松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.3
2022年11月1日 ~ 2023年2月5日
「出会い」をテーマとした企画展 Vol.3となる本展では、
「明清陶磁 繚乱の美」「館蔵 中国明清絵画展」
「幽玄の道」「中国青銅器 金文」を開催。
11/4 白銀台の 松岡美術館 に行きました。
2018年11月以来です。 久しぶりに訪れて懐かしい。
リニューアルされた美術館が迎えてくれます。
エントランスロビー。
おなじみの大きなブロンズ像にホッと癒やされます。
正面は、和風のお庭。
水盤に浮かべて飾られた花やモミジ。
心が落ち着いたところで、1階の展示室から 見に行きましょう!
◆ 特別展示 「中国青銅器 金文」
古代中国の青銅器に刻まれた文字「金文」(きんぶん)、初めて知りました。
紀元前1600年頃、「周」の時代(つまり「秦」よりも前)の青銅器に不思議な模様が刻まれています。
これが「漢字」のルーツで、青銅器が作られた由来などが簡潔に記されているらしい。
祖先の名を記し、祖先を祀るのだそうです。
奥の上に 一文字(線描きの模様みたい)
~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~
時代が下るともに、簡単な文章が記された
中の底一面に金文が書かれています。
2Fへ
◆ 企画展 1 「明清陶磁 繚乱の美」
中国陶磁の伝統は王朝が交代しても守られ、しかも新しい技術や異文化を取り入れて発展してきました。
青花磁器 「青花葡萄文大盤 明時代 永楽」 明時代
五彩魚藻文壺 明時代 「大明嘉靖年製」銘
五彩 「花鳥文 盤」 清時代
粉彩 「牡丹唐草文 瓶(へい)」 清時代
豆彩 「芙蓉唐草文 天球瓶」 清時代
◆ 企画展 2「館蔵 中国明清絵画展」
『当館の創立者松岡清次郎はオークションで集中的に中国絵画を蒐集しました。』
運良く一瞬だけですが 会場を独り占め。水墨画を見ながら、無限の世界へ心を落ち着かせます。
伝 孫克弘 筆《梅花喜鵲図》、王震 筆《枯木寒鴉図》、藍瑛《秋壑松聲図》明時代
◆ 企画展 3「幽玄の道」
『本展では館蔵の能面と能に取材した絵画作品等を出陳し、異文化が交わり合い作られた幽玄の道をご紹介します。』
これまで中国を旅してきましたが、日本の幽玄に迷い込みましょう~。
能面は、ちょっと恐ろしいですね。
(特に周りに誰もいないと・・・)
伊東 深水の日本画も飾られていますよ。(仕舞熊野 1962年)
最後に めずらしいものが展示されています。
椿蒔絵大鼓胴 江戸時代
いくつもの会場に分かれた、たくさんの豪華な展示。
松岡美術館の雰囲気がたっぷり楽しめました。
会場を出たら、色づき始めたイチョウ並木を歩きます。
地面には 大粒の銀杏が ゴロゴロ! 秋ですね。
めも:2022/11/04 PowerShot SX730 HS で撮影
松岡美術館に行くのは、2018年11月以来です。 久しぶりに訪れて懐かしい。
2019年(平成30年)6月から改修工事のため休館、さらにコロナ禍。
やっとリニューアル開館したのが 2022年(令和4年)1月です。
⇒ Myブログ:松岡美術館再開と2010年からの思い出
今日は、先に庭園美術館に行きました。こちらもみてね。
⇒ Myブログ:11/4 東京都庭園美術館へ
⇒ 20221104_庭園美術館の庭 シリーズ ~ Myブログ「散歩道の野草と風」
★ 芸術の秋、行ってきました! → Myブログ:2022年10~12月ぐるっとパス
参考 ぐるっとパス
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