シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

大杉谷渓谷をてくてく2

2015年09月22日 | 山歩き

七ツ釜滝からの下り。

ここからデジカメをスマホにチェンジ。

スマホは小屋では充電できないんで、初日はデジカメでした。

スマホ用バッテリーよりデジカメのほうが軽いからお勧め。

ちなみに、電波は下のダム湖を過ぎるまで届きませんでした。

行きはあまりじっくり見る余裕がなかった淵を重点的に見て歩く。

シシ淵の端から端まで。

お弁当。

大休憩の手持ち無沙汰解消に、食ってしまいました。

ここで9時過ぎ。

鳥のちまき。

味付けがやさしく旨し。

昼寝しようと思いましたが、じっとすると冷えてしまうので移動。

でも基本的に山奥で秘境というものの、標高は高くないので、動けば汗が噴き出ます。

桃の木山の家で標高600m、登山口で標高300m。

その間6kmを延々と急上昇、急降下し続けるイメージで服を考えたほうがいいです。

正直、前のみたらい渓谷のほうが涼しく快適でした。

橋を渡る風が最高。

ここで座って次の人が来るまで、休憩。

風を楽しむなら、まさしく今。

川まで降りれる川原。

皆ここで大休憩してお昼ご飯してました。

やっぱりここだったかなぁ。

谷を抜ける風が最高。

しばらく道の端で横になって風を楽しむ。

動いている間は、全区間、汗で水没したタオルを絞っては水をぐびぐび。

下りで2リットル飲みました。

汗かきな人は、登りで飲んだペットボトルすべてに、小屋で水を詰めておくことをお勧めします。

車に13時過ぎに着。 往復だいたい13km?

自分にはちょうどの山旅でした。 

車で降りる途中にあった滝。

中々落差があり立派な滝でした。

車で渡る吊り橋。

ゆっくり渡るとあちこち軋むのでちょっと怖い。

トイレついでに「清流茶屋」をのぞいて見ると、旨そうな料理が川を眺めながら食えるではないか。

下で川遊びもできます。

14時半だけど、鮎の塩焼き、鮎のフライの定食を注文。 

昼飯は9時で正解でした。

ノンアルとアテに鮎骨唐揚げ。 

ノンアルグビグビ、骨ボリボリ。

今度もここは寄り道だな・・・。

 

ここで雨が降り出す。 

どこまで登るか相談に乗ってくれた鈴鹿ナンバーのご夫婦も崩れる可能性ありと言ってました。 

へたに登って雨の中、鎖場を通過することにならなくて正解です。 ここでもホッ・・・。

ナイスアドバイスでありました。

小屋で奥伊勢フォレストピア宮川山荘の温泉割引券を貰ったので、露天風呂でゆったり。

16時までのんびり涼みながらニュースを見て、各地の渋滞情報をチェック。

四日市方面はすでに渋滞。高速でぐるっと大阪に帰るプランはアウチ。

どこかで宿泊して熊野灘方面の観光も少しは考えたけど、どこへ行っても帰りは渋滞の可能性大。

結局、来た道をたどって行きと全く同じ、3時間半で家に帰りました。

意外と快適なシルバーウィークの山旅でした。

 

 


大杉谷渓谷をてくてく1

2015年09月22日 | 山歩き

シルバーウィークでたぶんいっぱいかもと思いながら、桃の木山の家に電話すると、あっさりok。

車は登山口まで入れて駐車もたぶんoK。 んじゃあと、一泊3食で予約。

二度寝するわけにはいかないので、6時出発。

スマホのナビも、一発検索では高速利用で4時間半。 でも検索を途中で区切れば3時間半。

途中、全面通行止めと4トン以上通行止めのややこしい道も地元の人に聞きながらクリアして、3時間半で駐車場着。

あとせいぜい3台のところに無事駐車できました。

9時半から登る。

いたるところにこんな鎖場が出てきて、最初からさくさくいけない。

吊り橋は逆にホッとする。

鎖場から見る谷底が遠くなっていく。

ガタガタしてるので意識して足をあげる。 私のように上げているつもりで上がってない人は要注意。

躓いて、たたたっとなると、ひゅ~・・・。 ってことに。

千尋滝。

逆光で眩しい。

紅葉の頃は見事なんだろうな。

見る角度でそうなんだけど、崖のトップから水が溢れているように見える。

シシ淵。

ニコニコ滝が覗く。

大休憩スポット。 空気がヒンヤリして日向がお勧め。

下流側の淵が覗く。

小さい滝があり、温泉が混ざっているのか、ちょっとここだけ空気があったかい。

ニコニコ滝。 全景入らず。

滝や川ばっかり見てるけど、上を見上げると断崖絶壁。

どう工夫しても、縦にすべてが入らない。

ようやく桃の木山の家。

14時20分着。

たった6kmだけど、鎖場を含め、巻き道のアップダウンが多くて、休憩含めて5時間近くかかりました。

ネットの地図では、初日に行けるだけ行こうと思ってましたが、もう十分です。

ココが一夜のマイスペース。 富士登山小屋に比べると旅館であります。

自分はいびきをかくけど、耳栓はちゃんと装着して寝ます。

谷を眺めて、まずは一杯。

風が最高で、16時まで外のベンチで寝そべってました。

紅葉の時期のほうが人気らしいけど、外でゴロゴロしたい向きには、今でしょ。

風呂で汗を流して17時に飯。

後載せカツカレーに、ビール二杯目。

残ったビールのアテに、カレーを少しお代わりしました。

小屋のスタッフや来たことのある人にいろいろ聞く。

2つ上の堂倉滝まで往復5時間。帰り5時間なんで、6時半からだと16時半・・・。

私のペースではスタッフもあまりお勧めではないし、過去に来た事のあるご夫婦は、七ツ釜の滝までの往復がお勧めとのこと。

ま、周りが行くならいやでも行くけど、行かない人が周りにいると内心ホッとする。

水のペットボトルだけリュックに入れて、七ツ釜滝。 3段の中に青い淵。

日本百名瀑とのこと。

縦走で大台ケ原へ行かれる方とはここでお別れ。

神奈川や岡山から来た人は大台ケ原に車を止めて、昨日1000m下って小屋宿泊、今日1000m登りなおすとのこと。

タフというか、他に方法無し。個人の車で縦走すると、車の回収が一泊仕事になってしまうのです。

大台ケ原と大杉谷の間をピストンするバスかなんかあれば便利だけど、そうなると今度は混雑するんでしょうね。

不便だからマイペースで楽しめるともいえる。

鎖場が人で渋滞して数珠つなぎだと厳しいものがあります。

この次の光滝は40分なんで、往復1時間20分プラス・・。

やっぱりここで折り返す人が多いようです。

見残した光滝と堂倉滝は、林道に車を止めてアプローチもできるとのことで、また今度・・。