お騒がせ大統領の本領発揮か・・・
トランプ大統領がネタニヤフ首相と会談 “米国がガザ地区所有”の考え示す
「アメリカがガザを所有する」「住民全員の移住」考え示す トランプ大統領の“狙い”は?
ビジネス上の駆け引きに似たものとも思われ、どこまで真に受けて良いのか解らないが、額面通り受け止めればアメリカ入植時のやり方に近い気がする。
イギリスからの移住白人達が北アメリカ大陸で行った「開拓」という名の搾取。
先住民との領土問題が起こり、そこで居留区を設ける一方的な条約。
しかし、増え続ける入植者の前に白人側は、圧倒的な武力をもって原住民部族に土地の割譲を迫り、原住民部族はわずかな年金と引き換えに条約を結ばざるを得なかったとのことです。
今回は、イスラエルに町を破壊させ、あたかも再建に協力するように見せて介入する。
先住者の居留区は周辺諸国に丸投げし、不動産親父丸出しの街再建計画を打ち出す。
トランプ氏のいう『偉大なアメリカ』とはいったい何時のアメリカを指しているのでしょうか。
17世紀に戻って入植しようとしているのだとすれば、時代錯誤もはなはだしいと云えるでしょう。
「アメリカンファースト」なら賛同はできないが理解はできる(私は51:49の枝村大使の考え方が好きです)。
しかしここまでになると、「アメリカを取り戻す=世界観が退化する」としか思えない。
これもある種の「原理主義」なのでしょうか。
石破総理がトランプ大統領と会談するそうです。
世襲議員でない強みはくだらない柵がないこと。(国会議員としての柵が無いと云うことです)
ゴルフなんかしなくて良いから、安易な「YES」を乱発しないようにして欲しい。
暴走するアメリカとの距離感を間違えないで欲しいと思うばかりです。