アゼルバイジャン到着。
北海道ぐらいで、東の海はカスピ海。
カスピ海は外海と繋がっておらず、水面の高さは流入と蒸発のバランスによって保たれています。 首都バクーの海抜はマイナス20m。 外海とカスピ海をトンネルで繋げたりすると、はるか海底に沈んでしまうのであります。
夏は乾季で乾燥するので日陰は涼しく、冬は雨季で湿度が80%もある。インフルエンザには辛い国。
台風はないらしいけど、冬の風は凄まじく、首都バクーには、風の街の意味があるとのこと。
訪れた時期の気候は日本とほぼいっしょ。
ほんとに過ごし易い。
バクー空港。
空港から都心に行くまでの間、高級マンションが乱立する。
完成したものも、ほとんど人が入っていない。 カーテンや干し物等が見えず、生活臭がゼロの棟がいっぱいある。
人口増加がわずか1.2%。 高額で不便な郊外に行くという選択肢はないだろうから、まず今後も入らないでしょう。 内装は入居者が工事するルールらしく、箱だけ投資して呑気に待っているとしか考えられない・・・。返済等の金融ルールが1割の裕福層の間ではゆるゆるなのかもしれません。
そこのところは、現地スタッフに訊いても首をかしげるばかりでした。
内装・電装、すべて業者負担でやってしまい、借金返済もきゅうきゅうの日本じゃ、まず建設業者のリサーチ段階で白紙になる物件多し。
何かの博物館。 芝生・花壇をいたるところで作り、水やり等で人が働いてます。
大きな雇用はいたるところで進行している建設のほか、ガス、石油等の企業が多数入り込んで作り出している様子。
打ち合わせ後、現地スタッフに連れられて、晩飯はカバブ料理。
カバブは焼くという意味。 シシカバブというでっかい肉の塊を焼きながら削ぎ取るイメージしかなかったのですが、炉畑焼って解釈したほうが正しいみたいです。
獅子唐とトマトのカバブ。 ザクロはこちらの代表的果実で、これはサラダに混ぜて食べます。
代表的な肉は、羊。
つくねは羊臭さが癖になりそうです。
塩加減はベスト。 塩のみだけど、それ以外は要らない。
鶏とジャガイモのカバブ。
ヒンカリと言う肉まん。
熱いうちに、ケチャップ系のピリ辛ソースで頂く。
羊の肉汁がたっぷり出てくる。 好きな人は好きっていう味。
大きいのをフォークとナイフで食うんで、肉汁、皿に全部出ちゃうんですが・・・。
現地スタッフが何気なく、世界的発明をしてました。
ウォッカのお湯割り・・・。
ウォッカの甘さ、香りが存分に楽しめて、アルコール度数はご自由に・・・。であります。
元が40度と濃いので、お湯で5倍の薄めると8度。 チューハイ程度なんですね。
濃くするとヌルくて香りに乏しくなる焼酎より、より香り高いアツアツが楽しめるのでありますよ。
日本で宣伝すると、どっと広がると思います。
羊のリブのカバブ。
コンセントが事前情報ではBタイプ。 実際はCでした。
入ることは入るけど、微妙に長さが足りず、アウチ。
同行者に予備のCを借りて無事充電可能になりました。
ほっとしたついでに、コンビニでアイス。
食に関しては、羊が牛より好きなぐらいなので不自由なさそうたけど、移動はほぼ車。
帰国後、体重ヤバそうな滑り出しでありました。