時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

日本へ行ってらっしゃい

2009年10月23日 | Indiana大学
今年春、聴講した統計の授業(時系列分析)で知り合った中国人の学生がいます。彼、顧くんはMusic Informaticsという新しい分野の学生で、数学、情報科学に強く、うらやましいくらい頭がいい。今学期、また聴講している統計の授業(統計学習)でまた彼といっしょになったのですが、先日、ちょっと頼まれごとをしました。

前から話しは聞いていましたが、彼は学会で初めて日本に行くことになりました。場所は神戸。で、頼みはというと・・・ 彼は日本の会社(Kenwood)のデジタルレコーダをわざわざ日本に注文して買っていて、ところが最近そのディスプレーを誤って割ってしまった。修理できるのは日本のサービスセンターしかない、学会に行く機会を利用して、大阪のサービスセンターに行きたい。でも、修理は可能なのか、滞在する9日間のうちに直してもらえるのか、料金の予想は、等等、事前に確認しておきたいことがいっぱい。日本語も少しはできるけど、そんな細かい内容は無理。

ということで頼みは「代わりに電話をかけて掛け合ってくれ」ということでした。そんなワケで、日本が営業時間中の、夜9時(日本は午前10時)に、彼の家からスカイプ電話で大阪にコール。結果はというと、事情を理解してくれて、何とか迅速に対応できるようにしますよ、ととても親切な返事。行ける予定の日と名前を伝えると、事情を理解した人間が待機するよ、とのこと。

彼は、この9日間の滞在のためにビザが必要で、学会の招待状を提出して、無事取得できたとのこと。「英語ができる人は空港とホテル以外にはあんまりいないと思うけど、日本人のホスピタリティは信頼してくれて大丈夫」と送り出しました。今日、旅立ったはず。首尾よく目的を達成して、楽しんで帰ってきてほしいです。

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