評判が気になっていた映画、アバターをやっと観た。
ほぼ3時間を要する長編もの。
なかなか見応えはあったが、戦闘場面が多いのでカンフー映画を観た後のように肩や体も相当凝ったような…。
はっきり言って、癒しどころか゛疲れる映画゛なのは確か(笑)。
(余談だが本当に観たい映画は一人で観るに限る。同行者がいると相手が遅れると焦るし、逆にこちらが遅れると申し訳なさでいっぱい。事前・事後にお茶や食事の心配もせねばならず、時間もお金もかかる)
3D専用メガネのお陰で映像の迫力は満点(この手のメガネはオーバーメガネ、つまり普段メガネを着用している人はその上に掛けられる)、映画館ならではの良さをしっかりと堪能できた。
しかし、この種の物語はあちこちで見たことがあるぞ。
様々な要素がパッチワークされた映画なのだった。
人類に゛青猿゛と呼ばれるパンドラ星の、ライオンと人間をドッキングさせたような青い皮膚を持つ人間は、身長もウンと高く人間よりはるかに身体能力に優れ、昔読んだエドガー・ライス・バローズの『火星の大元帥』に出てくる火星人を彷彿とさせるものだった。
(バローズの火星人は緑色で6本足を持つのが特徴だが)
やたら体がスリムなのはやはりアバターだからで、いわば人類理想の体型?なのだろう。
青い皮膚色のため、男女ともほとんど裸に近いのだが、全然いやらしく感じない。
空飛ぶ恐竜さながらの怪鳥はまるでコナン・ドイルの『失われた世界』に出てくる白亜紀かジュラ紀だかの物語のようであり、この怪鳥を馬のように乗りこなす先住民族の様はやはり、『火星の大元帥』のよう。
魂の木からフワフワと舞い降りる無数の白い綿毛のような魂のお告げを象徴するものは、タンポポの綿毛のようであり、姿はクラゲそのもの。
最後はウェルズの『宇宙戦争』さながら。
といっても、ここでは舞台は地球侵略を狙ってやってきた火星人と人類との戦いではなく、パンドラ星の地下に眠る超貴重鉱物資源を狙う人類と現地の先住民族、および動物?たちとの戦いだが。
背景にあるのは人類の環境破壊が地球を喰い尽くして、その魔手が宇宙の他の星にも拡がろうとしていること。
アメリカ人的な「オレだけが絶対正しい!」とする絶対唯一神的な発想で他者を排除していくやり方が、これでもかとばかりクローズアップされる。
映像としては文句なしに楽しめたが(それまでバカにしていたのに、『今後3D用のテレビが発売されるなら高くても欲しいかも』と思ったおバカな私だ)、ところどころストーリー展開に?な場面もあり、こういう疑問の解決には複数回鑑賞するしかない。
やれやれ。
もっともっと疲れろってことかいな(^^;)。
ほぼ3時間を要する長編もの。
なかなか見応えはあったが、戦闘場面が多いのでカンフー映画を観た後のように肩や体も相当凝ったような…。
はっきり言って、癒しどころか゛疲れる映画゛なのは確か(笑)。
(余談だが本当に観たい映画は一人で観るに限る。同行者がいると相手が遅れると焦るし、逆にこちらが遅れると申し訳なさでいっぱい。事前・事後にお茶や食事の心配もせねばならず、時間もお金もかかる)
3D専用メガネのお陰で映像の迫力は満点(この手のメガネはオーバーメガネ、つまり普段メガネを着用している人はその上に掛けられる)、映画館ならではの良さをしっかりと堪能できた。
しかし、この種の物語はあちこちで見たことがあるぞ。
様々な要素がパッチワークされた映画なのだった。
人類に゛青猿゛と呼ばれるパンドラ星の、ライオンと人間をドッキングさせたような青い皮膚を持つ人間は、身長もウンと高く人間よりはるかに身体能力に優れ、昔読んだエドガー・ライス・バローズの『火星の大元帥』に出てくる火星人を彷彿とさせるものだった。
(バローズの火星人は緑色で6本足を持つのが特徴だが)
やたら体がスリムなのはやはりアバターだからで、いわば人類理想の体型?なのだろう。
青い皮膚色のため、男女ともほとんど裸に近いのだが、全然いやらしく感じない。
空飛ぶ恐竜さながらの怪鳥はまるでコナン・ドイルの『失われた世界』に出てくる白亜紀かジュラ紀だかの物語のようであり、この怪鳥を馬のように乗りこなす先住民族の様はやはり、『火星の大元帥』のよう。
魂の木からフワフワと舞い降りる無数の白い綿毛のような魂のお告げを象徴するものは、タンポポの綿毛のようであり、姿はクラゲそのもの。
最後はウェルズの『宇宙戦争』さながら。
といっても、ここでは舞台は地球侵略を狙ってやってきた火星人と人類との戦いではなく、パンドラ星の地下に眠る超貴重鉱物資源を狙う人類と現地の先住民族、および動物?たちとの戦いだが。
背景にあるのは人類の環境破壊が地球を喰い尽くして、その魔手が宇宙の他の星にも拡がろうとしていること。
アメリカ人的な「オレだけが絶対正しい!」とする絶対唯一神的な発想で他者を排除していくやり方が、これでもかとばかりクローズアップされる。
映像としては文句なしに楽しめたが(それまでバカにしていたのに、『今後3D用のテレビが発売されるなら高くても欲しいかも』と思ったおバカな私だ)、ところどころストーリー展開に?な場面もあり、こういう疑問の解決には複数回鑑賞するしかない。
やれやれ。
もっともっと疲れろってことかいな(^^;)。