ちょっと忙しくて、久々の登校じゃなく投稿です。
話題のお騒がせ問題について考えてみました。
森失言問題について・・・
彼には、マスコミが騒ぐほど「悪意」は無いと思います。
むしろ、そこに問題があるのかも知れませんが。
彼の中の「社会における女性の位置」は前近代的発想で、その中でごく自然に出た発言なのではないだろうか。
彼の生い立ち、政界デビューから首相まで上り詰めた時代(環境)は、今とは違った時代だったのかも知れません。
そうして作り上げられた価値観は、83歳の彼にとって修正できるものではなかったのでしょう。
ワールドカップで過去にない盛り上がりを見せた日本ラグビー協会において、唯一の女性理事稲沢裕子氏が、自分がラグビー無経験者の立場から疑問や質問を繰り返したことによる発言かと云っているが、無経験者を理事に置いた主旨を考えれば当然のことであり、これは森氏の問題でしかないと思う。
『本人に悪意がない』ことにこそ大きな問題がある。
世の中の変化に順応できない人が、国やその他大きな組織を代表し、外(外国)の人たちと対峙していかなくてはならない立場に立ってはいけないのでしょう。
何も森氏だけの問題ではない。勿論、年齢だけの問題でもない。
緊急事態宣言下での、不適切な行動と嘘の言い訳を並べた松本純、世論が騒ぐまで夜の会合をさほど問題視していなかった派閥の重鎮らも同様ではないだろうか。
『亀の甲より年の功』・・・辞書では、「年長者の経験はありがたいものである、年上の人の話は聞くべきである、などの意味の表現」とありました。
聞く耳を持つべきとは読み取れますが、言いなりになれとは読めません。
『老いては子に従え』などとも云います。(もとは女性の三従を指したことのようですが)
森会長更迭論が飛び交う中、オリンピック開催についてなど『決断』すべきことは山ほどあるようです。
誰がするにしても、多くの人が納得する説明ができる立場や能力のある人に語ってほしいと思います。
私も、今現場に身を置く者としては、後輩に経験談をまくし立て、物事を断定的に語ることはしないように心がけたいと思う次第です。
(「昔はな~」と気持ちよく語れる呑み会がないことは、誠に残念ですが・・・)