先日「東日本大震災10周年追悼式」が執り行われました。
そこでの天皇陛下のおことばと菅首相の式辞を読んでみました。
陛下も総理も、哀悼の意を示すとともに、復興への尽力に敬意を表していました。
しかし、復興に対する評価には若干の違いを感じました。
総理は、地震・津波被災地域は『復興の総仕上げの段階に入っています』とし、原発事故によって被害を受けた被災地域では、『復興・再生に向けた動きも着実に進んでいます』とまとめました。
その立場もあるのでしょうが復興対策の成果を前面に表し、今後の課題と決意を示しました。
陛下は、復興は道半ばであることを強調されており、先月の地震についても、
『この地震は東日本大震災の余震と考えられており、このことからも、震災を過去のこととしてではなく、現在も続いていることとして捉えていく必要があると感じます。』
と東日本大震災は今尚続いているというお考えを示されました。
私は直接の被害を受けなかったのですが、陛下の『震災を過去のこととしてではなく、現在も続いていることとして捉えていく』というフレーズが心に残りました。
私にできることは、被災地に出向き、特産物を食することぐらいです。
早く、コロナが落ち着くことを願って成りません。
おまけ・・・
この災害で、改めて『台湾』に好感を持ちました。
同じ日本統治下にあった地域ですが、どうして他の所と印象が違うのでしょうか。学生時代からそう思っていました。
「猫、ネコ好きを知る」ということなのでしょうか?
東日本大震災での「台湾からの支援」が圧倒的だった2つの理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f7f1591ba42332f9f08a3491e79dcac9919a163?page=1