空海の自伝映画。面白かったです。
空海の生涯は伝説であったり、よく分かってない部分も多いわけで、それを承知の上なら物語として楽しめるんじゃないかと。
満濃池の下りはすげー脳筋で笑っちゃった。「昼夜問わず100日と思え!」とかw
けっこうポップな作りになってんすかね。三時間の割には見易く出来てると思う。
桓武ー平城ー嵯峨天皇と、当時の平安の事情も説明してくれて親切設計。
鳴くよウグイス平安京の時代。何で遷都したのかとか、薬子の変とか、この時代のことよく知らない人には勉強にもなる。恥ずかしながら俺はこの映画見て初めて知ったこと多かったです。
遣唐船の実物や中国ロケも凝った演出。
嵯峨天皇×空海×橘逸勢の三筆トリオ。この組み合わせはもっと見たかった。この三人を主軸にしても良かったのでは?
元々は勝新太郎さんが主演予定だったらしいですが、そのバージョンも気になりますね。とんでもない怪僧を演じそうw
まぁ、北大路欣也さんという落ち着くべき所に落ち着いたかなと。これも弘法大師の導きか。
最後はお遍路好きには嬉しいラスト。俺も何気に元お遍路ですから。もう10年前の話ですが……
前回は88ヶ所はコンプリートしましたが高野山は時間の都合で行けず……それがずっと心残りだった。
この映画見たのもなんかの縁のような気するな。本当に近々行こうと思ってんですよ。
そしたらこのブログで実況しようと思ってます。楽しみに待っててくださいw
では、また。