最近のニュースで不思議に感じたことがありました。
あまり興味ないのですが、あまりにもTVで取り上げるので目に入りました。
それは自民党総裁選です。(誰がなるかではなく、なった人が何をやるかには興味があります)
通常の選挙では与党は実績を評価し、野党は政権の至らない点を指摘する。
有権者はその双方を天秤にかけ、判断する・・・というのが当たり前だと思うのですが、党代表選挙は違うようです。(もっとも、最近は政の是非ではなく犯罪者か否かの議論みたいですが・・・)
不思議に思ったのは、そこで、現政権が行ってきたことに対する批判が飛び交っているように聞こえることです。(政権与党内の選挙なので仕方がないのかもしれませんが・・・)
(参考資料 情報BOX:自民総裁選、各候補者の政策一覧)
しかし、皆さんが言っていること(公約?)を今まで議論していたニュースは記憶にありません。
総裁になったら本当にやれるのでしょうか?
選択的夫婦別姓など、主張していたのは野党だったと思います。
野党のパクリ???
権力の座に就くためには、何でもありなのですね。
各候補に共通していたのは『憲法改正』です。これは自民党の党是ですね。
「憲法」を調べてみると、
憲法は、国民の権利・自由を守るために、国がやってはいけないこと(またはやるべきこと)について国民が定めた決まり(最高法規)です。
とありました。
権力を持っている側が「憲法改正」を声高に叫ぶことに少し違和感があります。
「憲法改正」については、
①衆議院では100人以上、参議院では50人以上の賛成で原案提出
②両院の本会議で総議員の3分の2以上の賛成で可決されると、憲法改正案として国会が発議
③発議された憲法改正案は、60日から180日以内に国民投票にかけます。投票権者は18歳以上の日本国民であり、改正案ごとに一人一票投票できる。
④改正案に対する賛成が投票総数の過半数を占めた場合、国民から承認されたことになります。
と手続きは決まっています。
「改正する内容」ではなく「兎に角改正したい」的に映ってしまいます。
そういえば、こんなニュースもありました。
「義理も人情もねえ」三原じゅん子氏“恩人”裏切る「進次郎氏支援」の“変わり身”に猛批判…岸田首相にも見せていた“無礼発言”
兵庫県のごたごたも含めて、政治家って「厚顔無恥」でなくては勤まらない職業なのかと思ってしまいました。