goo blog サービス終了のお知らせ 

パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

ようこそ あれこれ楽しいブログへ!

長年利用していた Autopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」が 2022年8月1日でサービス終了。2022年5月25日に新しくGooブログを開設して、旧ブログの全記事をここに引っ越しました。 まだ記事を見直し、修正中です。(*^_^*)♪
美術館巡り、宇宙や深海のこと、手作り作品、ITパソコン、美味しいものなど 内容あれこれです。
どうぞ、よろしくお願いします。(あとりえ「パ・そ・ぼ」の ベルル)
2022秋から冬 「ぐるっとパス」で行こう ・ 空~宇宙フリーク
★ 毎年のイベント ★ X’masツリー 2006~ ・ 餅つき大会 2007~ ・ 雛飾り 2007~
 ・ 七夕の短冊 2006~ ・ 夏・秋祭り 2010~

10/12 「おまもりとハンコとコイン」古代オリエント博物館へ

2023-10-18 11:09:48 | ぐるっとパスでアート展へ



★ 秋の特別展
「おまもりとハンコとコイン
-古代オリエントの偉大なる小さきものたち-」
 

古代オリエント博物館

2023年9月23日(土)~ 11月19日(日) 会期中は無休

10/12(木) ぐるっとパスで行きました。



入口、全て撮影OKです。



会場は、特別展と通常展示に分かれています。

「おまもりとハンコとコイン-古代オリエントの偉大なる小さきものたち-」 へGO!

1)護符(おまもり)のコーナー

まずは、エジプトのスカラベです。
スカラベは、創造と再生のシンボルで
たくさんの工芸品が作られたそうです。



底面に文字や模様が描かれています。



小さいところに精密な絵



ライオンの戦いが描かれている



スカラベの指輪です。前17~20世紀、かなり古い!



おしゃれ~ (*^_^*)♪



金のスカラベは、ミイラに付けられていたとか。





護符(タカラガイ)、鏡で裏の模様が見える展示です。



護符(神獣ヒヒ)、小さいんですよ!



護符(ネヘブカウ神) ヘビの神様!



護符(ミツバチなど)、めっちゃかわいい。
他にも 蝿(神様)など たくさんの展示がありました。



メソポタミアの護符、ズラリ



護符(鳥)、これも小さくて穴が開けられてます。
大事に身につけていたんでしょうね。



    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

2)印章(ハンコ)のコーナー



印章の使用例(封印



円筒印章 闘争文





インダス式スタンプ印章



裏が見える展示です



楔形文字に粘土板という時代から、
アルファベットに羊皮紙と進化して、
円筒印章は、スタンプ印章に取って代わられたそうです。

スタンプ印章 新バビロニア時代




3)コインのコーナー

ローマ銀貨 3世紀




初期のコイン
リュディア王国のエレクトラム貨 前6世紀



インドの銀貨 前5~4世紀



アレクサンドロス大王の銀貨 前4世紀以降





これで 特別展は 全部見ました。
古代オリエント博物館には何度も来ているので、
コインや印章は見たことがあったけれど、
スカラベの工芸品は初めてで、すっかり魅了されました。

あなたが描いたオススメの展示品



描きました。 オススメは「金のスカラベ」


 
展示コーナーには、たくさんのオススメの絵が!



映像コーナーでゆっくり学習。

 

小さな展示物が多かったので、詳細を見逃してるかも!
耳寄りなニュースを友人が教えてくれました!
会期は11月19日なのに あわてて10月12日にでかけたのは、「図録欲しさ」のため。(*^_^*)♪
10/5,6,10,11,12,13の6日間限定で、
アンケートにご回答いただいた方へ記念品として
図録(販売価格税込1,000円)を贈呈いたします。

というわけで、最後にアンケートを書いて図録いただきました。ありがとうございます。

記念のグッズ は、マスキングテープとクリアフォルダー



楽しい特別展で、古代オリエントに ワープしましたよ!

これまでに行った「古代オリエント博物館」の記事です。(2008年~ )
 ⇒ キーワード_古代オリエント博物館

こちらも参考に!
 → 「古代オリエント博物館」:過去の展覧会
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/17 特別展「畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織」大倉集古館へ

2023-10-17 21:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ


10/17 会期も終盤、ぐるっとパスで行きました。予想以上にステキでした。

秋晴れの昼下がり、
大倉集古館へやってきました。


ポスターが並んでいます。


近づいて、


玄関を見上げる。


フロアー案内。



展示会場は、撮影禁止です。
午後1時~3時、ゆっくり楽しみました。




めも:2023/10/17 Xperia10Ⅳ で撮影


会場ではまず 大きな布が壁に展示してあります。
カラフルでおしゃれな模様。インドの伝統の染めものや織りものの布地。
そのまま、ショールやサリーとして使うんですね。 かなり大きいのにびっくりしました。
身につけるところを 紹介してほしかった~。(*^_^*)♪

ターバンもずらりと並べてぶら下がっています。
カラフルでステキ! ひとつ欲しくなりました~。(*^_^*)♪

インドの染織の技術はとても高度で、手仕事で高価な布地はヨーロッパの王侯貴族の憧れだったようです。
インド製のカシミヤ山羊の綾地綴織のショールは、作るのに3年もかかる手の込んだものなんですよ!

イギリスではなんとか手作業を機械化しようとし、やがて産業革命へと進んでいきました。
印刷技術の発達が染織に応用されたとは驚きだけど、なるほどです。
会場には 凸版ローラーによる加彩、銅板プリントや、ジャガード織りの「倣カシミールショール」(イギリス、フランス製)など ヨーロッパ製の布地もたくさん展示されています。

真っ白のモスリンも目を引きます。 薄くて柔らかそう。
チカン刺繍という精緻な刺繍が散りばめられた、夢のような生地です。
少女のワンピース。花嫁衣装。~

インドの布地は、東インド会社を経て、東南アジアや日本にも輸入されました。
独自ルートでイスラム諸国にも輸出されたそうで、モスク模様の礼拝用布などアラビア風です。

日本でも人気だったそうで、男性用に仕立てられた着物がおしゃれでしたよ。

一番驚いたのは、「牛用掛布」、華やかな赤い色の豪華なもの。神聖な牛にピッタリ!

展示された布地には穴のあいた物やツギハギのものもあり、多分長く愛用された歴史ある貴重なものなんでしょうね。
今残っているのは、主に王侯貴族などが使っていたもの。
庶民のものは、残っていないんだとか・・・。

大地のパワーに育まれたインドの人々の色彩感覚の豊かさ・華やかさを感じるとともに、技術の高さ・精密さにも感動しました。
身近にある 更紗模様のカーテンやハンカチなど、見る目が変わりそうです。

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

参考:以下のサイトでは 展示の内容の写真が掲載されています。 

・ 【レビュー】 「恋し、こがれたインドの染織 ―世界にはばたいた布たち― 」大倉集古館で10月22日まで 綿布の源泉はインドにあり 2023.08.23 美術展ナビ

・ IM レポート 恋し、こがれたインドの染織  2023年8月24日

・ インドから世界に伝わった染織の魅力【特別展 畠中光享コレクション 恋し、こがれたインドの染織―世界にはばたいた布たち―】  花人日和

・ 特別展「恋し、こがれたインドの染織」東京・大倉集古館で - “色鮮やかなインド布”世界での展開を紹介 FASHION PRESS
 
    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

展示されているのは、「畠中光享さんのコレクション」です。
 どんな人? → 畠中光享(はたなか こうきょう) Wikipedia 日本画家、インド美術研究家、真宗大谷派僧侶。
 作品は? → 畠中光享 作家紹介

  

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

インドと言えば、美しい「サリー」と「ターバン」

身近なところでみかけるインドの女性は、着慣れた様子でサリーなどを身に着けています。色彩感覚が違いますね。

最近見た映画「燃えあがる女性記者たち」でも、女性記者たちが、カラフルな衣装で取材に出かけていたのが印象的でした。
 ⇒ Myブログ: 9/28 映画「燃えあがる女性記者たち」を見る

そして 映画「RRR] 最後の戦いの前に、神様に奉納されていた真っ赤な布を身にまとった主人公は、まさに神の化身でした。
 ⇒ Myブログ:3/21、25、29 インド映画「RRR」を3回も見る(*^_^*)♪

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

本:会場に並んでいた本を数冊読むことにしました。

・ アジア・中東の装飾と文様 単行本(ソフトカバー) – 2023/5/19 海野 弘 (著)

・ カンタ刺繍 そのモチーフと技法: インド・ベンガル地方で生まれた美しい刺し子の手仕事 単行本 – 2021/10/8 望月 真理 (著)

・ ジャワ更紗の美とその技法: ウィ・スー・チュン工房のバティックアート 単行本 – 2015/8/7 ピテカントロプス (編集)

  

その他の本など → インド染織 ・ インド 綿布
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023初夏 「ぐるっとパス」で行こう:5/16~7/15

2023-06-12 12:27:59 | ぐるっとパスでアート展へ

「2023初夏のぐるっとパス」

新緑が目に鮮やかな初夏、美術館巡りをしましょう!

ぐるっとパス ¥ 2500 (利用した日から2か月)



2023年5月16日 Start! ~ 2023年7月15日


暑くならないうちに出かけよう。 → ぐるっとパス (@gruttopass) | Twitter

 5~6月のおすすめ展覧会(入場) ・ 6~7月のおすすめ展覧会(入場)

「ぐるっとパス2023」20周年記念プレゼントキャンペーン実施!
応募期間: 第1回 4月1日~6月30日 第2回 7月1日~9月30日 第3回 10月1日~12月31日

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

行ったところの詳細は、それぞれのリンクからご覧くださいね。

★ 泉屋博古館 東京
特別展 大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101
2023年3月18日(土) ~ 5月21日(日) 月曜休館

5/16 行きました。 素晴らしかった。 
詳細はこちらをみてね。
 ⇒ Myブログ:5/16 「特別展 安宅コレクション名品選101」泉屋博古館へ

 

(クリックで拡大します)


★ 大倉集古館
特別展 「愛のヴィクトリアン・ジュエリー 華麗なる英国のライフスタイル」
2023年4月4日(火)~6月25日(日) 月曜休館

5/16 行きました。 素晴らしかった。 
詳細はこちらをみてね。
 ⇒ Myブログ:5/16 「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」大倉集古館へ

 

(クリックで拡大します)


★ 松岡美術館 2023年2月21日 ~6月4日 月曜休館
「憧憬のペルシア」展

5/25 行きました。 素晴らしかった。
詳細はこちらをみてね。
 ⇒ 5/25 「憧憬のペルシア」展 松岡美術館へ

松岡美術館 ポスター 

(クリックで拡大します)


★ 松岡美術館 2023年2月21日 ~6月4日 月曜休館
美しい人びと 松園からローランサンまで

5/25 行きました。 素晴らしかった。
詳細はこちらをみてね。
 ⇒ 5/25 「美しい人びと 松園からローランサンまで」松岡美術館へ

《桜舟》 ローランサン

(クリックで拡大します)


★ 東京都庭園美術館
建物公開2023 邸宅の記憶
2023年4月1日(土)~ 6月4日(日) 月曜休館

5/25 行きました。 素晴らしかった。
詳細はこちらをみてね。
 ⇒ 5/25 :「建物公開2023 邸宅の記憶」 東京都庭園美術館へ

ポスター 庭園美術館

(クリックで拡大します)


★ パナソニック汐留美術館
開館20周年記念展 「ジョルジュ・ルオー ― かたち、色、ハーモニー ―」
2023年4月8日(土)~ 6月25日(日) 水曜休館 

5/30 行きました。 素晴らしかった。
詳細はこちら ⇒ Myブログ: 5/30 「ジョルジュ・ルオー ― かたち、色、ハーモニー ―」パナソニック汐留美術館へ

ポスター 「かわいい魔術使いの女」

(クリックで拡大します)


■ 清澄庭園「花菖蒲と遊ぶ」
令和5年5月27日(土)~6月11日(日)9時~17時

【花菖蒲特別講座「花菖蒲の楽しみ方」】
 6月9日(金)13時~(約90分予定)
 講師 玉川大学農学部教授 田淵俊人

6/9 小雨の中、講座とハナショウブを見に行きました。 面白かった。



★ 小石川後楽園 
都営大江戸線「飯田橋」(E06)C3出口から徒歩3分
都営三田線「水道橋」(I11)A2出口から徒歩8分

花菖蒲を楽しむ~初夏の大名庭園を彩る優雅な紫~
2023年5月25日(木)~6月11日(日)
一般料金:300円がパスだけで入場できます。
2023年5月24日 ハナショウブの開花状況 (5月24日) :咲きはじめ
花数はまだわずかですが、たくさんのつぼみが上がってきています。
見ごろは5月末~6月初旬が予想されます。


★ 旧古河庭園
春のバラフェスティバル
2023年4月28日(金)~6月30日(金)
一般料金:150円がパスだけで入場できます。

★ 葛西臨海水族園 本館1階「渚の生物」エリア手前
パネル展示「暗闇で出会う生き物たち Encounters in the dark」
2023年3月2日(木)〜
一般料金:700円がパスだけで入場できます。



★ 渋谷区立松濤美術館
私たちは何者? ボーダレス・ドールズ
会期:2023年7月1日(土)~8月27日(日)
会場:渋谷区立松濤美術館
一般料金:1,000円がパスだけで入場できます。

★ TOPコレクション セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見
会期:2023年4月7日(金)~7月9日(日)
会場:東京都写真美術館


一般料金:700円がパスだけで入場できます。

★ 東京オペラシティ アートギャラリー
今井俊介 スカートと風景  4月15日(土)〜 6月18日(日)

野又穫 Continuum 想像の語彙 7月6日(木)〜 9月24日(日)
一般料金:1,400円がパスだけで入場できます。
参考
・ 【インタビュー】 芸術家・野又穫  空想が語るリアリティ
・ 野又 穫 ALTERNATIVE SIGHTS もうひとつの場所




★ NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
「Digital × 北斎【急章】その1」展「生きるが如く描く」
2023年4月29日(土)~10月1日(日)
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーE
一般料金:1,000円がパスだけで入場できます。


★ 文化学園服飾博物館 新宿
日本服飾の美
2023年6月17日(土)~8月6日(日)
一般料金:500円がパスだけで入場できます。



使える施設 から ピックアップ。

★ アクセサリーミュージアム 
Mariko Kohga展
会期:2023年6月1日(木)~8月13日(日)
会場:アクセサリーミュージアム
東急東横線「祐天寺駅」下車 、徒歩7分

★ 永青文庫  → アクセス 有楽町線江戸川橋駅(出口1a)より徒歩15分。
初夏展「細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―」
2023年5月20日(土)~7月17日(月・祝) 月曜休館
一般料金:1,000円がパスだけで入場できます。


★ 東洋文庫ミュージアム
東洋の医・健・美
2023年5月31日(水)~9月18日(月・祝)火曜休館 
一般料金:900円がパスだけで入場できます。


★ 東京都現代美術館
MOTコレクション 被膜虚実/Breathing めぐる呼吸
(1980年代末以降の作品を紹介/人の呼吸に繋がりながら世界をめぐるもの)
2023年3月18日(土)~6月18日(日) 月曜休館
東京都現代美術館 コレクション展示室 1F / 3F
一般料金:500円がパスだけで入場できます。


★ 古代オリエント博物館
館蔵品展「タイムスリップ!古代オリエントの世界」
2022年12月10日(土)~2023年7月9日(日) 会期中無休
一般料金:600円がパスだけで入場できます。


★ たばこと塩の博物館
没後200年 江戸の知の巨星 大田南畝の世界
2023年4月29日(土・祝)~6月25日(日)
一般料金:100円がパスだけで入場できます。


★ 中川船番所資料館
月曜休館

★ 郷さくら美術館 
 東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅正面出口より徒歩5分






 芸術の秋、行ってきました!  → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス

参考 ぐるっとパス
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/9「花菖蒲と遊ぶ」と講座「花菖蒲の楽しみ方」 清澄庭園へ

2023-06-09 21:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ


■ 清澄庭園「花菖蒲と遊ぶ」
令和5年5月27日(土)~6月11日(日)9時~17時

【花菖蒲特別講座「花菖蒲の楽しみ方」】
 6月9日(金)13時~(約90分予定)
 講師 玉川大学農学部教授 田淵俊人



6/9 小雨の中、講座とハナショウブを見に行きました。 面白かった。

清澄庭園に到着
会場の「大正記念館」 (ここからは入りません。)



ゲートを入ると、



お出迎えは、大きな手水鉢。



雨が小ぶりになりました。庭園を見渡して



講座の会場「大正記念館」に入ります。



(講座は撮影不可)
予想以上に大勢の方が参加しています。
各公園のガイドさんたちが、田淵先生のお話を聞きに来られたのかもしれません。

ハナショウブのことも先生のことも予備知識ゼロ!で講座を聞きます。

内容は盛りだくさん。スライドと貴重な資料のレジュメが配られました。
先生のお話は面白く、ハナショウブの歴史や 元となったノハナショウブのことなど。
気さくで話し上手で熱心な解説に時間が経つのが早い!
帰ったらゆっくり資料を読み返し、今後の花菖蒲田巡りに役立てたいです。

講座が終わったら、清澄庭園をグルっと回って花菖蒲田へ行きましょう!

大泉水(池)の眺め



「多重塔」





大泉水(池)と名石



花菖蒲田へ



花菖蒲田です。



講座の解説を思い出しながら・・・。



色とりどりの花が美しい。





美しいハナショウブ








花菖蒲田の向こうはアジサイが茂り、その背後は鬱蒼とした樹木



そろそろ花菖蒲田を後にして・・・。

紀州貴石とアジサイの絶景



モミジに縁取られた枇杷の木



ビワがなっています。(地面にたくさん落ちてました)



ザクロの木の風景



ザクロの花



水際のアジサイの花



楽しい散策はおしまいです。

めも:2023/05/25 PowerShot SX730 HS で撮影


「清澄庭園」には、バードウォッチングに何度か来ています。 
今日は、小雨模様で鳥見はしませんでした。
こちらも見てね。
2007年11月の野鳥 など ⇒ Myブログ:「清澄庭園」
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5/30 「ジョルジュ・ルオー ― かたち、色、ハーモニー ―」パナソニック汐留美術館へ

2023-05-30 21:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ



5/30  大好きな画家の展覧会なので、楽しみにして行きました。期待以上に良かったです。

パナソニック汐留美術館



入口のポスター
「ジョルジュ・ルオー ― かたち、色、ハーモニー ―」



会場に入ります。
最終章は、撮影OKでしたが、今回は作品を見ることに集中して、撮影は少なめにしました。

「パナソニック汐留ミュージアム」にはこれまで何度も来て、メインの展覧会に併設のルオーの作品を毎回少しずつ見てきました。
強い線で縁取られた人物、物言わぬピエロやキリストが見るものの心を掴みます。

今回は、初期の作品から見られるとあって、すごく楽しみでした。

第1章「国立美術学校時代の作品―古典絵画の研究とサロンへの挑戦」
初期の作品には、まだ晩年のルオーらしさが見られず、モローの影響を受けて描いた作品。

第2章「裸婦と水浴図―独自のスタイルを追い求めて」
ルオーが尊敬した画家セザンヌを想起させる水浴図や セザンヌへのオマージュ作品
ティーセットや花瓶も並びます。

第3章「サーカスと裁判官―装飾的コンポジションの探求」
仕事疲れや悩みを抱えるサーカスの団員。
人をさばく横柄な裁判官もやがて、裁くことの重さに悩み 思いやる表情になっていきます。

ポスターになっていた、ピエロの兄弟の絵 (会場に実物がありました)
優しく助け合いながら生きる様を見つめるルオー

『二人組(二兄弟)』



第4章「二つの戦争―人間の苦悩と希望」
戦争を体験したルオーが、その悲惨さを描いていて見るのがつらい・・・。
版画集『ミセレーレ』では、神にすくいを託したのでしょうか。

最後の章「旅路の果て―装飾的コンポジションへの到達」
やっと明るい色彩に変わっていきます。
私の好きなルオー作品です。まさに『 ― かたち、色、ハーモニー ―』

会場の様子です。






「キリストの親しき集い」


「クマエの巫女」


「受難エッケ・ホモ」


「かわいい魔術使いの女」





めも:2023/05/30 PowerShot SX730 HS で撮影

会場を2~3回めぐりながらルオーの絵をじっくり見ることができました。
ルオーは、絵の題材がわりと限られていて、描き方も独特。
個性が強いわりに馴染みやすい作品が多いと思っていましたが、
今回は戦争を題材とした強烈な絵に、たじたじとなりました。
実際に戦争を体験した人ならではの、苦しみや怒り、救いを求める心が現れているのでしょう。

これからも パナソニック汐留ミュージアムを訪れて、ルオーの絵を見ることがあると思います。
『 ― かたち、色、ハーモニー ―』をキーワードに、楽しみたいです!

展覧会概要
19世紀末から20世紀前半のフランスで活躍した、最も革新的な画家のひとり、ジョルジュ・ルオー(1871-1958)。
宗教的主題や、晩年の輝くような色彩で描かれた油彩、デフォルメされた親しみやすい人物像は、多くの人を魅了し続けています。
本展は、当館開館20周年を記念するルオーの本格的な回顧展です。
ルオーが、自身の芸術を語るのに繰り返し用いたことば「かたち、色、ハーモニー」をキーワードに、画家が影響を受けた同時代の芸術や社会の動向、二つの大戦との関係にも触れながら、ルオーの装飾的な造形の魅力に迫ります。
本展には、フランスや国内の美術館より、ルオーの代表作が集結します。
パリのポンピドゥー・センターが所蔵する晩年の傑作《かわいい魔術使いの女》や《ホモ・ホミニ・ルプス(人は人にとりて狼なり)》、手紙やルオーの詩など、本邦初公開作品を含む約70点が会場に並びます。
日本におけるルオーの最も充実した回顧展のひとつとなることでしょう。


これまでに「パナソニック汐留美術館(ミュージアム)」で見た展覧会
 ⇒ Myブログを「パナソニック」で検索

 去年 芸術の秋、行ってきました!  → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス

参考 ぐるっとパス  ・ #ぐるっとパス | X(Twitter)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5/25 「建物公開2023 邸宅の記憶」:東京都庭園美術館へ

2023-05-27 09:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ


5/25 ぐるっとパスで、美術館巡り。

松岡美術館 → 庭園美術館 → さらにお隣の「自然教育園」へ

庭園美術館の入口の大きなポスター



建物公開2023 邸宅の記憶

★ 東京都庭園美術館
2023年4月1日(土)~ 6月4日(日)



まずは、庭園めぐり





 ⇒ 5/25 庭園美術館のキミガヨランの花 ~ Myブログ「散歩道の野草と風」


さぁ!本館に入りましょう (会場内撮影OK)



入ってすぐ目を惹くのは、真っ赤な小袖。
お姫様の普段のお召し物



おおきなセーブル焼きの壺



松ぼっくりが目に止まりました!




新しい企画「さわる庭園美術館」



建物巡りでついうっかり触りそうな壁やタイル。

これは、本物の壁 ↓



触っていいレプリカが用意されています。

壁面のレプリカ、触ってみましょう!


バルコニータイルのレプリカ



本物のバルコニー ↓



窓から見た庭園と室内の壁や窓の様子




二階広間 団らんの空間



蓄音機 ♪ どんな曲を聞いていたの



    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

本館の各お部屋をじっくり眺めたら 

次は新館へ

「邸宅の記憶」、いろんなものが並んでいます。
素晴らしいインテリア、調度品に囲まれて暮らしていたんですね。



そして、注目の「ボンボニエール」大集合!



たくさんありすぎるので「鳥」のデザインに的を絞りました。



縁起のいい鶴亀や鶏。 



籠で飼う小鳥



日本の工芸のワザを尽くした逸品ぞろい。



戦時の婚礼では質素な木製のボンボニエールだったとか



ずらりならんだボンボニエール、圧巻です!



めも:2023/05/25 PowerShot SX730 HS で撮影

前回の建物めぐりは
2011年1月13日 ⇒ Myブログ:朝香宮のグランドツアー

東京都庭園美術館の思い出
◆ 展覧会 ⇒ Myブログ:庭園美術館
◆ 庭園の植物 ⇒ Tag「庭園美術館」 ~ Myブログ「散歩道の野草と風」

参考 ぐるっとパス
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5/25 「美しい人びと 松園からローランサンまで」松岡美術館へ

2023-05-26 09:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ


 ⇒ Myブログ:5/25 「憧憬のペルシア」展 松岡美術館へ



5/25 行きました。 素晴らしかった。
美しい人びと 松園からローランサンまで

「美人画」 という言葉が一般的になったのは明治期以降ですが、美しい女性像は古くは神や仏の姿、また正倉院に伝わる唐時代の女性図などに見出すことができます。
そして、在原業平や光源氏、源義経など物語に登場する魅力的な男性像も、多く絵画や工芸などに描かれてきました。
 今展では、上村松園、伊藤小坡、鏑木清方、伊東深水ら人気の高い「美人画家」たちの作品とともに、江戸時代から昭和時代の日本の絵画と工芸、そして近代の西洋絵画にあらわされた、年齢や性別にとらわれない美しい人びとをご紹介いたします。


美しい女びと

松室加世子 の作品は、初めてみました。
凛として気品のある女性の絵、素晴らしいです。

昨年1月に逝去された院展の松室加世子先生を追悼し、桃山時代のキリシタンをテーマとした《竪琴》、《燭光》 2作を初めて同時展示いたします。


《竪琴》松室加世子



《燭光》松室加世子



    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

天女、仏教に深く帰依した光明皇后
《藤三娘》 真野 満



    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

当時の現代っ娘たちでしょうね。

《三都美人図》 蹄斎北馬 (浪速美人・京美人・江戸美人)



それにしても、
恋の成就を願って清水寺から飛び降りるなんて!

清水寺の「舞台飛び落ち」、傘をさして生還すれば恋愛成就



    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

★ 今回一番気に入ったのが、この絵です。

《歯久ろめ》 伊藤小坡



お歯黒が仕上がった御婦人、櫛笄のセンスがいいですね。



伊藤小坡は、自然が好きだったそうで、
帯には、秋の虫が描かれています。




大好きな 「鏑木清方」

《蛍》  《保名》  (クリックで拡大します)

  

《保名》 美しい歌舞伎役者、舞踊の一コマ




美しい男びと

ご夫婦の画家が描いた2枚1組の屛風。 それぞれに美しい人々が!

《桜舟》 池田蕉園  六曲一双屏風 右隻



舟遊びが盛り上がっています。



《紅葉狩》 池田輝方  六曲一双屏風 左隻



着飾った乙女たち。



憧れの若衆、イケメン男子。




他にもステキな絵が並んでいます。




西洋の人々

展示室5の一部は、西洋の油絵です。



リッダーデイルは、初めての画家です。 
大人っぽく賢そうな少女ですね。
《少女像》チャールズ・シレム・リッダーデイル



キース・ヴァン・ドンゲン
アガサ・クリスティに出てきそう! 強気な女性も魅力的!
《ナッシュ夫人の肖像》・《天使の反逆》



マリー・ローランサン
夢見るような雰囲気、今にも話しかけてきそう!
《若い女》・《帽子をかぶった少女》




松岡美術館のポスター
上村 松園《春宵》は、前期展示なので見ることができず残念;;



めも:2023/05/25 PowerShot SX730 HS で撮影

美しいものを見るのは、本当にいいですね。
会場は静かで落ち着いていて、ゆっくり鑑賞できました。

こちらも見てね
 ⇒ Myブログ:5/25 「憧憬のペルシア」展 松岡美術館へ

本展を機に、マリー・ローランサンの本を読み、ますます好きになりました。
★もっと知りたいローランサン : 吉澤公寿 (著) ~ Myブログ:あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート

 ⇒ Myブログ:◎松岡美術館再開(2022年)と2010年からの思い出

 去年 芸術の秋、行ってきました!  → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス

参考 ぐるっとパス
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5/25 「憧憬のペルシア」展:松岡美術館へ

2023-05-25 21:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ


「憧憬のペルシア」 松岡美術館

2023年2月21日 ~6月4日

  

5/25 行きました。 素晴らしかった。

「憧憬のペルシア」 ◇出品リスト(PDF)

イスラーム時代に中近東で作られた陶器をペルシア陶器と呼びます。
1972(昭和47)年、初代館長は初めて海外オークションに参加し、その帰途に立ち寄ったテヘラン(イラン)で9世紀から13世紀のペルシア陶器をまとめて取得しました。
今回は、貴人や動物が描かれた鉢、ターコイズブルーの水差しに加え、輝くラスター彩の壺など、約50点を一挙公開いたします。
悠久の時を伝えるエキゾチックな世界をお楽しみください。


松岡美術館 に着きました。



会場にはいると、おなじみの彫刻作品がお出迎えしてくれます。
(会場内は、撮影OK)

2階の展示室4は、「憧憬のペルシア」
中東イランの2世紀~、9~11世紀、12~14世紀、16~17世紀の焼き物の展示です。






9~11世紀の彩画のペルシア陶器
どれもステキ!たくさん並ぶ中で人物や鳥、動物の描かれたものを選んで撮影しました。

黄地彩画 貴人文 鉢 イラン ニーシャープール 9-10 世紀



黄地彩画 山羊文 鉢 イラン ニーシャープール 9-10 世紀



紫褐地彩画 鳥文 鉢 イラン ニーシャープール 9-10 世紀



白地彩画 人物百鳥文 鉢 イラン ニーシャープール 9-10 世紀




13 世紀 ラスタ-彩のペルシア陶器
やはり人物と鳥の模様に目がいきます。(*^_^*)♪
複雑な模様も、落ち着いた色合いと整った形が安定感を与えます。


ラスタ-彩 人面鳥文 把手壷 (はしゅこ)イラン カーシャーン 13 世紀




12 ~13世紀 青釉のペルシア陶器
緑がかったブルーの濃淡がステキです。
古代っぽい大きな壺は、特に目を惹きます。
鳥や人物、動物の面白い形がいいなって思いました。




青釉 縄目文 六耳大壷(ろくじたいこ) イラン サーヴェ 12 世紀



青釉銀化 鳳首 水注(すいちゅう) イラン カーシャーン 12 世紀



青釉 銀化 象(ぞう) イラン グルガン 12-13 世紀



青釉黒彩 人物形 瓶(へい) イラン 13 世紀




「憧憬のペルシア」関連地図。 広大な地域ですね。



松岡美術館のポスター、華やかです!



めも:2023/05/25 PowerShot SX730 HS で撮影


 ⇒ Myブログ:◎松岡美術館再開(2022年)と2010年からの思い出

 去年 芸術の秋、行ってきました!  → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス

参考 ぐるっとパス
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5/16 「特別展 安宅コレクション名品選101」泉屋博古館東京へ

2023-05-17 09:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ

「2023初夏のぐるっとパス」

★ 泉屋博古館 東京

特別展 大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101

2023年3月18日(土) ~ 5月21日(日) 月曜休館



チラシ PDF ・ 出品リスト PDF



5/16 行きました。 素晴らしかった。

泉屋博古館は、平日の午後はいつも静かな雰囲気です。
ところが今日は、建物の外に人が三々五々、イベントでもあったのでしょうか、こんなこと初めてです。
スタッフの方に聞くと TV「ぶらぶら美術・博物館」で紹介されて、急に来館者が増えたとのこと。
出直そうかと思ったけれど、会期は今度の日曜まで!ということは明日以降もっと増えそうです。

気を取り直して、中へ入りましょう!

建物をはいると、広いホール。
音声案内のアプリ「ポケット学芸員」があるというので、インストールしました。

じつは、今回の展示のこと、全く下調べしていなかった。

展示されているのは、大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の「安宅コレクション」から厳選された101件。
なんと 国宝が2件、重要文化財が11件も出品されているんですって!

そして、全作品 撮影OK~。
これは・・・、撮影しながら、解説を読み、アプリの音声案内を聞いていたら じっくり見るどころではないです。
それに 人が多いので、自由に歩くというわけにも行きません。

ということで、撮影は、国宝と重要文化財だけに絞りました。

◆ ロビー
どんな作品に会えるのか、楽しみです。


 

(下記作品についている数値は、「ポケット学芸員」の番号です)


◆ 第3展示室 第三章 中国陶磁の美
最初に入ったのは、国宝が展示されているお部屋です。



まず目に入るのは、黒いお茶碗。

13 重要文化財 「木の葉天目茶碗」



葉っぱの模様が印象的な器。ちょっとモダン。
描いた模様じゃなくて、本物の桑の葉が焼き付けてあるんだそうです。

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

14 国宝 「油滴天目茶碗」



器の外にも中にも、小さなしずく模様がびっしり。
焼くときに偶然できる模様だそうです。
青みがかった色合いは幻想的、
全体の形もスッキリ美しくて、ずっと見ていたい。

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

12 国宝 「飛青磁 花生」



するっとした形に、口の広がりがアクセント。
飛び飛びの模様の配置が絶妙なんだそうです。
お花を生けて我が家に飾りたい!(*^_^*)♪

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

 7 重要文化財 「緑釉黒花 牡丹文 瓶」



地の緑色に、黒っぽい緑色の模様が力強く浮かび上がっています。
ちょっとオリエント風。器の下の方も印象的です。

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

11 重要文化財 「青磁 鳳凰耳花生」



耳がアクセントの整った形が、古代の儀式を彷彿とさせます。
なめらかな質感、ちょっと触ってみたい!

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

   国宝 「秋野牧牛図」 (後期 特別出陳)

国宝と気づかず、写真を撮り忘れました・・・。
上記写真の右上隅に 掛け軸の端がちらっと写っています。
『後期展示になり、泉屋博古館所蔵の国宝《秋野牧牛図》が登場しました。
安宅コレクションの重文《青磁 鳳凰耳花生》とのコラボレーションをぜひお楽しみください。』


第1展示室 第一章 珠玉の名品
次は、ホールを通って向かい側のお部屋へ



 4 「加彩 婦女俑」  唐時代 8世紀


ぽっちゃり系の女性は、当時の美人の代表ですって。
ほんのり残った彩色、本当はどんな色合いだったのでしょう。
??な足元。もっとよく撮ればよかった・・・。

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

21 重要文化財 「法花 花鳥文 壺」



青系の濃淡で表現された鳥と花。鳴き声が聞こえそう ♪

裏側も見てみましょう。違う鳥がいますよ (。・ө・。)
艶やかな花、蝶がひらひらと飛んでいます。



 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

16 重要文化財 「青花 蓮池魚藻文 壺」



今度は、魚です。蓮の花も咲いています。
魚は何匹もいて、壺をぐるっと取り巻いて泳いでいます。
ちょっと楽しい水の中~。

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

 8 重要文化財 「青磁刻花 牡丹唐草文 瓶」



一面に施された牡丹と唐草の彫り模様が 美しいです。
オリーブグリーンの濃淡が引き立つ瓶の形も面白い。

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

(27)重要文化財 「白磁綉花 牡丹唐草文 瓶」



こちらは、牡丹と唐草模様が白地に浮き上がっています。
丸っこい形が優しい雰囲気。

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

 5 重要文化財 「白磁刻花 蓮花文 洗」



これは、びっくり。遠目にはただの白いボウル。
でも近づいて目を凝らすと、美しい蓮の模様が!
模様がわかるようにと、何枚も写真を撮りました。
ぜひ会場で、見てください!

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

18 重要文化財 「青花 枇杷鳥文 盤」



白地の大きなお皿に描かれた縁起物。
綬帯鳥(じゅたいちょう)と枇杷(びわ)です。



 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

19 重要文化財 「瑠璃地白花 牡丹文 盤」



明るい紺色のお皿に 白いボタンの花。
細い線が描かれているけど、写真では見えませんね。


第2展示室 第二章 韓国陶磁の美 

ほとんどが「高麗時代」12~13世紀頃の作品



34 重要文化財 「青磁象嵌 童子宝相華唐草文 水柱」



優しい色合いのおしゃれな形の器「水柱」。
「ジャックと豆の木」のように
童子が蔓をよじ登っている! 
どこ?目を凝らして探しました。(*^_^*)♪




第4展示室 第四章 エピローグ

ちょっとこだわりの作品が展示してあります。

「しきょうゆう」・「青銅 とうてつ文 しきょうゆう」
商時代 前14~11世紀
本展覧会で 一番古い時代の作品です。





最初かわいいと思ったけれど、よく見ると・・・、
古代のミステリアスなパワーが伝わってきます。
ミミズクと蛇がモチーフだそうです。

「しきょうゆう」



めも:2023/05/16 PowerShot SX730 HS で撮影

 
以上「国宝」「重要文化財」の作品を中心に、カメラ片手に見て回りました。
そのあと、全部の作品を2~3周 会場巡りをしながらゆっくり楽しみました。

思いがけず、国宝にも出会えてラッキー。
持って帰れるとしたら 一番欲しいのはもちろん「油滴天目茶碗」

どの作品も、いろんな技法の高度な技術で作られいます。そして完璧な芸術性 ♪

「やきものとは」? これからでも遅くない、目を通しておこう
 → 大阪市立東洋陶磁美術館 陶磁入門




今回驚いたのは、国宝などの作品が全て撮影OKだったこと。
そして、収蔵作品が「画像オープンデータ」として公開されていることです!
画像をダウンロードして、トートバッグやTシャツを作れちゃうんですね。


★ 大阪市立東洋陶磁美術館  > コレクション紹介
  大阪市立東洋陶磁美術館 収蔵品検索

『大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ』
大阪市立東洋陶磁美術館では、国宝・重要文化財をはじめとした中国・韓国・日本などの優れた陶磁器を多数所蔵しています。
収蔵品の魅力を広く知っていただくため、収蔵品の画像データをオープンデータとして公開することになりました。

「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ」で公開している画像は、当館への申請が必要なく、自由にダウンロード、複製、再配布することができます。
例えば出版物やウェブサイトへの掲載、講演会等でのスクリーンへの投影、テレビ番組での放送、販売商品への印刷など、営利・非営利に関わらず利用が可能です。

利用に際しては、利用規約をご覧ください。 → 大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ利用規約


参考 

・ ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」 

・ TV日テレ「ぶらぶら美術・博物館」 2023年5月10日 放送
#436 世界屈指の東洋陶磁コレクション!国宝茶碗、幻の青磁器ほか名宝続出
〜泉屋博古館東京 特別展「安宅コレクション名品選101」で美の真髄に触れる〜

東洋陶磁器の美の真髄
住友家旧蔵の美術品を保存、公開しているこちらの美術館では現在、大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の「安宅コレクション」を紹介する特別展を開催中。
総合商社・安宅産業の元会長 安宅英一が収集した、世界有数の東洋陶磁コレクションです。
厳選された101件の展示品の中には、国宝2件、重文11件も!
特に注目は、日本で国宝指定された唯一の「油滴天目茶碗」や、世界にわずか90点程しか現存しない、幻の青磁の器など、滅多にお目にかかれないお宝が続々!
安宅英一の独自の感性と執念で築かれたコレクションを通して、東洋陶磁器の美の真髄に触れる貴重な展覧会です!


・ ぐるっとパス

こちらも見てね。
 ⇒ Myブログ:泉屋博古館
 ⇒ Myブログ:陶磁器の名品
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5/16 「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」大倉集古館へ

2023-05-16 21:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ

「2023初夏のぐるっとパス」

★ 大倉集古館

特別展 「愛のヴィクトリアン・ジュエリー 華麗なる英国のライフスタイル」 → チラシ PDF

2023年4月4日(火)~6月25日(日) 月曜休館



1837年、18歳の若き女性が大英帝国の王位を継承し、栄華を極めた時代の幕が開きました。この繁栄期に64年間王位にあったのがヴィクトリア女王(在位:1837~1901年)その人です。植民地を世界各地に築き、圧倒的な工業力や軍事力によって「太陽の沈まない帝国」と呼ばれたこの時期のイギリスは、ヴィクトリア時代と呼ばれます。  本展では、大英帝国がもっとも繁栄したヴィクトリア女王の治世、英国王室にまつわる宝飾品をはじめ、当時台頭してきた資本家層など、多くの人々を魅了したヨーロッパのアンティークジュエリーを中心に、英国上流階級のライフスタイルを彩ったドレスやレース、銀食器など、華やかで優雅な世界をご紹介いたします。
チラシダウンロード PDF  ・ 作品リストダウンロード PDF

5/16 行きました。 素晴らしかった。 

大倉集古館 につきました。



無機質な高層ビル群の中で、際立つ建物です。



展覧会のポスター




出迎えてくれるのは・・・。



まるでタイムスリップしたような空間。 建物正面です。



中に入りましょう!



(会場内は撮影できません)


来館者はそれほど多くなく、じっくり展示を見ることができました。

ヴィクトリア女王の若き日の肖像画。(1842年頃)
華麗なティーセットに圧倒されます。
これで紅茶を飲み、お菓子を食べたのね~。 
まさに「華麗なる英国のライフスタイル」 (*^_^*)♪

そして、豪華なジュエリーが、ずらりと並んでいます。

最初のゴールドづくしの「パリュール」に目が釘付けです。

「パリュール」は、「ティアラ、ブローチ、イヤリング、ペアブレスレット、ネックレス」のセット
アクセサリーは同じデザイン、素材でセットで作られていて、正装のイベントには欠かせないものです。
美しいだけでなく、今もすべて揃って保存されていることが貴重なコレクション。

つづいて、ゴールド、エメラルド、ダイヤモンド、ターコイズ、ルビー
贅を尽くし細工の技術を凝らして作ったキラキラと煌くジュエリー

真珠(パール)のコーナーでは極小のシードパールを初めてみました。
芥子の実サイズの真珠をつかったブローチ、あまりにも小さくて、繊細で美しい。これ欲しいです!

スコットランドのアザミ。アイルランドのシャムロック。イングランドのバラ。
それぞれのモチーフをあしらったティアラ。
歴史を知らないと価値もわからない・・・。
ケルトのアクセサリーもありました。

さて、展示にはゴールドが多く ダイヤモンドはそれほど目立ちません。
なんでも ダイヤモンドは18世紀にブリリアンカットができるようになって輝きが増し、人気が出たのだとか。

エナメルやカメオ、象嵌などの細かい細工のものも多く、その精緻さに驚きました。
ここでも 小さな作品に欲しいな!というのがあったんですけど・・・。(*^_^*)♪

記念のジュエリー、肖像画、髪の毛を使ったものなどは、これまであまり馴染みがなかったけれど、
日頃身につけて大切にされていたようです。
更に 故人を偲ぶアクセサリー、喪を表す黒いジュエリーなども大切な装飾品ですね。
「モーニング」という言葉を初めて知りました。
喪とか悲しみのモーニングは mourning、朝のモーニングは morning。
このあたりの展示物に、タイトルの「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」の意味が込められているのでしょう。

展示された19世紀初期のドイツのものには、戦争で貴金属が品薄で代用の 「アイアンワーク」のアクセサリーなんてのもありました。
プラスチックはまだない時代ですからね。

とても 不思議に思ったのは、黒人の貴婦人をかたどったアクセサリーです。
イギリス風の装いでとても美しい。つい ハガキを買いました。
どんな人なんでしょう?
イギリスが支配する(植民地)アフリカの女王様とか?
ハガキをよく見ると「BLACKAMOOR」と書かれていたので 調べました。
・ 「BLACKAMOOR(ブラッカムーア)」は西洋装飾美術の分野における「黒人」を指し、その珍しさ、エキゾチックさから、彫刻、宝飾品、紋章等の主題として用いられ、特に貿易が盛んであった16世紀のヴェネツィアでは大変好まれた。 (アンティQ

・ 【ブラッカムーア blackamoor 】 ~ 宝飾品 |ものがたり西洋アンティーク事典
 アフリカ黒人を題材にしたカメオ。黒オニキスか黒く染めたカルセドニーが使用される。
 ムーア人を簡単に言えば北アフリカに住むイスラム教徒のこと。肌の色は濃いが、黒人と黄色人種の中間ほどでオニキスほどの漆黒ではない。だからblackと付け加えたのか、それともシェークスピアのオセロからの誤解か、詳しくは不明。
 黒人を題材にしたアンティークには、奴隷らしき人物が燭台や大皿を抱えている彫塑とかあまり趣味のよろしくない代物もあるが、16世紀から18世紀にベニスで作られていたブラッカムーアは見事。彫り出されているのはジュエリーや王冠を身に付けたムーア人、顔立ちも凛々しく高貴な身分を感じさせられる。


とにかく美しいだけでなく 歴史が詰まったジュエリーたち。
「パリュール」、「モーニング」など初めて知ることも多くすごく素敵な展覧会でした。

今回始めて知った「ジェット」、グッズコーナーにアクセサリーがありました。
今ではとても貴重な素材だそうで、ステキだけど手が出ません。(*^_^*)♪
「ジェット」について知りたくなったので、本を買いました。



めも:2023/05/16 PowerShot SX730 HS で撮影

 
大倉集古館には、2011年に初めて行ってから数回「ぐるっとパス」で来ています。
いつも素晴らしいものをゆっくり見ることができるお気に入りの美術館です。
 ⇒ Myブログ:大倉集古館

参考
・ 那須高原 穐葉アンティークジュウリー美術館 公式ホームページ

・ 漆黒の宝石 ジェット | 王室のモーニングジュエリー
・ 黒玉 - Wikipedia (こくぎょく、英語: jet)は、樹木が水中で長い年月を経て化石化した準鉱物である。

・ アイルランドのシンボル 「シャムロック」

・ ぐるっとパス




会場に並んでいた本 どれも面白そうです。

ジュエリー
・ ミアルカ アンティークジュエリーの魅力とひみつ 単行本 – 2022/11/22 伊藤美也子 (著)
・ ジュエリーの歴史―ヨーロッパの宝飾770年 単行本 – 2014/3/1 ジョーン エヴァンズ (著), Joan Evans (原名), 古賀 敬子 (翻訳)
・ 世界観設定のための宝石図鑑 単行本(ソフトカバー) – 2022/9/28 飯田 孝一 (著)

  


アクセサリー
・ アクセサリーの歴史事典:上 (頭部・首・肩・ウエスト) 単行本 – 2019/1/10 キャサリン・モリス・レスター (著), ベス・ヴィオラ・オーク (著), 古賀敬子 (翻訳)
・ アクセサリーの歴史事典 :下(脚部・腕と手・携帯品) 単行本 – 2020/11/12  キャサリン・モリス・レスター (著), ベス・ヴィオラ・オーク (著), 古賀敬子 (翻訳)
・ アンティークレース: 16世紀から20世紀の美しく繊細な手仕事 単行本 – 2020/11/21 市川圭子 (著)

  


アフタヌーンティー
・ 英国王室のアフタヌーンティー 単行本 – 2018/2/23 マーク・フラナガン (著), キャサリン・カスバートソン (著)
・ 英国式アフタヌーンティーの世界: 国内のティープレイスを訪ねて探る、淑女紳士の優雅な習慣 単行本 – 2021/9/10 藤枝 理子 (著)

 


テーブルセッティング
・ テーブルセッティング エレガンス: お招きするための四季のスタイリングとレシピ 単行本 – 2021/3/12 岩崎 久美 (著)
・ テーブルコーディネートの発想と技法: 視覚効果から考えるデザインの考え方、組み立て方 単行本 – 2021/4/9 浜 裕子 (著)
・ 図説 英国ティーカップの歴史 増補新装版: 紅茶でよみとくイギリス史 (ふくろうの本/世界の文化) 単行本 – 2019/8/22 Cha Tea 紅茶教室 (著)

  


ライフスタイル
・ 図説 ヴィクトリア朝の暮らし: ビートン夫人に学ぶ英国流ライフスタイル (ふくろうの本/世界の文化) 単行本 – 2020/2/22 Cha Tea 紅茶教室 (著)
・ 図説 英国の住宅: 住まいに見るイギリス人のライフスタイル (ふくろうの本) 単行本 – 2021/5/25 山田 佳世子 (著), Cha Tea 紅茶教室 (著)

 
 

イギリスの歴史
・ 図説 ヴィクトリア朝の女性と暮らし: ワーキング・クラスの人びと (ふくろうの本) 単行本 – 2019/5/28 川端 有子 (著)
・ 物語イギリスの歴史(上) - 古代ブリテン島からエリザベス1世まで (中公新書) 新書 – 2015/5/22 君塚 直隆 (著)
・ ヴィクトリア女王―大英帝国の“戦う女王” (中公新書) 新書 – 2007/10/1

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022秋から冬 「ぐるっとパス」で行こう:10/28~12/27

2022-12-27 22:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ

芸術の秋 「2022秋~冬のぐるっとパス」

紅葉が目に鮮やかな秋、美術館巡りをしましょう!

ぐるっとパス ¥ 2500 (利用した日から2か月)


ずっとコロナ禍で自粛していた美術館巡り、そろそろ行ってもいいかな。
ワクチンも打ってるし、感染に気をつけながら、レッツGO!

今期から分厚いチケットの束が、一枚のカードに変身。
薄くなっていいかなぁ。あれっ どこに行ったかがわからないよ。
というわけで 「ガイドブック」も合わせて持ち歩き。o(*'o'*)o

 スマートフォンアプリもあります。Web購入なら「Myページ」でどこへ行ったかチェックできるそうです。
 うっかり、会場でカードを買ったので、「Myページ」は使えない・・・。(^o^ゞ;

寒くならないうちに出かけよう。 → ぐるっとパス (@gruttopass) | Twitter

 12~1月のおすすめ展覧会(入場)

行ったところの詳細は、それぞれのリンクからご覧くださいね。


2022年10月28日 Start! ~ 2022年12月27日

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

★ 永青文庫
秋季展「永青文庫漆芸コレクション かがやきの名品」
(2022年12月4日 「日曜美術館 アートシーン」)
会期:2022年10月8日(土)~ 12月11日(日) 月曜休館
 → アクセス 有楽町線江戸川橋駅(出口1a)より徒歩15分。
12/6 行きました。 初めての「東洋文庫ミュージアム」
お隣の「肥後細川庭園」の紅葉も素晴らしかった。 詳細は後ほど




★ 東洋文庫ミュージアム
祝・鉄道開業150周年 本から飛び出せ!のりものたち
10月5日(水)~2023年1月15日(日) 休火曜 
12/5 行きました。予想と違う内容でした。
初めての「東洋文庫ミュージアム」に圧倒されました。
詳細はこちら ⇒ Myブログ: 12/5 本から飛び出せ!のりものたち展:東洋文庫ミュージアムへ




★ 東京都現代美術館
MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd
11月3日(木・祝) ~2023年2月19日(日) 
12/2 行きました。 現代アートは手強い。
詳細はこちら ⇒ Myブログ:12/2 MOT コレクションを巻き戻す 2nd展:東京都現代美術館へ




★ 渋谷区立松濤美術館
ビーズ ―つなぐ かざる みせる 国立民族学博物館コレクション
 11月15日(火)~2023年1月15日(日) 
展覧会担当学芸員によるギャラリートーク ※無料(要入館料)※事前予約は必要ありません
 11月18日(金)、11月26日(土)、1月8日(日)  午後2時~(約40分間)
11/18 ギャラリートークに合わせて行きました。予想以上に面白かった。 詳細は後ほど

★ 古代オリエント博物館
【秋の特別展】 ヒンドゥーの神々の物語
9月23日(金・祝)~11月27日(日) 無休
11/15 行きました。予想以上に面白かった。 詳細は後ほど




★ 泉屋博古館
特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯
11/3(木)~12/18(日) 
11/8 行きました。 素晴らしかった。
詳細はこちら ⇒ Myブログ:11/8 「特別展 板谷波山の陶芸」泉屋博古館へ




★ 大倉集古館
大倉コレクション-信仰の美-国宝〈普賢菩薩騎象像〉
11月1日(火)~2023年1月9日(日) 
11/8 行きました。 素晴らしかった。 
詳細はこちら ⇒ Myブログ:11/8 大倉集古館-信仰の美-国宝〈普賢菩薩騎象像〉




★ パナソニック汐留美術館
つながる琳派スピリット 神坂雪佳
10月29日(土) ~12月18日(日) 休:水曜 
11/7 行きました。 素晴らしかった。
詳細はこちら ⇒ Myブログ: 11/7 パナソニック汐留美術館:神坂雪佳展




★ 松岡美術館
松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.3
2022年11月1日 ~2023年2月5日 
11/4 行きました。 素晴らしかった。
詳細はこちらをみてね。
 ⇒ 11/4 松岡美術館「めぐりあうものたち Vol.3」へ ~ Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」

展示室4 展示室5


★ 東京都庭園美術館
旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる
9月23日(金・祝)~11月27日(日) 
11/4 行きました。予想外の内容、いいのもつまらないのも。
詳細はこちらをみてね。
 ⇒ 11/4 東京都庭園美術館:旅の想像/創造展へ ~ Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」

Goo5


★ 中川船番所資料館
収蔵資料展「江戸名所図会」で巡る江東  4/27 ~11/6(日)
企画展 「海岸線が物語る江東の歴史」 7/21(木) ~ 11/6(日)

10/28 最初に行ったのがここです。
「ぐるっとパス」のカードを購入。ガイドブックももらいました。これは便利~。
「中川船番所資料館」は、何度も行ってますが、常設展示も工夫され少しづつ変わっているようでした。
今回見た2つの展示も興味深く ゆっくり見ることができました。


江戸名所図会ポスター 海岸線ポスター

詳細はこちらをみてね。
 ⇒  10/28 『「江戸名所図会」で巡る江東』:中川船番所資料館へ ~ Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」

懐かしいイベントなど ⇒ Myブログ:「中川船番所資料館」で検索




使える施設 を見て ざっと予定を立てました。

★ 郷さくら美術館 東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅正面出口より徒歩5分
 現代日本画 —夜— 9月13日(火)~ 11月20日(日)
 松村公嗣の世界 —出会いとその軌跡—  2022年12月3日(土)~ 2023年2月26日(日)


★ アクセサリーミュージアム 東急東横線「祐天寺駅」下車 、徒歩7分
 いけないのファッション展  2022年9月1日(木)~ 12月17日(土)


★ 東京オペラシティ アートギャラリー 2022.10.8[土]~ 2022.12.18[日]
 川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり 母なる大地、[Mother Earth]の頭文字[M/E]


★ NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
 ICC マニュアル 2022 生命的なものたち 6月25日(土)~ 2023年1月15日(日) 特設サイト ・ ハイパー展示 ・ バーチャルツアー


 芸術の秋、行ってきました!  → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス

参考 ぐるっとパス
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12/6「永青文庫漆芸コレクション かがやきの名品」へ

2022-12-06 21:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ


★ 永青文庫
秋季展「永青文庫漆芸コレクション かがやきの名品」

会期:2022年10月8日(土)~ 12月11日(日) 月曜休館

永青文庫 → アクセス 有楽町線江戸川橋駅(出口1a)より徒歩15分。

2022年12月4日 「日曜美術館 アートシーン」で紹介されました。

12/6  行きました! 初めていく 「永青文庫」。
早稲田駅から歩くことにしました。駅から徒歩 15分ですって。
 

早稲田の交差点のユニークな建物


神田川の向こうに、鬱蒼とした森へ登る階段が見えます。
えっ~~、この道でいいのかしら? 

神田川をわたり


坂を登る前に 掲示されている地図を確認。


見上げる 大イチョウ。


「胸突坂」の階段をえっちらおっちら 登ります。


めも:2022/12/06 SW001SH で撮影


やっと「永青文庫」に着きました。


門構え


小道の奥に建物


紅葉が素晴らしい。「肥後細川庭園」へ下る道があります。


秋季展「永青文庫漆芸コレクション かがやきの名品」



めも:2022/12/06 PowerShot SX730 HS で撮影


会場に入ります! (会場内は、撮影禁止。)
落ち着いた雰囲気の室内を、ゆっくりと見ていきましょう。
珠玉の宝物といえる品々が並んでいます。
細かい技に圧倒されます。
東南アジアの国々の、漆工芸の素晴らしい作品も見ることができ、世界が広がった気がします。


 古くから人々の生活に馴染み深い漆芸品。
中国では貝殻を嵌め込む「螺鈿(らでん)」、漆を塗り重ねて文様を彫り表す「彫漆(ちょうしつ)」、
漆の表面に点や線を刻んで、そこに金箔などを擦りこむ「鎗金(そうきん)」といった技法が生み出され、
日本では金銀粉や色粉を蒔きつける「蒔絵(まきえ)」が独自に発展を遂げるなど、多種多様な作品が制作されました。
それらが放つ「かがやき」はアジアのみならず西洋人をも魅了し、漆芸は東洋を象徴するものとなりました。
 永青文庫の膨大な漆芸コレクションには、大名調度、馬具、茶道具、楽器など様々な種類が含まれます。
さらに、日本だけでなく、中国、朝鮮半島、琉球、東南アジアで制作された作品がみられるのも特徴のひとつです。

■ 主な展示作品 ※すべて永青文庫蔵
・ 「橋桜九曜紋蒔絵硯箱」 江戸時代(18世紀)
・ 「綱代螺鈿貝蒔絵文台・硯箱」 江戸時代(18~19世紀)
・ 高野松山「獅子蒔絵色紙箱」 昭和2年(1927)
・ 原羊遊斎「雪華文蒔絵印籠」 江戸時代(19世紀)
・ 「雲龍漆絵輪花食籠」 中国 清時代(18世紀)
・ 「牡丹唐草螺鈿馬上杯」 中国 明時代(14~15世紀)


★ 国宝「時雨螺鈿鞍」 は 【展示期間】を過ぎていたので見ることはできませんでした。
 早く行けばよかったのに、下調べが足らなかった・・・。


・ 国宝「時雨螺鈿鞍」 鎌倉時代(13~14世紀) 【展示期間】10月8日(土)~11月13日(日)
本展は、永青文庫では実に16年ぶりの展示となる「時雨螺鈿鞍(しぐれらでんくら)」(国宝)をはじめ、選りすぐりの作品を最新の調査結果とともに紹介します。
細川家が代々大切にしてきた「かがやきの名品」をこの機会にぜひお楽しみください。

これも、【展示期間】を過ぎていたので見ることはできませんでした。がっかり。

・ 横山大観、下村観山、竹内栖鳳「観音猿鶴」 明治43(1910)頃 【展示期間】10月8日(土)~11月13日(日)
 また永青文庫では、「文化財修理プロジェクト」のクラウドファンディングを、昨年度はじめて実施しました。
本展では、いただいたご支援をもとに修理した、横山大観・下村観山・竹内栖鳳筆の三幅対「観音猿鶴(かんのんえんかく)」をいち早く公開します。
当時の日本画壇を代表する3人の画家が手掛けた貴重な合作をご覧ください。
■ 文化財修理プロジェクト第1弾修理作品
「観音猿鶴」修理後初公開
 「観音猿鶴」は、永青文庫の設立者・細川護立が、横山大観・下村観山・竹内栖鳳に依頼したことにより制作されました。当時の日本画壇を代表する画家が手掛けた貴重な合作であるばかりでなく、護立と画家たちの交流を示す、永青文庫としても重要な三幅対の作品です。
 今回の修理では、作品を安全に状態で保存していくため、錘として埋め込まれた鉛の腐食が進んでいた軸木を交換しました。加えて、軸木と八双(掛軸上下端の木材)の取り付け部分の補強や掛軸全体のたわみを改善し、より美しい状態で作品を鑑賞できるようになりました。


ゆっくり作品を見た後は、肥後細川庭園をめぐりましょう!


庭園から登ってくると、「直透(じきとう)」と書かれた石の門


紅葉と永青文庫の白い建物が美しいですね。


そろそろ帰りましょう!
見上げる紅葉が 見送ってくれます。


門の外から振り返る。 また来るね ♪(^_^) /~~~


めも:2022/12/06 PowerShot SX730 HS で撮影



帰りは、早稲田から都電に乗ってみました。


ちょっとした冒険 (*^_^*)♪ 楽しい一日でした。



めも:2022/12/06 SW001SH で撮影


 芸術の秋、行ってきました!  → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス

参考 ぐるっとパス
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12/5 本から飛び出せ!のりものたち展:東洋文庫ミュージアムへ

2022-12-05 21:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ


★ 東洋文庫ミュージアム
祝・鉄道開業150周年 本から飛び出せ!のりものたち
10月5日(水)~2023年1月15日(日) 休火曜 

2022/12/5 友人おすすめの「東洋文庫ミュージアム」へ ついに行きました
初めてなので、外観から珍しく、中に入ると ちょっ圧倒されました。


建物入口




1Fエントランス


1F展示室


サッカーワールドカップに合わせた資料が展示されています。
古い資料も、蘇りますね。
サッカーの元祖? 蹴鞠(けまり)のこと

「三才図会」




開催地 カタールの歴史や地理の資料もありました。

蹴鞠といえば 映画「レッドクリフ」で、激しい蹴鞠のシーンが有りましたね。
参考 → RED CLIFF レッドクリフの蹴鞠サッカー <古代球技と大化の改新 11>

2Fへ

なんと、最初の薄暗い部屋は 天井まで壁面全部が本棚。
「モリソン書庫」 大迫力です。(どんな本があるのかしら?)



「モリソン書庫」の 図解(案内)があります。



さぁ! 祝・鉄道開業150周年 本から飛び出せ!のりものたち の展示コーナーですよ。





まずは、日本に鉄道が敷設される頃の資料、外国の鉄道事情など。
じっくり展示を見て、資料を読みます。

次の展示室へ行くのに 大冒険をしなければ!
薄暗い廊下の床に亀裂が!
かろうじて渡された足場 「回顧の道」です。!!(>д<)ノ



って、一体どんないわくがあるのかしら。 歩くのドキドキでした。

 → スリル満点の回顧の路 - 東洋文庫ミュージアム MAブログ


展示は、鉄道以外の乗り物に広がっていきます。
大昔の人が空想した乗り物や、文献に記された優雅な乗り物など
馬、船、謎の乗り物



じつは、本展では 鉄道開業150周年 というので 鉄道にちなんだ絵本!などが並んでいる
と勝手に想像していたら アレレ! 全然違ってました。(*^_^*)♪


外に出ると雨。 奥のレストランへの道は、木が植えられていい雰囲気。


あいにくレストランは予約で満席でした。


雨の中を最寄り駅まで歩きましょう!
ここまで汽車がお迎えに来てくれるといいんだけど。(*^_^*)♪

めも:2022/12/05 SW001SH で撮影


関連した美術展  行ってみよう! ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

◆ 東京ステーションギャラリー
鉄道と美術の150年 2022年10月8日(土) ~ 2023年1月9日(月・祝)
鉄道150年の歴史を、美術とともにたどる旅
今年150周年を迎える日本の鉄道は、明治5(1872)年に新橋―横浜間で開業しました。奇しくも「美術」という語が初めて登場したのも明治5年のことです。・・・
日本全国約40カ所から集めた、「鉄道美術」の名作、話題作、問題作約150件が一堂にそろう、東京ステーションギャラリー渾身の展覧会です。

◆ 太田記念美術館
はこぶ浮世絵 ―クルマ・船・鉄道 2022年10月1日(土)~10月26日(水)
江戸時代には五街道などの交通網や、菱垣廻船などの航路の整備により、陸運や舟運が大きく発達しました。
人や馬、荷車、船から明治時代の人力車、鉄道まで、「はこぶ」をテーマに浮世絵を紹介します。

以前手を怪我してものが持てなかったときに 妄想しました。
「運ぶ」は、人間ならではの行為。人間が進化した一因と言ってもいいのかも。
動物じゃ、咥えて運ぶとか、体にくっつけて(自分で背中に乗せるとか)運ぶくらい。
二足歩行で手が空いた人間はものを運べたし、さらに運ぶための道具を作って利用したり、動物を使って運んだり。

見そびれた方は、 → 【オンライン展覧会】はこぶ浮世絵ークルマ・船・鉄道 へ


 芸術の秋、行ってきました!  → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス

参考 ぐるっとパス
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12/2 MOT コレクションを巻き戻す 2nd展:東京都現代美術館へ

2022-12-02 21:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ
キーワード : 2022年10~12月ぐるっとパス
Myワード : MO+

★ 東京都現代美術館 (MOT MO+)

MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd

11月3日(木・祝) ~2023年2月19日(日) 


12/2 雨がやんだので 寒いけれど行きました。

東京都現代美術館 に着きましたよ。



入口にが、ポスターが3種類


開催中 2022年11月12日(土)― 2023年2月19日(日)
・ ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台

次回 2022年12月21日(水)- 2023年5月28日(日)
・  クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ


 今日見るのは 「MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd



会場入口


中に入ると 大きな作品が待っています。


太陽のジャイロスコープ


スタッフのガイド(ギャラリートーク)が コロナ禍で中止になっているので、
作品によっては、ガイドスタッフによる読む「つぶやきトーク」が作品に添えられています。
わかりにくい現代アートを見る参考になります。



会場は、1階と3階。 人が少なくてゆっくり見ることができました。

現代美術館所蔵の作品が、年代とテーマで 展示されています。
1960~1990年代です。
反芸術の作品も多くて、さすが、現代アート さっぱりです。(^o^ゞ;

棟方志功の版画があったときには、場違いな気もしたけどホッとしました。(*^_^*)♪
横尾忠則の作品はたくさん登場していて、親近感がありましたし、
アンディ・ウォーホルや ロイ・リキテンスタインの作品はさすがぱっと目を惹きます。
でもそれって なんか馴染みのあるなどの既成概念に囚われているからかも・・・。
 
会場は 撮影OKの作品も多かったのですが、照明が暗かったのもあって 撮影しませんでした。
無料配布のパンフレットは、チラシなんかではなくりっぱな小冊子です。
写真もたくさん載っているので、会場での印象が消えないうちにじっくり読みます。
それにしても、いつもの馴染みのある絵画などの作品ではないので、残念ながらイマイチでした・・・。

会場を出ると、建物のすぐ外に ごっつい作品が展示されています。


外に出て パ・チ・リ



前から気になっていた美術館のレストラン「100本のスプーン」へ
こんなメニューが!
 (見たのとは別の展覧会のコラボスィーツですが)


パフェ「アンセットオンセット」、パンフレットを背景に!



これから、木場公園の紅葉散策をします。


MOTコレクション展示 コレクションを巻き戻す 2nd
2022年11月3日(木・祝)- 2023年2月19日(日)
開催概要
 東京都現代美術館では、現在、約5,500点の作品を収蔵しています。その範囲は、戦後美術を中心に、近代から現代に至る幅広いジャンルに及んでいます。
こうした収蔵作品を紹介する「MOTコレクション」展では、会期ごとに様々な切口を設けて作品を展示し、現代美術の持つ多様な魅力の発信に努めています。
 本展は、当館が開館(1995)にあたって作品を引き継いだ東京都美術館時代も含むコレクションの歴史を紐解きながら、所蔵作品を制作年順に展示した「コレクションを巻き戻す」展(2020-21に開催)の続編です。
今回は「読売アンデパンダン」展に工藤哲巳ら反芸術の作家たちが結集していた1960年代へと遡り、1975年に都美術館の新館が開館し、作品収集や企画展が本格化するころまでを、館の歴史や作品の展示をめぐるエピソードとともに辿ります。
続いて75年から90年代にかけては、2つの美術館で開かれた企画展を手がかりに、リチャード・ロング、遠藤利克ら様々な作家たちとの関わりにおいて収蔵された作品に光をあてます。

 コレクションを巻き戻し、広い時代、国内外にまたがる多彩な作品を楽しんで頂くとともに、「MOTコレクション」のこれからの歩みにも思いを馳せる機会にしたいと思います。





 芸術の秋、行ってきました!  → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス

参考 ぐるっとパス

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11/8 「特別展 板谷波山の陶芸」泉屋博古館 東京へ

2022-11-09 09:00:00 | ぐるっとパスでアート展へ


★ 泉屋博古館 (東京)

特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸
― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯

2022年11月3日(木)~12月18日(日) 

近代陶芸の巨匠 板谷波山(本名・板谷嘉七)は、令和4年(2022)3月3日、生誕150年を迎えました。
明治5年(1872)茨城県下館町(現・筑西市)に生まれた波山(-1963)は、明治22年東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科に入学、岡倉天心や高村光雲に師事しました。
明治36年には東京・田端の地に移り、陶芸家「波山」として数々の名作を生みだします。
昭和9年(1934)帝室技芸員に任命され、昭和28年には陶芸家初の文化勲章を受章しました。
波山は、理想の作品づくりのためには一切の妥協を許さず、端正で格調高い作品を数多く手がけました。
代表作の一つ、重要文化財 《葆光彩磁珍果文花瓶(ほこうさいじちんかもんかびん)》は、大正6年(1917)波山芸術を愛した住友春翠によって購入され、泉屋博古館東京に継承されています。
この記念すべき年に、選りすぐりの名作と共に、波山が愛した故郷への思いや人となりを示す貴重な資料、試行錯誤の末に破却された陶片の数々を通して、「陶聖」波山の様々な姿を紹介いたします。波山の作品に表現された美と祈りの世界に癒され、彼の優しさとユーモアにあふれた人生に触れるひと時をお楽しみください。


11/8 行きました。  → 出品リスト(PDF)

板谷波山の格調の高い作品を見に行きました。

特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸
― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯

《彩磁草花文花瓶》大正後期 廣澤美術館蔵


駅の傍なのに、緑に囲まれた泉屋博古館


会場に入ると 広いホール、ここだけ撮影できます。

左端の写真が 「重要文化財  葆光彩磁珍果文花瓶」


「彩磁更紗花鳥文花瓶 さいじさらさかちょうもんかびん」 1919(大正8)年頃 泉屋博古館東京蔵





唐花文壺(生素地) からはなもんつぼ(なまきじ) 1962(昭和37)年 板谷波山記念館蔵 ~ 遺作(製作途中)





第1展示場から順に第4展示場まで 作品を見ていきます。
作品はずいぶん作風が変化していくようです。
有名な「葆光彩磁」の技術を極めた作品の後は、また違ったくっきりした作品も作られたようです。
たくさんの作品をゆっくりと見ることができました。

≪第1展示室≫ 序章 ようこそ、波山芸術の世界へ / 第I章 「波山」へのみちのり

≪第2展示室≫ 第I章 「波山」へのみちのり

≪第3展示室≫
第II章 ジャパニーズ・アール・ヌーヴォー/陶芸革新―アヴァンギャルド波山
第II章 ジャパニーズ・アール・ヌーヴォー/ II-2 アール・ヌーヴォー―いのちの輝き

第III章 至高の美を求めて/III―1 葆光彩磁の輝き
第III章 至高の美を求めて/III―2 色彩の妙、陶技の極み

≪第4展示室≫ 第III章 至高の美を求めて/III―3 侘びの味わい―茶の湯のうつわ

全部見たら、また最初から気に入った作品を見ていきます。
1つだけもらえるとしたらどれがいいかな、なんて真剣に選んだり。(*^_^*)♪
とにかく どれも美しい! 格調高くおしゃれ。

最後に映像コーナーへ
【映像コーナー】
4K映像 2022年 NHKエデュケーショナル制作  ~ 《板谷波山 泉屋博古館東京の名品》約8分
東陶会映画 1953(昭和28)年撮影  ~ 「板谷波山先生 寿齢八十年記念」約10分


会場を出ると、夕日に紅葉が輝いています。


めも:2022/11/08 PowerShot SX730 HS で撮影

  
 →  板谷波山記念館 ・ 板谷波山 - Wikipedia

 芸術の秋、行ってきました!  → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス

参考 ぐるっとパス
 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする