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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

人間、どこに適性があるかわからない

2009-07-20 | キャリアの周辺
中年からのキャリアチェンジを実践、成功するゾと常日頃から標榜している私。
しかしまだそのための準備万端整わず、今年も含めた2,3年は調整的な仕事もせざるを得ない。
どうせならどんな仕事も楽しんでやりたいし、何か新たな知識や仕事のノウハウが身につくなら大歓迎だ。

そんな事情により6月から新たな仕事を始めた。
個人対象の高額商品の営業。
手段は電話と訪問その他。

法人向けの電話営業は過去に少し経験があったが(大して実績が出せたわけではない)、個人対象は初めて。
ノウハウも確立していそうでいて、実際は個人に任されている部分が極めて大きいのだった。

甘ちゃんな私のこと、早々に挫折するかと思っていたところ、自分でも意外なことに勤めて1カ月余りで同期10人の中で一番に異例の早さで成約できたのだった。
それも2件も!

これは私の実力ではなく偶然、あるいはビギナーズラックの面が極めて大きい。
しかしお陰で、俄然仕事が面白くなったとまでは言わないが、営業という仕事に興味を持ち出した。

ヒマがあるとマーケティングの本を読んでいる。
日々実体験があるだけに、書いてあることがすーっと頭に入るというか。

今回のことは幸運に恵まれた面が大きいが、根が律儀に出来ている私は、お客さんが私を信頼してくれたことに対して報いないと申し訳ないと思ってしまう。

まだ数ヶ月は研修期間なので今後を考える時間はタップリあるのだが、それにしても゛つなぎ゛と思って就いた仕事で、妙な面白さを見出してしまった感じ。
これも゛偶キャリ゛の一つだ。

職業を変えても通用する、自分がこれまでに身につけた仕事能力をエンプロイアビリティ(直訳は雇用され得る能力)というが、実はこの仕事には私がこれまで身につけた(営業以外の)能力の発揮どころがかなりあることが自己分析でわかっている。

ゲームと思えば営業はなかなか面白く、頑張りが成果として目に見えるのも新鮮。
ライバルが多数いるのも刺激的で、やはり同期には負けたくない。

また、将来何か発言できるようにしようと思えば、実績をあげていることが不可欠。
この先どうするかまだわからないが、よちよち歩きの営業ウーマンの船出だ。