おはようさん。 期待を裏切り、今日も手ぶらで触るだけの迷惑親父をしてしまいました。
今日は避暑地として別荘が立ち並ぶ高級リゾート、アリタガシへ。
紅葉が見ごろ。
プロパンガスが精いっぱいぐらいの飛び地でも、ガス管は必ず来てます。
牧草の緑と紅葉の赤のコンビもなかなかgood。
ちっこい梨と名産のザクロ。
こんなところに住んでれば、視力は絶対良くなります。
谷の対岸に、箱庭付きの家。
何もないようで、とっても豊かに見えます。
逆に、色々身近にあっても、自分の自由にならなければ、ないのもいっしょ。
なるほどねぇ・・・。
10kvもしくは20kvの高圧線が、こんな感じでどんな飛び地にでも来ています。
村の中にトランスが数か所置いてあって、400v,200vに降圧して利用します。
柱は継ぎ足し、基礎はレールのコンクリート製枕木。
どんな手段を使おうとも、一定水準のインフラは保障する。
安全がどうだ、基準はこうだより、まずは使えるようにする。
公共を担う者の誇り、ポリシーが見えるワンショット。
地層の複雑な模様。
水平に沈殿・積層した後、地殻変動でS字、L字に曲げらてます。
北のハチマズと首都バクーを結ぶ巨大な送水渠。
手の形に見える奇妙な岩山の下、横一線に白くみえる線が、その送水渠です。
やると決めたら、やる。
北の都市、ハチマズ。
今後、ガス・石油等の資源に限りある産業に頼らず、金のあるうちに観光という資源に関係ないサービス業に力をいれています。
巨大プール、スキー場、ホテル、その他いろいろ。
建物がいたるところで建造中。
お昼は、真新しいレストラン。 グループ単位に個別の建物へ通されます。
チキンスープ、香草が効いて旨し。
いたるところ、大統領を讃える肖像画やモニュメントが建造中。
私らが用事があるのは、リゾートではなく、ちょっと先のこんなところ。
誰も人が付いていない馬。 こっちの動きに合わせてある程度の距離を保ってくれます。
このコンクリートは灌漑用の水路。 今は乾季なので水はちょろちょろ。
ある目印を探して、ロープで繫がれた牛の間をうろうろ。
赤い服でなくてよかった・・。
橋の下に釣り人。
ビニル袋にしっかり獲物をゲットしてました。
気分は完全に、スタンバイミー。
帰り、地平線を堪能する。
3分眺めると、寝てしまいます。
運転手には、ひたすら拷問。
夜はロシア料理に連れて行ってもらいました。
おいしかったけど、名前覚えてるのは、ウォトカのみ・・・。
基本、学校等の教育はロシア語。 昔はアゼルバイジャン語。
技術的な応援その他は、トルコ人が派遣されたりする。
ホテル・飲食街・運転手等、観光客相手の商売では、英語。
つまり、ここの住民のほとんどはバイリンガル。
片言程度なら、4カ国語を使える人は、ざらにいるのであります。
諸外国と陸続き、ソ連の一部だった歴史的背景・・・。
いやおうなしの部分もありますが、もし自分がこの国に生まれたのなら、何をして生きてるだろうか。
島国育ちで海外はせいぜい新婚旅行の自分では、想像すらできませんでした。
アゼルバイジャン、不思議な国ですね。
会社で向かいに座ってる奴はアルメニア出身です。
西部の飛び地3箇所にも、ほんとは用が関係あるんですが、車で一泊以上が必要なのと、たまに銃弾が飛んでくる可能性があるそうなので、パスさせて頂きました。
同僚の方にはよろしくお伝えください。