裁判のニュースで「えっ!」と思うものがありました。
首相官邸で“お茶出し”を巡って傷害事件が発生 裁判で明らかになった両者の言い分
「官邸でのお茶出し」ですか・・・。
『お茶を出すタイミングが遅れたことと、お茶が薄かったこと』がトラブルの原因だとか・・・。
おそらく、これは引き金になっただけのことで、普段から蓄積したものがあったのでしょう。
しかし、お茶のタイミングと濃さが引き金になりうると云うことは、『お茶出し』は相当プレッシャーのかかる仕事なのかも知れません。
お客さんに出すのなら兎も角、閣議に参加する身内に出すだけだから・・・とも思うのですが、そこはそれ、今の官邸と事務官の力関係を物語るニュースと感じました。
政治家と事務官の関係だけではなく、仲間であるはずの事務官同士の摩擦は、「職場の殺伐とした雰囲気」が起因しているのではないかと勘ぐってしまいます。
内閣官房コロナ室の残業問題を見ても、政治家の勤労者に対する対し方には『大きな誤解』が有るのではないかと危惧します。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6041bf88c5b6429d083251c8
仕事ができる人が、しっかり判断して仕事をすれば、コロナでの迷走も防げたのではないか・・・。
内閣人事局をはじめとする、安倍政権で構築された「事務方の人事への政治介入」が、事務次官を頂点とする一般職国家公務員の『仕事内容を取捨選択』する能力を奪ってしまった気がして成りません。