2013年6月1日 口承文学講演会へ行ったが、イマイチ。
学会と一般向けが一緒に開催されているが、
講演者は、聴衆を絞りきれずつまらない内容だった。
1日目だけ参加、2日めはキャンセルした。
学会大会を公開講演会や公開セミナーにすると、会場の確保とかに便宜が図られるのだろうか?
プレゼンの方法を工夫して、一般参加者の知的好奇心にも少しは対応して欲しかった。
(聴講した範囲では 学会員向けだとしてもプレゼンはちょっとお粗末かも・・・)
「第37回日本口承文芸学会大会 」
第37回 日本口承文芸学会大会が、6月1日~2日に、深川江戸資料館と森下文化センターで開催されます。
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第37回日本口承文芸学会大会
第1日目 6月1日(土) 深川江戸資料館 二階 小劇場
開会の辞 13時00分 間宮史子(本学会会長・白百合女子大学)
公開講演会 13時05分~16時20分 2階 小劇場
(※この公開講演は一般にも公開されます。一般招待定員50名)
200歳を迎えたグリム童話 ―その現代における意義― 間宮史子(白百合女子大学)
哭きからウタへ―琉球と日本本土の葬送歌をめぐって 酒井正子(川村学園女子大学)
江戸東京の民俗信仰 大島建彦(東洋大学名誉教授)
第2日目 6月2日(日) 森下文化センター
研究発表
第一会場 9時15分~12時15分 3階 第1・第2研修室
香川県三豊市の浦島伝説 山田栄克(國學院大學大学院生)
現代伝説・伝承考―インターネットにおける現代伝説の考察 川島理想(駒沢女子大学大学院卒)
棄老説話(難題型)の源流 田畑博子(熊本大学大学院生)
中日昔話における蛇婿の比較 楊静芳(東京学芸大学大学院生)
武塔神とは何だったか―五道(大)神から五頭天王・牛頭天王へ 山口建治(神奈川大学)
第二会場 9時51分~ 3階 第2・第3会議室
加賀家文書「菊のかんざしみだれ髪」からの眺め
蝦夷通辞によるアイヌ語版「お吉清三」口説 深澤美香(千葉大学大学院生)
カムイからアイヌへの意思伝達について―散文説話を中心に― 大谷洋一(北海道立アイヌ民族文化研究センター)
アイヌの叙事詩 「メノコユカラ」をめぐって 荻原眞子(千葉大学名誉教授)
短詩型歌謡の機能抱合力―ロシアのチャストゥーシカを例に 熊野谷葉子(慶應義塾大学)
◇ 公開語りセミナー
10時00分~11時30分 2階 多目的ホール(
市民向けセミナー)
江戸・深川のくらしと語り―七不思議・相撲の話など―
① オープニング―物売りの売り声/沼尻順之助さん(渋谷民話の会会長)
② 開催にあたって/高塚さより(江東区芭蕉記念館)
③ 語りと解説【本所七不思議】
◆置いてけ堀/小松千枝子さん(聴き耳の会)◆狸囃子/鈴木実穂さん(江東子どもの本研究会)◆送り提灯/小松千枝子さん◆片葉の葦/久野久美子さん(聴き耳の会)◆あかりなしの蕎麦屋/布川きみさん(おはなしパレット)◆落ち葉なき椎/鈴木実穂さん◆足洗い屋敷/久野久美子さん
●【江戸の巨人・釈迦ヶ嶽の話】布川きみさん●【馬頭さま】布川きみさん●【深川の生活譚】小松千枝子さん
解説/高塚さより、聞き手/根岸英之(市川民話の会)★【豆腐小僧】沼尻順之助さん
コメント/野村敬子(國學院大學栃木短期大学)
(※このセミナーは一般にも公開されます。一般招待定員50名)
シンポジウム 13時00分~16時30分 2階 多目的ホール
「口承文芸」「民俗」研究の可能性を問う―昭和初期からの照射―
橘正一の個人雑誌『方言と土俗』から見えること
「方言」研究と「口承文芸」研究との交差点として 高木史人(名古屋経済大学)
〈ことばの聖〉@京都―新村出と民俗学的言語研究の交点― 菊地 暁(京都大学)
雑誌『掃苔』に読む昭和初期「掃苔」趣味の諸相―その連続性と画期性について― 土居 浩(ものつくり大学)
「民俗芸術」の可能性と限界 真鍋昌賢(北九州市立大学)
コメント 川村邦光(大阪大学)
司会 高木史人
主催 日本口承文芸学会 / 共催 江東区深川江戸資料館
(一般招待参加ご希望の方は、資料館にお問い合わせください。)