毎年1つずつこなすことにしている四国の山々。
剣山、石鎚山、東赤石山、西赤石山(別子銅山)と来て、また剣山。
昨年の別子銅山も面白かったけど、出会った人は私みたいな単独のおじさん一人と、下のエリアで4人一組だけ。
単独行なんで、あまり人のいない山は少し恐いし、山頂独り占めもあんまり楽しいものでもない。
俗化しているという人もいるけれど、家族連れなど、ある程度賑わっている山がやっぱり好き。
高速使って2時間半。
8時現地着。
ん? 前回みたいなクーラーキンキンな空気でもないな・・・。
トイレで爆弾投下して、いざ。
登山口は神社の境内に入った先。
いきなり足に洗礼の階段。 ううっ。
休み休み、ストックで体重を前に分散して足は足の重さを引き上げるだけ。
モモ上げ的な動作はほぼなしにして登っていく。
約1時間で、リフトの上の駅。
尾根道40分で頂上。
オチビなクワガタ。
道で踏まれそうなので、脇にどけます。
草の上まで手を差し出すと、急に脱力してポロッと落ちてどこに落ちたかわからなくなる。
ちっこいのにめっちゃ賢い。
2回目なので、ペース的に先を急ごうと言う焦りもなし。
花はすべて一回は写真に収めたいので、きょろきょろ行く。
また、道にオチビのクワガタ。
相当な密度でいるのかも。
こいつも、ガシッと掴んだ足を草の上まで手を差し出した瞬間に、フッと脱力。
見事に消えていきました。
賢いわぁ・・・。
でも、道の真ん中にいる時点で、やっぱりアホなのか。
アップで見ると、カッコいい戦闘的な面構えのメス。
上のヒュッテで21℃。
汗はかくけど、、止まれば丁度。
前回、無線のおじさんが旨そうに食ってたおでん。
ようやくありつけました。
コンニャクは細かい空間があり、出汁をたんまりストックしてます。
出汁がじゅわっの銘品でありました。
ヒュッテから少しで頂上。
一の森へ向かう家族連れ。
自分よりへばってる若い人を見て元気になったり、子供をなだめすかしながらも登る、まとまりの良い家族を見て、ちょっと羨ましく思う自分を自覚するのも、山の一部なのであります。
名前と裏腹に優しい剣山の頂上。