人のためにできる事

「こういう話に弱いんだよな～」と思ったのが、2011年公開の映画“天国からのエール”。
だいぶ前にテレビで放送されたのを録画してあって、最近やっと観る事ができました。

主演は阿部寛で、沖縄を舞台にした実話をもとにした物語。

小さな弁当屋を営んでいる主人公が、地元の高校生がバンドの練習ができる場所がなくて困っているのを知り、
自宅のガレージを手作りでスタジオに改装して、プロを目指す高校生たちに無料で開放します。

しかしバンドがようやく軌道に乗りかけた頃、彼は癌に侵され・・・というお話。
話の展開が読める割には、最後はやっぱり泣いてしまいましたね！

実話っていうのがポイントだと思うんですが、「こういう生き方もありかも？」って思わせてくれる映画でもありました。

映画の主人公には、かつてプロのミュージシャンを目指して東京へ行き、夢破れて自殺してしまった友達を「助けてあげられなかった」という想いがあるんですが、
そういう「人のために生きる」というか、「誰かの夢を叶える事が生きがい」という生き方。

自分が成し遂げられなかった夢を、誰かに託すのも悪くないかも？
今更ながら「自分にできる事はないか？」、自問自答する40代最後の年の始めです・・・。

Shin

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=jP98D0LeWs4