自民党議員アンケート結果が公表されました。
アンケートとは何か・・・?
よくアンケートを採りたがる人が居ますが、アンケートは「意図を持って実施」すべきものと理解しています。
今回のアンケートは、何を意図としたのでしょうか。『実態把握』でしょうか。
でも、実態はすでに明白で、公金を含めた活動資金は「好き勝手に使える金」と位置づけられ、公表しづらい時には「使途不明」で使える便利なものという認識でしょう。
身内の実態なんか解っているのだから、このアンケート項目は茶番でしかないと云えそうです。
『実態は解っているが国民に知らせて良い金額を書き込んで下さい』ということでしょうか。
この結果を踏まえてどうしようというのでしょうか。
盗人(この言い方がキツいようでしたら「金銭管理能力が欠如した人」でもいいです)に『お金の管理をきちんとするための制度を作れ』というのが無理だと思います。
『マスコミ各社連名のアンケート(公表を前提とした)』を国会議員全員に実施し、選挙区も含めた一覧表にして発表したらどうだろうか。
報道機関がアンケート項目一つ一つに調査理由をつけた『弊社が考えたアンケート原案』を公表するとイイと思うのだけど、自民党アンケートについての批判しかしないのは残念です。
選挙民も、「地元の祭りに来て挨拶した」などと云うことを『地元のために動いてくれる』などと勘違いしない方が良い。
それは「票のために動いてくれる」ということでしかないのだから。
国会議員の地元は一地方ではなく日本国なのだから。
地元の実態は知事や地方の首長がレポートにまとめて国会議員に送れば良いことではないだろうか。
全部改めろとは云わないが、金がかかるから「収入を増やす」事ばかり考えず、『支出を減らす』事を考えても良いのではないだろうか。
話が逸れたが、アンケート結果を見てから今後の対策を練るのではなく、Aと出たら対策『1』、Bと出たら対策『2』と次の政策に繋がる意図を持ったアンケートを実施してほしいものです。
このアンケート結果を受けて自民党がなんと言い出すのかが見物です。