生後15ヶ月になるうちの娘は、まだろくに話しません。「はい」とか「った!」(あった)などと散発的に言いますが、本当に要求を通したいときは、手を引っ張る等の実力行使か、「うあーーーー!!!」と叫ぶ。
一方、いまだにBabblingは続いていて、ただし、作る音声がますます巧妙化してきた。最近顕著なのが二重子音で、それも閉鎖音を連続して[pta pta pta ...]とか[pka pka pka...]とか、[ngapka]!! と、実に器用。
以前、好んでやっていた吸着音もそうですが、どうやら周囲の人から耳にする以外の音声も試してみるようです。母語の習得が固まるとともにできなくなる(少なくとも、言語音としては使わなくなる)のでしょう。でも、こっちのメッセージはかなり細かいところまで理解してるのがどうやら確実で、音声知覚・意味処理はかなり発達してるようなのに、どうして音声生成のほうは母語よりにならない? まあ、音声習得の専門家が観察したら、既に明らかに日本語よりなのかも。
バイリンガル環境におかれた子供の話し始め(習得ではなくて)が遅いというのは、聞いたことがあるし、実際、Bloomingtonでもそういう例を見たこと、聞いたことがあります。うちの場合も、日本の人から、「アメリカにいるからバイリンガルになる?」と聞かれますが、親が両方とも日本人だし、入力は日本語しかないはず。たまにTVを見るくらいで、バイリンガル環境とは言えなそう。
いただいた絵本の中に、英語のものがあって、それを引っ張り出してきて「読んで」と渡すことが多い("Hand hand fingers thumb"という絵本がお気に入り。)。たぶん、出しやすいだけでしょうが。しょうがないので、心もとない私の英語で読んでやってきましたが、これも、日本語の入力の比ではない。話し出しがちょっと遅めなようなのは、たんに、ここまで、どれもこれもゆっくり目の彼女のペースなのだろうと。
先輩のお父さんから、「小さい子は、結果に興味はない。プロセスのみに興味がある」と教わりました。写真は、彼女の「実験」の結果。そのとおり、クレヨンがそこに挿せることが分かったら、シュールな「作品」はすぐ忘れられて、そのまま放置。
一方、いまだにBabblingは続いていて、ただし、作る音声がますます巧妙化してきた。最近顕著なのが二重子音で、それも閉鎖音を連続して[pta pta pta ...]とか[pka pka pka...]とか、[ngapka]!! と、実に器用。
以前、好んでやっていた吸着音もそうですが、どうやら周囲の人から耳にする以外の音声も試してみるようです。母語の習得が固まるとともにできなくなる(少なくとも、言語音としては使わなくなる)のでしょう。でも、こっちのメッセージはかなり細かいところまで理解してるのがどうやら確実で、音声知覚・意味処理はかなり発達してるようなのに、どうして音声生成のほうは母語よりにならない? まあ、音声習得の専門家が観察したら、既に明らかに日本語よりなのかも。
バイリンガル環境におかれた子供の話し始め(習得ではなくて)が遅いというのは、聞いたことがあるし、実際、Bloomingtonでもそういう例を見たこと、聞いたことがあります。うちの場合も、日本の人から、「アメリカにいるからバイリンガルになる?」と聞かれますが、親が両方とも日本人だし、入力は日本語しかないはず。たまにTVを見るくらいで、バイリンガル環境とは言えなそう。
いただいた絵本の中に、英語のものがあって、それを引っ張り出してきて「読んで」と渡すことが多い("Hand hand fingers thumb"という絵本がお気に入り。)。たぶん、出しやすいだけでしょうが。しょうがないので、心もとない私の英語で読んでやってきましたが、これも、日本語の入力の比ではない。話し出しがちょっと遅めなようなのは、たんに、ここまで、どれもこれもゆっくり目の彼女のペースなのだろうと。
先輩のお父さんから、「小さい子は、結果に興味はない。プロセスのみに興味がある」と教わりました。写真は、彼女の「実験」の結果。そのとおり、クレヨンがそこに挿せることが分かったら、シュールな「作品」はすぐ忘れられて、そのまま放置。