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魚探の振動子について

2008年08月23日 | カヤック・艤装
魚探の振動子の固定


前の魚探は、トライファインダー2と言う、真下、右、左の魚を検知するスグレモノ。トローリングで左右斜め30度下の魚を探知して、進行方向を修正し、魚の群れにルアーをぶつけるワザものでありました。
真下は魚さんマークに水深の数字、右や左は、RとLの記号がそれに付きます。

前のFRPカヤックに、なんで選んだかと言うと、カヤックの真横のどてっぱらに、吸盤でぴとっと付ける。
すると、前斜め下の反応がR記号、後ろ斜め下の反応がL記号となって出てくるのです。どんどん漕いで魚を探すのではなく、このへんで、と決めたところでクルリと一回転して、水中のロープとかが近くにないか確認するのです。最近はややこしいところは避けてるのであまり意味はないですが。(後継機にこの機能はなし)

新しいカヤックでは、入れ歯グリップを知らず、カヤックの底にコーキングで止めてしまった為、本体もカヤックの中に入れっぱなしでした。
7月始め、いよいよ熱にやられたらしく、魚探が壊れました。
遠征前に修理にだすと、型式古く、後継機を買うハメに・・。
やむなく田舎に送ってもらって、艤装なしで現地入り。

遠征では、いちいち水中に手を入れて端子を真下に向けて確認してました。
感度良好。手を離すと斜めになって、水深がドンと増える。
手を離しても、漕いでいても、そのまま、真下向いてくれれば言うことなしでした。
前の探知機では、船底の場合、直接外付けより、ロープ等の検知能力が大きく劣り、魚のマーク数も明らかに減っているのが気になってます。

と言うことで作りました。

フロート式魚群探知端子位置固定装置、名づけて「ダルマペット」

長手方向に丸いペットボトルを反割りして、浮き用緩衝材、端子を入れてテープで巻いただけ。
密封せずに水を入り放題にして、半沈させると、緩衝材で前後方向水平に浮きます。軸方向は、ダルマの原理でほぼ真下に端子が向きます。

端子はカヤックの外の水面に転がします。
ペットボトルなので、移動中、カヤックのサイドに当っても音は気にならないでしょう。
本体については、足漕ぎなので、両サイドしか空いていません。
良いのが掛かって、低い位置でロッドを回さざるを得ないときに、強くぶつかるので、固定しないで置くだけが私なりの正解です。

加工に制限のあるFRPカヤックや、私のように、裏返して車載する為、艤装は全部取り外すことになる人にも最適です。

個人的にはお勧めできませんが、空気カヤックでは、これしか方法がないかも知れません。

安い、ただ水中に下ろす簡易タイプは、そのままでは漕ぐと斜めになびいてしまって、はるか斜め後ろしか写りませんが、この方法で浮かすと、移動しながらも真下を見れます。

ごっそり一式外せるので、他のカヤックや、釣り船に移動しても使えます。
どうぞの一声で、仕掛けと一緒にほりこんで使うのもありでしょう。

簡単なので、一度、作ってみてはどうでしょうか。



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2 コメント

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Unknown (kamo)
2008-08-23 21:28:36
これ、すごいです。ボトムに貼り付けてますが感度が悪いみたい。 感度差がどれくらいか一度やってみます。しかし、ご自宅内でいろいろと・・・カヤックおたくですね。自分もですが・・・・
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Unknown (outback)
2008-08-23 22:54:42
コーキングで固めたのは、大失敗でした。
船と違って、車載するカヤック内は、相当温度が上がってしまいます。
スパンカーの取り付けとか、準備に時間掛かるので、何か一つでも、「取り付け」「取り外し」を省きたかったのです。
後、微動がどう影響するかは、現場で確認です。
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