シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

石鎚山をてくてく1

2011年08月14日 | 山歩き

甥っ子、息子との海水浴を一日挟んで、5時半から石鎚山に向かう。

すべて地道の剣山と違って、かなりの部分が高速なので、実質2時間程度でロープウェイ乗り場へ。 8時の始発で上がる。

成就寺で朱印を貰って、いったん下って一番低い1300m付近に入り口の鳥居があります。

初めてなんで、休み休み行く。  試しの鎖は向こう側の下りも鎖で降りる必要があり、スルーしました。

谷を駆上がる風が最高。 ここは一人で登っては危ないとのことなので、高そうなカメラを持った人と休み休み前後しながら登る。

第一の鎖。 高学年の小学生を連れたお母さんに、「僕なんかでも大丈夫?」  と訊く。

「この子も普通に登ってますよ。 丁寧に登れば大丈夫。」

行かなしゃあないな・・・。 実際スルーすると、後で後悔しそうなので行く。 でも、性格が基本、雑なので心配。

わっかの中に、足を入れて上ります。

でも、トレッキングシューズがごつくて、土踏まずまでは到底入らないし、角度が合わないと更に浅くなってちと怖し。

祭りの地下足袋がたぶんベストマッチ。 こんど来るときは持ってこよっと。

肩で息をしながら、臨場感を出そうと乗り出したいけど、ちょっと無理。

ふと霧が晴れると絶景が広がります。

続いて第二の鎖。

今度はちょっと距離がある感じ。 変化に富んで、岩か鎖か足の掛け場所に悩みました。 一番印象に残ったかも。

肩で息しながら上を見ると、山のど真ん中に岩がむき出しの場所。

第三の鎖でした。 息を整えてる間に、後から来た人が取り付き、怖い怖いと言いながらグイグイいく。

ちょっと距離を置いて、自分も取り付く。

垂直に近いと、流石にしっかりした足場がいるので、△の大きな鎖があります。

距離はありましたが、比較的単調でした。

もやが晴れ、下から見上げた時の道が上手く入り、良い臨場感が出せました。

最後の鎖からすぐに頂上到着。

頂上の朱印を頂いた後、リュックを置いて、少し向こうのとんがりに行く。

自分的には、岩と鎖だけが視界の鎖場より、しっかりつかまるところのない斜めの空間のほうが怖い。

手をつきながら、恐る恐る岸壁から顔を出すと、 そこに 「人」  思わず 「ひぃぃっ」 であります。

「アンタ、何の気してんのよ。 脅かすんじゃないわよ」 なんでか、おねぇ言葉で悪態つきそうでした。 

ロッククライミング、ずっと下から上がるのではなく、上からいったん降りて始めるらしい。 それでも怖いわ・・。 

今、気づいたけど、ロープはどこ?  アンタ、遭難中?

一番上の灯篭?  高橋兼四朗 昭和50年10月 とありました。

来た道を帰る。 景色だけより人がいると、結構感じがつかめますね。

頂上にはメニュー豊富な食堂があり、宿坊もあります。

本日、空きあります。とのこと。


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