イスラエルとハマスがガザ地区の停戦で合意 19日に発効 というニュースが報じられています。
中東の事情は複雑で、遠い日本のましてや素人の私には知らないことが多すぎます。
それでも、もっと早い段階で停戦できたのではないかと思ってしまう。
そして、イスラエル人とパレスチナ人の犠牲者の比率があまりにも違いすぎる(およそ1:33)ことを考えると、イスラエルがやり過ぎたという感じを受けます。
何万人もの非戦闘員のパレスチナ人が何のために命を奪われなくてはならなかったのか全くわからない。
アメリカもイスラエルも〔ハマス=パレスチナ人〕と考えているのだろうか?
確かに2004年のパレスチナ地方議会選挙や2006年のパレスチナ評議会選挙で、ハマスが指示された事実はあるのだけれど・・・。
どちらも相手憎しだろうが、実力行使を長引かせたのは好戦国アメリカの偏った立ち位置だったのではないだろうか。
だとすると、今回の停戦合意に関するバイデン・トランプ両氏の発言は、誤解されることを覚悟の上でいえば、小火に油を注いでから消化した様な気がしてならない。
停戦報道は今後も注目していきたいが、ハマスの過激な行動が起きた原因が何なのかを知りたい。
『過去を知らないで、現在を知ることはできない。』
これはヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの言葉です。
双方の視点から過去を振り返ることで、より今を知りたい。
そこに「大国」と呼ばれる国々がどのように関わっていたのか、少し勉強してみようと思いました。