「Do Not Track」機能、追跡防止機能(DNT機能) って
「Webサイトによるトラッキング」を拒否する「Do Not Track」機能のこと
知っていますか?
ほとんどの主要な Web サイトは訪問者の行動を追跡 (トラッキング) し、その情報を他社 (例えば広告主) に販売あるいは提供しています。
トラッキング拒否 (Do-not-track) 機能を設定することで、
閲覧行動の追跡を希望しないと Web サイトに通知することができます。
Google、Yahoo!、Microsoft、AOLを含む米ネットワーク企業やオンライン広告企業が「Do Not Track」の導入を連邦政府に約束している。
現在、Firefox 5、IE 9、Safari 5.1ではユーザー設定で、
Chrome 17ではサードパーティー製拡張機能を追加することで、DNT機能を有効にできる。
ブラウザのトラッキング拒否機能を有効にすると、
訪問するすべての Web サイト (広告主や他の情報提供者も同様) に対して、閲覧行動を追跡しないように通知します。
ただし、
この設定を Web サイトが尊重するかどうかは任意です。
参考 →
オンラインでの行動追跡を抑制する「Do Not Track」--背景を踏まえて開発を 杉山貴章(オングス) 冨田秀継 (編集部)2012-03-22
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それをうけて、
Twitterでは、「Do Not Track」機能をサポートすると発表!
今朝(5/31)届いたTwitterからのメール 「「Twitterと利用規約を更新する」って? →
Twitter公式ブログ
Twitterのメールでは、最近の「Do Not Track」機能のサポートやパーソナライズされたおすすめユーザー機能などに対応し、プライバシーポリシーを更新するほか、利用規約ではTwitterとユーザーの関係について明記するなどの変更が行われていると説明している。
一方、ターゲティング広告の比重が多い(というより本業) の Facebook は DNT をサポートしないそうです。
これからの、各企業の動向も注目です。
参考
・
Twitter が Do Not Track ヘッダに対応、ブラウザの追跡拒否設定を尊重
・
Twitter、主要ブラウザでの「Do Not Track」サポートを発表
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◆ いろいろ調べて、Firefoxを
「Do Not Track」 に設定しました。
これで、Twitterも「Do Not Track」というわけです。
Web サイトによるトラッキングを拒否するには ~ Firefoxヘルプより
ほとんどの主要な Web サイトは訪問者の行動を追跡 (トラッキング) し、その情報を他社 (例えば広告主) に販売あるいは提供しています。 Firefox はあなたの閲覧行動を追跡することを希望しないと Web サイトに通知する トラッキング拒否 (Do-not-track) 機能 を備えています。
IEは、IE9で対応ですが、使っていないので未設定。
(IE8では「InPrivateフィルタ」とのこと)
参考
・
強化されたタブとセキュリティ機能 - @IT
・ Internet Explorer 8のInPrivateフィルタをデフォルトで有効にする - @IT
・
2012年4月21日 Internet Explorer と “Do Not Track”
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◆ また、
Twitterは、「おすすめ」のパーソナライズ化 を発表したが、
閲覧情報を提供したくないユーザーは、設定ページで
「おすすめユーザーのカスタマイズ」~「最近閲覧したウェブサイトを基にカスタマイズする」
のチェックをはずすことで、
無効にできるそうです。
参考 →
Twitter、「おすすめ」のパーソナライズ化を発表 2012年05月18日
◆ Yahoo!からのメールも これに関連しているのかしら?
[Yahoo!メール] 広告の表示方法変更のお知らせ
Yahoo!メールでインタレストマッチ広告が始まるが、有効・無効が選べるとのこと。
無効に設定しました!
無関係な広告がベタベタ貼られるのもイヤだが、
こちらのことを追跡して どのサイトを見たとか、
メールのタイトルおよび本文 を機械的に解析するなんて、
真っ平ごめんこうむりたいね!!