時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

212F

2009年10月21日 | Indiana大学
一つ前の記事で、「アメリカ人は水の沸点を知らないらしい」と書いたのですが・・・ どうやら違うようでした。

4人に聞いて誰も知らなかったので、打ち切ったのが誤り。その後、学期も本格的に始まり、身近な大学院生に聞いてみると、全員知ってました。わが師匠に至っては「気圧によって変わりますけどね」とご丁寧に付け加えてくれたほど。理科で、小学校当たりで習うそうです。だから、忘れなかった人は知ってます。知ってる人と知らない人が半々だとして、4人連続知らない確率は6.25%( = 0.5^4)なので、低いと思うんですが、たぶん偶然じゃないでしょう。ランダムサンプリングじゃないから(前半一般人、後半大学院生)。判断が甘かった。

先日、またもう一人、言語学科の院生と話していて聞いてみると、やっぱり知っていて、さらに「華氏の由来」を話してくれました。曰く、

あの単位を発明した人はセールスマンで、自分の発明した温度計を売って一儲けするため、新しい温度の単位を考えようと思った。その時、彼はちょうど32歳で、それを水の沸点に決めた。で、切りのいい数字、360度の半分の180を足した、212度を、水の沸点にして、あとは等分して温度の単位を作った。

というのです。小学校かなんかでそう聞いた、との話ですが、Wikipediaを見るとぜんぜんちがう(もっと科学的な)由来が書いてあります。だれがそんなヨタ話を・・・

ということで、またウソを書いてしまいました。デタラメだらけのブログになってるのでは。

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