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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

無事終了!

2009-11-26 | キャリアの周辺
エゴグラムの俄か講師が何とか無事終わった。
トン(豚)フルの影響で受講者が思ったより少なくなったのと、私も理事の一人に名を連ねる団体のメンバー対象だったこともあり、ほとんど緊張せずに済んだ。

とはいえ、自分では予想外にうまくできたと思えるのは時間管理のみ。
5分ほど遅れて始めたものの、終了予定時刻の15分ほど前に話を終えたので、あとを自然な形で質問タイムにすることができた。
全員の感想も聞かせてもらうことができて良かった。

が、内容はちゃんと調べていったものの、我ながら話し方は相変わらずも一つ。
事例説明などは正しくできたと思うが、手元資料を見ながらやっていたので受講者には頼りなく映ったかもしれない。
(メインテーマはオーバーラップ・エゴグラムと交流パターン分析)

帰り、梅田まで出て、解放感一杯でMJの映画を観た。
かなり時間待ちをしたので、その間喫茶店で茂木健一郎氏の興味深い脳の本も読了。

次回授業の下調べはとんと進まなかったが、まずまず満足の休日になった。

まだ油断は禁物

2009-11-25 | キャリアの周辺
いつもは解放感いっぱいの夜だが、今夜ばかりはそうは問屋がおろさない。

明日、とあるグループでエゴグラムの講師をするのだ。
専門家でもないのに大胆!
しかも基礎編ではなく応用編をメインとする、なかなかハードルの高い内容。

実習などを入れると2時間ぐらいすぐに過ぎそうだが、肝心の内容は大丈夫か。
本当は今夜は映画デーとして楽しむはずだったが、さすがに心配になってきたので映画よりも準備を重んじて帰宅したというわけ。

まだレジュメは4分の1ぐらいしかできてない。
上下のまぶたが仲良くしそうだが、何とか頑張る!

頭では理解しても…

2009-11-11 | キャリアの周辺
我ながら自分の説明の仕方に嫌気がさし、先日、教える人を対象とした1日講座に大枚をはたいて参加してきた。

講師によると、
1.最初に一番伝えたいことを述べる。
2.その理由を述べる。
3.具体例を挙げる(わかりやすい例え話にする)。
4.最後にポイントをもう一度繰り返す。
のがコツだそう。
なるほど。

具体的には新聞記事方式で。
つまり最初に見出し(シンプルな結論)を述べ、次にリード(概要)を述べ、最後に本文(詳細)を述べる。

また、大切なのが直接教えることを通して、常に相手に最終的に何を伝えたいのか、どうなって欲しいと思っているのかを意識しておくことという。

大人相手はちょっとキンチョー

2009-11-02 | キャリアの周辺
知人に頼まれ、ダブルブッキングした講座の片方を助っ人することになった。
相手は子育て中の若ママたち。
久しぶりの社会人相手で、ちょっと緊張しそう。

「電話で話してたエゴグラム、面白そうだから適当に続きを話しといてね」との仰せだが、私はエゴグラムの専門家でも何でもない。
あまり聞かないけどエゴグラムの応用編が面白いよ、と話したのを見初められた?格好。

11月下旬だから準備期間はまだタップリあるが、ちょっと前だったら尻込みしたかもしれない。
最近はよほど自信のないものを除き、頼まれたことは出来るだけ首を縦に振ることにしている。

全くできない依頼はやってこないに違いないという、根拠のない自信が前提だ。
いろんな世界が広がっていくのは実に楽しい。

「願えば叶う」を実感

2009-10-24 | キャリアの周辺
今年も早あと2カ月ほどを残すのみとなった。

2年余り前に書いた『願い』ノートを、「よくもまあ、色々願っているなぁ」と呆れ半分、感心半分で眺めていたら、当時毎月10個ずつ書いた願いごとのうち、当時の私にとっては結構無謀と思えたものがいつの間にか叶っていることに気づいた。

驚き!
その一つが「年間講演回数が100回になりますように」というおとろしい?もの。
それが今年、ご縁をもらって大学の講師職に就き、後期から回数も増えたため、90分1コマを単純に1回とカウントすると全部で105回にもなって、我ながら驚くばかりだ。

そして、今後の課題は本の執筆――。

本が売れない昨今は出版社に交渉するのもかなり難しく、どうしようかと思っていたら、これまた偶然、知合いの大学の先生たちが価値観についての本を共同執筆されることになって書き手を募集しておられるところへ行き当たった。
早速手を挙げ、末席に加えてもらえることになった。
(共同執筆でも著書には違いない)

まだゆっくりとした進み具合で、多分中身が具体的になるのは来春以降と思うが、ここへ来ていろいろな夢が具体化に向けて急激に動き出しているのを感じる。

こうなれば来年もさらに頑張るのだ。

若いエネルギーに圧倒された

2009-08-29 | キャリアの周辺
過日、知合いの会社が企画した、大学3回生約50人によるプレゼンテーションと社会人の交流の集いに参加した。

プレゼンのお題は2つ。
大学生の間に取り組んだことと、自分を動物に例えると何かというのを理由と共に1人3分間で、居並ぶ仲間と、大学キャリアセンター職員と会社員などから成る社会人20人余りを前に壇上から語る。

これに男女5人から成る2チームがそれぞれ挑戦、社会人たちはその前方にズラリと並び、某テレビ局の番組ばりに自分が面接官になったつもりで、各チームで自分が採用したい学生2人に〇をつける。

投票結果は直ちに集計され、進行役からプレゼンした学生全員に茶封筒が渡されるのだが、採用される学生のみ中に大きく「採用」と書かれた紙が入っている、それを全員同時に皆に見せるというちょっとスリリングなもの。

自分がプレゼンする立場だったら…と、ン十年前の頼りなかった自分の学生時代に思いを馳せ冷や汗をかくが、就活もホント、大変な時代に入っているのだ。
面接官を務めた経験はないが、長年の社会人経験は色々なことを学ばせてくれる。
1組目はあまり迷わず2人を選出、2組目で2人目選びにちょっと迷うが、他の学生と比較することでほぼ決まった。

開票結果はというと、2組とも見事私の選んだ女子学生が「採用」され、社会人の視点はほぼ同じとわかった。
このような場面では女子学生の方がはるかにしっかりしている。

皆が10人の学生たちの勇気に拍手喝采、しかしそのチャレンジ精神を褒め、「採用」された4人にエールを贈るだけでは、選ばれなかった学生は「自分のどこがまずかったのか」が永遠にわからないままだ。

最初に司会の学生から「どうぞ(企業から決して教えてもらうことが出来ない)落ちた理由も教えてください」とメッセージを聞いていたこともあり、(誰も何も言わないので)私は敢えて2組目の時に挙手して5人全員に感想を述べた。

敬語や目線、立ちポーズ、全体の流れなどの細かい課題もあるが、まだ3回生の学生たちにはそんなことよりもまず本質的な気づきが大事。
その辺は配慮して大事なことだけを話したつもり。
私自身、自分のCC就活を通して「自分のアピールのどこがまずいのか、どう直せばよくなるのか?」はいつも一番他人に教えて欲しかった視点なので。

学生たちが、あくまでも私見だがと断った上での私のコメントをどう受け止めたかちょっと心配だったが、後の交流会で当の学生や聞いていた学生たちから「5人全員へのコメントがあって、自分も考えていたことだったりして非常に勉強になりました」と口々にお礼を言われて恐縮した。

1組目の男子学生に「僕はどうでしたか?」と尋ねられる場面も。
あとで社会人チームの一人に「ああいうふうに全員にコメントしてあげるのは大事ですね」と言われ、お節介も少しは役に立ったようだと胸をなでおろす。

(実は沢山のサンプル――ここでは学生たちのプレゼン――のポイントを短時間にメモ、それらをわかりやすく分析・表現するのは私の数少ない特技の一つなのだ)

それはさておき、黒の就活スーツに身をつつみ、びしっと姿勢を決め入室する度に「失礼いたします!」と入ってくる約50人の学生たちの発するエネルギーはすごい。

彼らはたった2週間ほどの合宿?で、それまで全く接点のなかった他大学の学生たちとグループを作り、力を合わせて就活情報誌のインタビュー記事を作りあげ、最終日前日にこのようなプレゼン交流会を企画したという。

柔軟性と素直さ、そしてタップリの持ち時間は学生たちの最大の武器だ。
彼らの来年の就活がうまくいくことを心より祈りたい。

究極のOJTだ!?

2009-08-14 | キャリアの周辺
お盆なので久しぶりに帰省した。
ご先祖様をお迎えした2日目、お坊さんが読経に来てくれた。

私が子どもの頃から知っている住職はまだ現役だが、最近ではお寺のメイン行事は若い住職――といっても40歳前後とお見受けする――が担っておられるらしい。

玄関で甲高い声がしたので、女性が(何か必然性があって)同行したのかと思ったら、住職の小学4年生になる次男が一緒だった。

お父さんが読経すると、子どもが唱和する。
後で聞くと「(お経)全部はまだ覚えてない」と言うが、究極のOJTと思えたのでそういうと、兄に「お前さんには何でもキャリア教育に見えるんだね」とからかわれてしまった。

小坊主さんによると「おじいちゃんと小6のお兄ちゃんも(別ルートで檀家を)まわってる」そうで、さらに「お兄ちゃんの方がお経をよく覚えてるけど、僕の方がよく声が出てると言われる」とも教えてくれた。
何ともほほえましい。

幾分緊張気味だったが、彼はちゃんと父を見ながら、出されたお茶をどのように飲み、お菓子を貰うかも併せて学んでいる。

まだ反抗期ではなさそうなので、父親と一緒に檀家をまわるのは新鮮な仕事として受け止めているのかもしれないが、願わくばこのままずーっと純粋に育って欲しい。

しかしまあ、これはオバサンの余計な感傷だと自分でも苦笑いする。

キャリアプランを練る

2009-08-01 | キャリアの周辺
人様の職業相談、ときには人生設計全体の相談にものるというのに、CCの職業はまだまだ世間で必須のものとして確立していない。

よってCC自身が契約、嘱託、派遣社員という不安定な立場で仕事をするケースが多々あり、実に皮肉なことになっている。
゛食えるCC゛を目指すことが悲願になるようでは困った状況だ。

しかし将来性を考えると、元々必要性が叫ばれていた中高年支援はもちろん、若年支援が今後大きな柱になるのは間違いのないところと思う。

資格は取ってからがスタートとはよく言われることだが、最初は試行錯誤になるのはやむを得ないとしても、何年かするうちに自分が専門にしたい分野・ターゲットは自ずから絞られてくるもの。

どの世界も専門特化・分業が進んでいるので、いずれ゛幕の内弁当゛型の専門家は特殊な場合を除いてほとんど必要とされなくなるのではないか。

実際、久しぶりにネットで職業検索をしてみて、まだ少数事例ではあるがカウンセラーの世界も対象がどんどん細かくなっているのを感じた。
(それらが成立するほど社会の熟成が進んできているということだ)

日頃は目先の仕事に追われがちなので、今日は今後の自分のキャリアプランについてちょっと考えてみた。
専門職としての立場確立と社会起業家の二本立て、が理想。
もちろん、地位・収入がつりあっての話だ。

先ずはその職業について、長年積読しておいた参考図書にあたって傾向と対策を考えてみることにする。
大小10冊も出てきてびっくり。
よくも集めたものだ。

忙しい方が仕事でも勉強でもはかどるという言葉にちょっとだけ期待して…。

人間、どこに適性があるかわからない

2009-07-20 | キャリアの周辺
中年からのキャリアチェンジを実践、成功するゾと常日頃から標榜している私。
しかしまだそのための準備万端整わず、今年も含めた2,3年は調整的な仕事もせざるを得ない。
どうせならどんな仕事も楽しんでやりたいし、何か新たな知識や仕事のノウハウが身につくなら大歓迎だ。

そんな事情により6月から新たな仕事を始めた。
個人対象の高額商品の営業。
手段は電話と訪問その他。

法人向けの電話営業は過去に少し経験があったが(大して実績が出せたわけではない)、個人対象は初めて。
ノウハウも確立していそうでいて、実際は個人に任されている部分が極めて大きいのだった。

甘ちゃんな私のこと、早々に挫折するかと思っていたところ、自分でも意外なことに勤めて1カ月余りで同期10人の中で一番に異例の早さで成約できたのだった。
それも2件も!

これは私の実力ではなく偶然、あるいはビギナーズラックの面が極めて大きい。
しかしお陰で、俄然仕事が面白くなったとまでは言わないが、営業という仕事に興味を持ち出した。

ヒマがあるとマーケティングの本を読んでいる。
日々実体験があるだけに、書いてあることがすーっと頭に入るというか。

今回のことは幸運に恵まれた面が大きいが、根が律儀に出来ている私は、お客さんが私を信頼してくれたことに対して報いないと申し訳ないと思ってしまう。

まだ数ヶ月は研修期間なので今後を考える時間はタップリあるのだが、それにしても゛つなぎ゛と思って就いた仕事で、妙な面白さを見出してしまった感じ。
これも゛偶キャリ゛の一つだ。

職業を変えても通用する、自分がこれまでに身につけた仕事能力をエンプロイアビリティ(直訳は雇用され得る能力)というが、実はこの仕事には私がこれまで身につけた(営業以外の)能力の発揮どころがかなりあることが自己分析でわかっている。

ゲームと思えば営業はなかなか面白く、頑張りが成果として目に見えるのも新鮮。
ライバルが多数いるのも刺激的で、やはり同期には負けたくない。

また、将来何か発言できるようにしようと思えば、実績をあげていることが不可欠。
この先どうするかまだわからないが、よちよち歩きの営業ウーマンの船出だ。

゛セミナーオタク゛

2009-05-23 | キャリアの周辺
標題は私の造語だ。
正しく言うと、セミナー受講大好き人間というほどの意味。

もちろん、自分の関心あるテーマであることが前提で、内容が期待はずれだと始まったばかりでもさっさと退室して帰ることもある。
自分のことは棚に上げ、目は肥えているのだ。

昨日は友人に教えてもらった女性のためのキャリアを考えるセミナーへ。
特に目新しい発見はなかったが、さすが多くの企業で研修を長年続けている講師なだけに話し方によどみも飛躍もなく、スラスラと流れて気持ち良い。

僭越ながら、話全体は私が日頃考えていたことを後押ししてもらった感が強い。
だがテーマとテーマのつなげ方など学ぶところは多かった。

講師の結論を一言で言うと、2:6:2の法則をあてはめるなら、女性の大半はいわゆるキャリア志向ではなく、ライフ(生活)の部分を大切にしながら働くことを望んでいる。
だから「6」の彼女たちには、女性特有の事情を踏まえた上でキャリア形成支援をしていく必要があるということ。

良くも悪くも一生働くことを想定されている男性と違い、子どもを産み、育む性である女性の人生の選択肢(キャリア選択)は多様で、その分悩みも多い。
結婚、非婚、出産、離婚、再就職、非婚職業人など、転機(トランジション)の度に心理面が(男性以上に)揺らぐ。

その理由は「成人期」の男性と女性の発達課題の違いによる。

男性が、小さなことでも自分で決断し、信念に基づいて行動するのに対し(幼い頃からそのように行動するよう育てられる)、女性は他者との関係性を重んじ、他者との調和共存や社会への適応に重きを置く(幼い頃から周りに気を遣い、周りと仲良くするよう、自己主張しないよう育てられるのは男性と対照的)。

その結果、アイデンティティが確立しにくかったり、メンタルヘルス不全になったり。
実際、女性は男性の3倍、ウツになりやすいという。

(男女共に有効な)ストレス対処法は4つ。
①ストレッサー(刺激)自体への対処。
②認知アプローチ評価(思考を変える)。
③感情・気分を鎮める。
④身体の興奮を鎮める、気分転換する。

②は、起こった事柄や相手に対し、自分の価値観等に照らして考えるからストレスが発生するので、考え方(視点)を変えてみようとする方法。

レポートが目的ではないので詳細は省くが、下記に教えてもらったコミュニケーションパターンチェック法を紹介。
「はい」は〇、「いいえ」は×、「どちらともいえない」は△。
×が多いと人間関係がスムーズにいかず、ストレスをためやすくなる。

①相手の良いところに気がついた時、積極的に褒めるほうですか?
②愛情や好意、感謝の気持ちをオープンに相手に表しますか?
③人の話に積極的に耳を傾けるほうですか?
④相手が自分と違う意見であっても、話し合い、できるだけ分かり合おうとしますか?
⑤自分の知らないことやわからないことを、人に教えて欲しいと頼むことができますか?
⑥自分のミスを指摘されたとき、それを認めて素直に謝ることができますか?
⑦自分が心細く、不安や弱気になっている時、それを口にできますか?
⑧人の言葉や態度で傷ついた時、怒りや失望の感情を(ただ感情に流されるのではなく)言葉で相手に伝えることができますか?
⑨長電話になりそうで都合の悪い時、相手にそのことを伝えて、電話を切ることができますか?
⑩意義のある援助や奉仕を頼まれた場合でも、自分に無理な時は断れますか?
⑪尊敬している(恩のある)人であっても、大事なことで意見が違っている場合、自分の意見を言えますか?
⑫公の場(会議等)であっても、必要であればきっぱり異議を唱えることができますか?
⑬受診を受けた際、医師に自分がほしい具体的情報をきちんと求めることができますか?
⑭貸したもの(お金など)を返して欲しいといえますか?
⑮不当な要求や押し付けを拒むことができますか?
⑯侮辱や中傷、いわれのない非難を受けた時、きちんと対応して反論できますか?

かなりオッサン度?の高い私は多くの女性が躓きそうな箇所も楽々クリアしたのだが、「そんなだから<勤め人>になれないのね」と気づいた次第…。