山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

山遊荒川倶楽部定例ウォーク玉川上水第2回目です。

2022年09月04日 | ウォーキング
 台風11号の影響か、このところスッキリしないお天気模様なので、今回ももしかして雨になるのでは?、と心配しましたが、幸い天気は回復して気持ちの良い散策ができました。3年目になるコロナ騒ぎで、倶楽部の活動も低調路線を辿り、その間に会員の士気の低下と高齢化が進み、今回も参加者8名という寂しさでした。今度の企画はEさん夫妻が、下見から案内まで担当してくれて、何のトラブルもなく楽しく終わることができました。今回はJR拝島駅をスタートして、西武国分寺線鷹の台駅まで約4時間の軽いウォーキングでした。でも玉川上水に沿って続く並木道(むしろ森)がとても良くて、また歩いてみたい気にさせられました。写真はふたみ橋を過ぎた辺りを歩くメンバーです。


 拝島上水橋から覗いた上水の流れです。両岸は深い緑に覆われています。


 西武立川駅近く、右に昭和の森ゴルフコース脇で上水は地下に潜り見えなくなってしまいました。戦時中に滑走路延長のために蓋をしてしまったのだと聞きました。戦争遂行のため、お国のためといえば何でもできたのですね。


 このコースの良い所は用水沿いに林立するスダジイなどの巨木の素晴らしさです。東京の大都会の中を水と森が一本の帯となって続いている。神宮の森などと同じく人工的に造られた森とはいえ、もうここは自然そのものです。未来永劫いつまでも残して欲しい所です。


 地下に潜っていた玉川上水が再び顔を出した所です。


 立川分水で砂川用水が分岐します。左が多摩川上水、右が砂川用水で我々はその間を進みます。


 用水の流れの中に緋鯉が泳いでいました。


 玉川上水と残堀川が交差しています。所謂サイホン方式で交差させています。


 上水右岸一帯は広い農地になっていて、私たちが普段目にする畑の大きさとは規模が違います。東京の台所です。


 歩く道すがら枯れた木の幹に隙間なく生えたキノコを見ました。




 午前11時半に玉川上水駅に着きました。多摩都市モノレールが上空を走っています。私たちはこの駅の傍の小さな公園で昼食にしました。
ところが木陰に入るとやっぱり蚊がいまして、だいぶやられました。




 玉川上水駅を出ると間もなく小平監視所を過ぎた所に上水小橋がありまして、そこから上水水面まで下る階段がありました。玉川上水で水面まで行けるのはここだけだそうです。上水の水に触れるように水面まで降りていける木造階段があります。


 ここはこもれびの足湯。ゆっくり休んでいきたいなと思いましたが、仲間もいるとそうもいきません。


 気持ちの良い道はなおも続き、朝鮮大学校の建物が左に木立の間から見え隠れしていました。


 鷹の台駅が近くなると、小平西高校や創価学園の学生に混じって行きかう人々が多くなり賑やかになって来ました。


 西武国分寺線鷹の台駅までの狭い通りの左には、ちょっとレトロな店が並んでいて楽しい気分にさせられます。駅に着いたのは午後1時半。今回は楽なウォーキングでした。