慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

必要とされる妄想

2014年01月25日 10時57分05秒 | ドラマ

冬の連続ドラマが今月からスタートしてますが、やけに"刑事もの"と"医療もの”が多くないですか?
それなりに視聴率が獲れるっていう事なのかもしれませんが、これだけ多いと観る方としてはちょっとね~

という訳で、ボクが今ハマっているのがNHKの“紙の月”。
原作は映画化もされた“八日目の蝉”で有名な角田光代さんの小説で、勤め先の銀行から1億円を横領して海外逃亡するという主婦のお話。

主演の原田知世さん、良いですね!
いつもの“癒し系”なイメージとはまったく違って、若い男との不倫の末に犯罪に手を染めてしまうというシリアスな役どころを見事に演じています。

表向きだけ見ると若い男に入れあげて貢いでしまったっていう事になるんですが、実はそこには深~い心理があって、
誰かに必要とされる存在でありたい」という知世さんの気持ちが、せつないまでに伝わってきます。

でもこれって、女性に限った事じゃないですよね?

男も仕事をしていればこそ、会社家族から必要とされているという意識を持てているんだと思いますが、
定年退職したおじさん居場所がないというのは、よく聞かれる事ですから。

もし、無条件に自分を必要としてくれる知世さんみたいな人がいたら・・・地の果てまでもお供します!

Shin

http://www.youtube.com/watch?v=NZe-0uVviTg&feature=player_detailpage