。
てな感じ?
収束どころか大いに話はとっちらかり、自由になった大親分とチンピラ。
彼らを軸に、続編に期待の結末でした。
翌日、天気は快晴。
四国は西赤石山であります。
ここは別子銅山という200年も続いた銅の採掘を中心とした街が栄え、消えていった場所。
廃墟探索もひっかけた山歩き。
現在地から、街の後を巡り、銅山越え、西赤石山のピストン。
原石の採掘から、コークスで溶かし、ある程度の純度の銅の塊まで仕上げる精錬所までが一つの山腹に張り付いています。
多くの方が働くため、役所、神社、醸造所、料亭、小学校、要人を迎えるホテルなど、「街」がごっそりありました。
歴史はなんと225年。
国鉄や電電公社も30数年。
松下や東芝も100年程度なんで、これはとんでもなく長い歴史をもつ産業だったのです。
木材や精錬所の金属は再利用できるので、恐らく持っていかれ、石垣だけが苔を纏って歴史を語っています。
複数の集落と味噌、醤油、酒まで調達できる、まさしく「街」
要人を迎える接待館、小学校、学校の先生宅まで。
要人向けの施設は、おしゃれな壁が残ってました。
生徒は300人ぐらい。子供だけでそれぐらいなので、この急斜面にどのようにそれだけの人が毎日を過ごしていたのか想像できない。
車はなく、せいぜい牛を使うぐらいなので、道幅はハイキング道程度。
これが有名なダイヤモンド水。
じっとしていると手の感覚がなくなるほどの冷たさ。
渓谷の岩。
銅分を含むせいか、岩が青い。
長い歴史の中で、精錬所や施設がどんどん最新のものに移り変わっていく。
その歴史を支えるだけの銅が取れ続けたという事実。
ドバミミズも心なしか青い?
ボーリング調査を繰り返し、新しい坑道が次々作られていきました。
こんな山の中に、「町」が。
200年にわたり、銅を採掘できた坑道。
いよいよ、街を離れて、稜線へ。
1600m前後の山をつなぐトレイルが続いています。
銅山越えに到着。1300mです。
ここから稜線歩き。
銅と関係ないと思ってましたが、南側だとクネクネの山中を3日掛かりなのに対して、北側、銅山越えを通ると海のある新居浜方面へ2日で行けるので、銅や食糧等の物資はこの峠を越えて、行き来してたとのこと。
使って牛の時代です。 行き倒れもよく出たので、その人達の墓標がありました。