森村誠一の「人間の条件」で知られる霧積温泉ですが、今は廃業して建物も無くなってしまいました。鼻曲山登山でお世話になった人は多いはずです。冬はアイスクライミングの練習で良く通った所です。建物のあった場所は広い空き地になっています。
あの水車は今も残っています。
4月8日土曜日に鼻曲山に行きましたが、途中より残雪があって、道の部分は完全に氷化しており、危ないのでアイゼンを履きました。この写真はその様子です。
今回初参加のYさんの靴の底が剝がれてしまいました。ご本人曰く10年前に買った物で、まだ全然痛んでいないので履いてきた。とのことです。テーピングテープで応急処置を行いました。底のビブラムはノリで貼り付けてあるだけなので、5年も経つとノリの効果が無くなって剥がれてきます。昔の靴は底がちゃんと縫い付けたり、ビスでしっかり止めてあったので、5年程度で剥がれることはありませんでした。考えてみれば恐ろしいですね。雪のある山で底が剥がれてしまうなんて。ちなみに雪山に軽登山靴はいただけません。