山遊塾With You

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気の向くままに歩いています。

山遊荒川倶楽部の第223回目のウォーキングは八王子に残る絹の道を歩くでした。

2022年06月09日 | ウォーキング
 集合は京王線京王片倉駅で、そこを午前10時にスタートして片倉城址公園に向かいました。


 湯殿川を渡ってすぐの所が片倉城址公園で、まず菖蒲園の中を歩いて行きます。


 城址公園を過ぎてJR片倉駅を通り抜けて日本文化大へ向かいます。このころになると気温が上がり、坂道の多い道に息も上がってしまい、文化大正門の大きな木陰で早速大休止の情けない状況と相成ってしまいました。


 片倉台の住宅街は坂道が多く、ここでも片倉高校近くの木陰でまたまた大休止。兎に角登りの多いコースです。そしてとどめが八王子バイパスからの長い階段。これは我々年寄りにはこたえます。


 登りついた所が大塚山公園の一端で、振り返ると京王片倉駅側が良く見渡せます。


 舗装道路から解放されて歩く土の道は快適で、間もなく絹の道は道了堂跡に着きました。八王子絹の道というのはここから約1キロほどの短い区間です。


 その少しだけ残った絹の道を下って行きます。鍋の底を歩くようで足元はゴロゴロした丸石のため少々歩きずらい。




 舗装道路に出た所に絹の道入り口の案内があり三つの石塔が立っています。この間に道了堂へ向かう数人の人たちとすれ違いました。


絹の道入り口から少し下った所に絹の道資料館がありまして、丁度お昼の時間でもあり立ち寄ってみました。


 資料館入り口です。ここは鑓水商人,八木下要右衛門の屋敷跡でそこに絹の資料館が建てられています。






 中はこのように絹関係の物が展示されています。


 絹の道を下り切ったところが御殿橋で八王子道道標が立っています。御殿橋は渡らずに川に沿って左に行くと嫁入橋で、そこを渡って鑓水公園に向かいました。


 右に当時の養蚕農家であった小泉家の茅葺の大きな屋敷が現れました。中には入って見ることはできませんでした。




 坂道を営々と登り鑓水小山給水所が見えるところから、小山内裏公園入口の階段前に着きました。兎に角登ることばかりで些か疲れます。




 小山内裏公園には立派な広い戦車道が走っています。第二次世界大戦が終るまで戦車のテスト走行に使用された道だそうです。後は京王線多摩境駅まで降りて帰って来ました。歩行距離はたった8キロでしたが、登り坂が多くてくたびれました。