♪ METライブビューイング ♪
METライブビューイングの過去公演:過去シーズンリスト 2006~
2015-2016
「アンコール 2016」 8/6(土)~9/23(金) 東劇 にて上映!
ロベルト・デヴェリュー (ドニゼッティ)
若い恋人に裏切られた女王エリザベスの狂乱!
「チューダー朝女王三部作」の完結編が 堂々のMET初演!
♪ -- ♪ -- ♪ -- ♪
8/23 ロベルト・デヴェリュー に行きました。
待望の三部作、1,2を見ているので 3を逃すわけには行きません。
3作が続きものというわけでも、主役が同じ人というわけでも無いので、ちょっとこじつけっぽい。
おかげで、ごちゃごちゃしていたこの頃のイギリスの歴史をおさらいすることに。
♪ これまでに見た「チューダー朝女王三部作」オペラ
・ 2012/9/13
METオペラ「アンナ・ボレーナ」を観る A・ネトレプコが演じるエリザベス1世の母親、アン・ブーリンの悲劇。
・ 2013/9/12
MET2013「マリア・ストゥアルダ」を観る ヒーヴァーが演じるエリザベス1世と、マリア・ストゥアルダ(スコットランド女王メアリー・スチュアート)の確執。
大英帝国の礎を築いた(?)エリザベス1世は、若いころから生きるか死ぬかの人生。
苦労をしたこともあって順調に国を治めてきたわけですが、70歳を目前に賢明さに陰りが出てきたようです。
つまらない男(ロベルト・デヴリュー)を重用し、さらにその男に裏切られます。
豪華な衣装や舞台装置が、華やかな王宮の様子を再現し オペラは進みます。
すでに対立が始まり、甘い歌声のアリアを聴くことはできそうにないですね。
S・ラドヴァノフスキーはみごとに 女王を演じ素晴らしい歌声を披露しました。
E・ガランチャもいいですね。
M・ポレンザーニ、M・クヴィエチェンの二人は「真珠採り」で見たばかり。
どちらも魅力的な歌手ですから、これからも注目。
~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~
ロベルト・デヴェリュー (ドニゼッティ) 14-15
MET2016 「ロベルト・デヴェリュー」の雰囲気をYou Tube でどうぞ!
《ロベルト・デヴェリュー》予告編
VIDEO
先行映像① ソンドラ・ラドヴァノフスキー、マシュー・ポレンザーニ (リハーサルより)
VIDEO
先行映像② エリーナ・ガランチャ、マシュー・ポレンザーニ (リハーサルより)
VIDEO
先行映像③ マシュー・ポレンザーニ (リハーサルより)
VIDEO
先行映像④ エリーナ・ガランチャ、マリウシュ・クヴィエチェン (リハーサルより)
VIDEO
メイキング映像 デイヴィッド・マクヴィカー インタビュー
VIDEO
ロベルト・デヴェリュー (ドニゼッティ)
指揮:マウリツィオ・ベニーニ 演出:デイヴィッド・マクヴィカー
出演:
ソンドラ・ラドヴァノフスキー ~ エリザベッタ
エリーナ・ガランチャ ~ サラ(ノッティンガム公爵夫人)
マシュー・ポレンザーニ ~ ロベルト・デヴリュー
マリウシュ・クヴィエチェン ~ ノッテンガム公爵
上映時間 :3時間4分(休憩1回)[ MET上演日 2016年4月16日 ]
言語 :イタリア語
解説: D・ヴォイト
インタビュー:S・ラドヴァノフスキー、M・ポレンザーニ、E・ガランチャ、M・クヴィエチェン
次回作「エレクトラ」映像とインタビュー: A・ピエチョンカ&E・オーウェンズ
【登場人物】
エリザベッタ(Elisabetta)イングランド女王エリザベス1世:S
ロベルト・デヴリュー(Roberto Devereux,Earl of Essex)エセックス伯爵、エリザベッタの寵臣:T
ノッテンガム公爵(The Duke of Nottingham)ロベルトの友人:Br
サラ(Sara,Duchess of Nottingham)ノッテンガム公爵の妻:MS
セシル卿(Lord Cecil)エリザベッタの従者:T
ワルター・ラレイグ卿(Walter Raleigh)エリザベッタの従者:Bass
ノッテンガム公爵の従者:Bass、
貴婦人たち、侍女たち、兵士たち
概説:
「アンナ・ボレーナ」「マリア・ストゥアルダ」と共に、ドニゼッティのオペラ女王三部作と言われている作品の一つ。
他の2つの作品に比べるとやや迫力には欠けるが、美しく心地よい曲が多く、エリザベッタがフィナーレで歌うアリアのカバレッタは聴き応えがある。
生涯独身であったイングランド女王エリザベス1世(在位1558-1603年)の晩年を描いた物語で、エセックス伯爵も実在した人物である。
見どころ、聴きどころ:
反逆罪に問われた若い恋人は、密かに人妻と愛し合っていた!
嫉妬する老女王エリザベスの復讐とは?
英国史上もっとも有名な女王の悲恋を音楽化した傑作が、堂々のMET初演!《アンナ・ボレーナ》、《マリア・ストゥアルダ》に続く「チューダー朝女王三部作」の完結編だ。
大型ソプラノ S・ラドヴァノフスキー 、花形メゾの E・ガランチ ャと贅沢なキャストはさすがMET。
三部作全てを手がけるD・マクヴィカーのスタイリッシュな演出も楽しみだ。
ストーリー:
16世紀のロンドン。
女王エリザベス (オペラではエリザベッタ)は、アイルランドの反乱を鎮めるために恋人ロベルト・デヴェリュー を派遣するが、デヴェリューは命令に反して反乱軍と和解し、反逆罪で捕らえられてしまう。
エリザベスは彼を助けようとするが、デヴェリューは以前の恋人で、女王の命令でノッティンガム公爵に嫁いだサラ とよりを戻していた。
2人はこのままでは危険だと別れを決意するが、恋人の心変わりを知った女王は激怒し・・・。
参考 Google検索 → 「
ロベルト・デヴェリュー MET 」 ・ 「
ロベルト・デヴェリュー ドニゼッティ 」
< METライブビューイング
最新情報 2016 2016年6月 >
・
ヨーロッパ史上最も有名な女王の悲劇を超名舞台で!《ロベルト・デヴェリュー》みどころ
・
《ロベルト・デヴェリュー》ニューヨーク現地評のご紹介
・
「怖い絵」ベストセラー作家・中野京子氏トークイベント付き《ロベルト・デヴェリュー》上映開催!
・
《ロベルト・デヴェリュー》上映時間確定のご案内
・
ドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》視聴
参考
・
【METライブビューイング】 ドニゼッティ:「ロベルト・デヴェリュー」 ~
Impression
・
ロベルト・デヴリュー Roberto Devereux ガエターノ・ド二ゼッティ Gaetano Donizetti(伊1797-1848) ~ オペラ名曲辞典
モバイル音楽辞典
エリザベス1世 Elizabeth I、1533年~1603年 -
Wikipedia より
彼女の人生の最後の10年間(60~70才 )・・・。
彼女は魅力的な、だが無作法な若者であるエセックス伯ロバート・デヴァルーを溺愛 して甘やかすようになり、彼は(女王が許す限り)傍若無人に振る舞った[171]。エセックス伯が戦場で無能ぶりを晒し続けるにもかかわらず、彼女は彼を幾度も軍事的な地位につけている。1599年にエセックス伯がアイルランドの戦場から逃亡すると、エリザベスは彼を自宅軟禁に置き、翌年には彼の独占特許状を奪い取った[172]。
1601年2月にエセックス伯はロンドンで反乱を起こして女王の拘束を企てたが、彼を支持する者は僅かしかいなく反乱は失敗に終わり、彼は2月25日に斬首され た。エリザベスは自らの判断の誤りが、この事態を招く一端になったと感じた。「彼女の喜びは闇に閉ざされ、しばしばエセックスのために嘆き悲しみ涙を流した」と1602年のある観察者は記録している[173]。
♪ -- ♪ -- ♪ -- ♪
♪ これまでに見た「チューダー朝女王三部作」オペラ
・ 2012/9/13
METオペラ「アンナ・ボレーナ」を観る A・ネトレプコが演じるエリザベス1世の母親、アン・ブーリンの悲劇。
・ 2013/9/12
MET2013「マリア・ストゥアルダ」を観る ヒーヴァーが演じるエリザベス1世と、マリア・ストゥアルダ(スコットランド女王メアリー・スチュアート)の確執。