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退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

東京五輪の因果

2021年02月17日 05時25分40秒 | ニュースより


島根県知事が、聖火リレーの中止を検討しているというニュースがありました。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6385308

丸山達也知事の不満は理解できます。

 

 


年が明け、2月になっても緊急事態宣言が続く状況に、東京五輪中止に風向きが変わってきつつある気がします。

日中戦争により中止になった1940年「東京五輪」といい、東京には逆風が吹くのでしょうか。

 

 


「呪われているのか」 東京オリンピック「招致4人衆」去る
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0d756429d489abbc402ecc5d0788f76ece81f9f

 

 


そういえば、今回の東京五輪開催には様々な難問がありました。

これを機に思い出せる範囲で振り返ってみたいと思いました。(時系列は無視しています)

 


旧エンブレム盗作問題

https://blog.goo.ne.jp/imssr_media_2015/e/4686c0d88ef4050020f17618fc618a1e

国立競技場デザイン問題
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E7%AB%B6%E6%8A%80%E5%A0%B4%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E3%82%92%E5%B7%A1%E3%82%8B%E7%B5%8C%E7%B7%AF
https://www.10plus1.jp/monthly/2015/10/issue-01.php

 

予算オーバー問題https://president.jp/articles/-/20806

 

JOC会長不正招致問題https://jp.reuters.com/article/joc-scandal-idJPKCN1TM06L

 

首相「コントロールされている」嘘つき問題https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20130908-00027937/

 

会長女性蔑視発言問題https://www.tokyo-np.co.jp/article/85567/1/

 

都知事不正献金問題https://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-10/2013121001_04_1.html

 

真夏開催時期問題https://jp.reuters.com/article/summer-olympics-tokyo-idJPKBN1KK09D

 

トライアスロン東京湾水質汚染問題https://blog.goo.ne.jp/imssr_media_2015/e/b2748506ddacc05b345d4c91aad10ed8

 

コロナによる開催延期問題https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/32725.html

 

コロナ終息の目処が立たず国民の開催意欲低下の問題https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210113/k10012810061000.html

 

五輪選手村都有地格安売却問題https://www.min-iren.gr.jp/?p=38119

 

 

 


多の開催地には、こんなにもネガティブなニュースがつきまとうものなのだろうか?

 


 本当に「呪われているのか」と言いたくなる五輪です。

 

 

 


気になるNHK

2021年02月15日 02時58分30秒 | ニュースより

 


有馬嘉男キャスター「ニュースウオッチ9」卒業 3月いっぱいで、和久田麻由子アナが看板にhttps://news.yahoo.co.jp/articles/74732463c27c44c9385cc4434292204df354ccef

 


でも、こんなとらえ方をしている人もいました。

NHKの有馬嘉男キャスター降板報道。国谷裕子キャスターと同じく「菅氏に切り込んだ」から!?https://news.yahoo.co.jp/articles/495faea989ebebc5dea94981071ef2505223d68e?page=1


相澤氏のような見方は『穿った見方』とは思えない。

 


真実が何処にあるのかは別として、これは伝える側や読み手の心がひねくれているのではなく、「そのように見られてしまう過去があった」ことが一番の原因ではないだろうか。


安部元首相や管首相、森元会長らに風当たりが強いのも『身から出たサビ』と云えるのではないか。

 

 

 

一般のニュースでは扱われない切り口です・・・隠された真実は有るのだろうか。


相澤冬樹氏は、元NHK社会部記者という経歴からも解るように、NHKを知り尽くした方です。


『安部官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』と言う著書を読んだことがあります。

政権のスキャンダルに真正面から取り組む姿勢が垣間見られました。

 


安倍政権の政策を踏襲すると言い切った菅総理。

 

国営放送に政権側の圧力がまかり通る現状は、非常に危険と言わざるを得ない。

 

 

 

 


都知事の立ち位置

2021年02月12日 18時57分03秒 | 雑感


森喜朗会長が辞任すると云うことです。

決断を伸ばさなくて良かったと思います。


その後、川淵三郎氏に白羽の矢が立ったと報道がありました。

会長人事は個人の見解で決まる訳がないので、老人の根回しを川淵氏が口外してしまいマスコミが騒いだだけなのか、森氏は大会組織委員会にそれだけの影響力を持つのか、よく解りません。

 

川淵さんが一転して辞退の意向を示したのは賢明だった気がします。
世界も見ていますから・・・。

 

やはり、「襟を正しています」と言う意思表示も含めて、女性の起用と障害を持つ方に委員になって頂くことが良いのかも知れません。

 


それにしても、川淵氏が記者に話してしてしまったとはいえ、誰かが知人に相談したことも、相談を受けた人が自分の意見を言うことも、そんなに非難されるべきことなのでしょうか?

そのまま、密室で決定されたら問題ですが、意見交換はされるべきではないだろうか。

こんなに騒がれてしまうと、ますます自分の意見を表明できなくなる世の中になるのではないかと、心配にさえなってきます。


「意見は忖度無しに言える」「決定は公の場で決められた手順に従って行う」ことが大切だと思います。
あと、「報道に感情を入れない」ことかな。

森氏に「私は辞任された方が良いと思う」と言った記者は、ゴシップ記者ならまだしも違うと思いました。

 

森氏の問題の渦中、小池都知事が四者会談に参加しないと云ってました。

今回、第三者的立場に終始していますが、責任有る立場の者の行動としてはいかがなものか?

出席して、辞任を促し、女性の候補を推すぐらいやっても良いのではないか。https://www.sankei.com/politics/news/210210/plt2102100007-n1.html

森氏が辞任して、今度は出ると言うのだろうか?

 


東京都民ではない私が言うことでもないが、コロナ禍における発言もなぜか『評論家然』と感じてしまうのが不思議です。

私の意識がズレているのかも知れませんが・・・。

  


嘘の記録

2021年02月11日 21時39分07秒 | ニュースより


気になる記事がありました。


嘘でつくられた歴史で町おこし 200年前のフェイク「椿井文書」に困惑する人たちhttps://news.yahoo.co.jp/articles/295047cdba2e492f0e0fd6967a659352d9a28d99


江戸時代後期に国学者の椿井政隆によって作られた「椿井文書(つばいもんじょ)」というものがある。
この椿井政隆は、偽文書(ぎもんじょ:嘘の古文書)を大量に残したとされる人です。

京都や滋賀を拠点に偽の歴史を大量につくったそうです。


そして、その椿井文書をベースに町おこしや子供たちへの郷土教育をしている行政もあります。
『滋賀県湖南市の廃少菩提寺(はいしょうぼだいじ)』
『滋賀県米原市「七夕伝説」』 などなど・・・。


大阪大谷大学准教授の馬部隆弘さん曰く、
「たとえば、ある村や地主がその地域の価値を高めたいと考える。そのときに、著名な寺社と過去に深い関わりがあったという“歴史”が古文書に示されていれば、効果的な説得材料になります。そんな権威づけのために事実を偽って制作された古文書は多く、椿井文書もその一つです」とか。

たとえば「筑摩社並七ヶ寺之絵図」は、現在の米原駅周辺を椿井が描いた。絵図には、筑摩神社や前述の世継神社のほか周辺の村が描かれている。馬部さんは、制作した背景には、江戸時代の琵琶湖の漁業権をめぐる地域の対立があったと説明する。他の史料によれば、この絵図の地域では磯村という村が支配権をもっていたとされる。だが、この椿井が描いた絵図では磯村の存在は大きく後退し、一帯が筑摩村の土地だったように表現されている。
「つまり、この絵図があれば『もともとここは筑摩村の領地で、ほかの村はもっと狭かった』と主張することができる。それが制作の目的だったと思われます」と馬部さんは指摘する。

「地域の歴史は観光資源であり、町おこしや経済振興にも生かされます。史実としての正しさより、利用価値が優先されることは少なくない。そのため歴史学者の意見は無視されるのです」


記録を支配者の依頼で支配者に都合良く書き換える・・・公文書偽造や隠蔽・処分は江戸時代から日本人(だけでは無いと思うが)が使っていた負の手段なのかも知れない。

 

 


無謬性

2021年02月10日 06時12分42秒 | 思いつき


コロナウィルスがもたらしたもの・・・

 


日本の舵取りをする中心部分を覆っていたベールの一部を剥がしたのではないか。

 


今、見えたものは何か? 考えてみた。

 


①中央集権的発想


 すべてのことをお役所が仕切って取り勧めたいと頑なに思っている。

 保健所の仕事然り、ゲノム解析然り。民間や大学に委託する発想はない。手前でできることを精一杯やる。できないことはできないと諦める。
 他者に任せるようなシステムを構築する気も無いし、それほど民間を信用していない。
 法整備をする意欲もない。
 自分の手元(見える範囲)で行うことで、情報を一元管理したい。

 つまり、既得権を手放したくない。

 戦後民主主義はコアな部分で戦前の価値観から脱皮できていなかった?

 安倍政権時代から、道徳教育をはじめとして戦前懐古的な発言が増えてきた。
 これは、変換ではなく体現化なのでしょう。


②無謬性の原則の堅持


  役所のやることは間違えることがない。ゆえに、仮定で事前に負の対策を取ることはしない。

 このことは硬直した制度の修正がきかない。
  役所が全て執り行うので、保健所のように負担が集中して機能不全を起こす。
  「間違いは絶対に許されない」ことに囚われすぎているので、決定決断が遅くなる。
  リスク説明ができないので、マスコミ発表は常に奥歯に物が挟まった言い方で、逃げ道を確保している感がある。

 間違えはないので、反省の必要も無い。

 万が一不都合が生じた場合は、記録から抹消する。

 

 

こんなことが緊急時における対応の遅れの原因とは云えないか?

 

 

コロナ禍が落ち着いたとき(インフルエンザ同様無くならないと思う)、まずは政策の反省をすべき。

そして、政治家や官僚の意識改革が必要でしょう。

 

そのためには、『選挙結果』しかないと思うのです。