山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

この地面に並んでいる物は何だと思いますか。

2014年08月21日 | 旅行

 旧中山道を歩いていて木曾福島の手前、栗本に木曾義仲で知られる「手習天神」があり、その近くに立派な相撲場があります。鉄骨造りで円形の建物には立派な土俵があり、天井からは吊り屋根が下がっています。

 私がここを通った日は、翌日が全国中学生相撲大会が予定されていました。当日は稽古を終えた高校生が2人ノンビリ昼寝をしていましたが、彼らの宿舎の前には白、黒のフンドシが何本も日干しされていました。フンドシは洗濯しないものだと聞かされていましたが、こうやって日光で殺菌しているのでしょうか。思わず笑ってしまいました。失礼。


最近の異常とも思える天候と安全登山を考える。

2014年08月21日 | 登山

 今年のお盆はどこも天候が悪く、北アルプスなどでは遭難が相次ぎました。貴重な休暇を無駄にしたくない気持ちが分からないでもありませんが、毎日見ている気象状況から行くべきか、中止するべきかはほぼ判断はできるのではないかと思いますが、それは無理なのでしょうか。

 赤木沢の遭難(幸い2人は無事でしたが)など、やはり首を傾げてしまいます。槍ヶ岳から下山中に沢を渡る途中で水に流されてしまった人たちのことなど、気の毒だと思いますが、天候判断を誤ったとしか考えられません。

 このお盆の休暇中は私の方でも北アルプスに入る予定でいましたが、気象状況が悪すぎるとして中止にし、近場の奥武蔵や上州武尊山のキャンプ、富士登山と日帰り登山を行いました。

 お陰で雨に降られてもほんの1時間程度の通り雨で済み、富士山などは天候の読みが見事に当たって、快晴の空を見上げながら快適な富士登山を楽しみました。

 登山はある程度の雨は覚悟して家を出ますが、できれば降られないのが一番良いことです。その雨も度を越してしまうと、一般コースでさえも危険な箇所がいくらでも出てきます。下山コース中の普段は小さな流れの沢が、突如激流に変わってしまい、横切ることも出来なくなることは良くあることです。穂高岳から上高地への下山途中で、登山道が1m以上も水の下になり、歩きにくい山の斜面を苦労して歩いたことも何回かあります。そんな時一歩誤れば激しい水の流れにはまって溺死ということになります。

 山は楽しいこともありますが、ひとつ判断を誤ると死に至る危険な所でもあります。近年山がレジャー化して、リスクを考えない登山者も増えて来ている様に感じますので、慎重に行動するようにしてください。

 17日はお天気に恵まれて、富士山頂は相変わらず登頂者で賑わっていました。しかし好天も午前中だけで、午後にはすっかり雲に覆われてしまい、一時強い雨も降りました。防水の利いた雨具、手袋は必携です。