これは教員養成学科レベルの施設・設備であって,決して美大ではない。それでこの充実。大学予算の規模の違いか配分方針の違いか。あまりにも大きな日本との格差にいつも愕然とするな。
これは教員養成学科レベルの施設・設備であって,決して美大ではない。それでこの充実。大学予算の規模の違いか配分方針の違いか。あまりにも大きな日本との格差にいつも愕然とするな。
これはある意味ちょっとレアかな。ヘルシンキ市内の小学校の学習机。日本とは違い,上から天板でフタをしてある。天板を上に引き上げて,中の学習用具を取り出すってわけ。私の小学生の頃は,福岡だったか大阪だったか名古屋だったか忘れたけど,こんな天板フタ方式?だったことがあったな。
環境は,イヤ環境こそ,子どもたちの育ちに大きな影響を及ぼすのだろうな。環境にコストをかけること,これはコストカットの盛んな日本でも未来への先行投資として大切なことではなかろうか。
ヘルシンキ大学で見かけた標識用のマーク。火災報知器の場所を示すものと思われる。が,が,が,デザインの国にふさわしいマークのレベルとはちと思えない・・・かな。
フィンランドでは,ディスカッションが重視される。っていうか,これは決してフィンランドに限ったことではなく世界の教育の潮流だ。とりわけ思考・判断などの学力は,異質あるいは同質の集団の中でのやりとりを通して育まれることが多いので,このような学習形態を可能にする教室環境が保証されている。
フィンランドの正式な国旗はこれ。一般的には白地に空色十字のデザインがよく知られているが,正式には写真のように十字のクロス部分に紋章が入っているものなんだって。これはヘルシンキ大学に掲揚されていたフィンランド国旗。ちなみにフィンランドの大学は全て国立。
フィンランド概略[ブダペスト フィンランド大使館]
北欧の滞在中いつもの朝食。なんてったってこの健康志向!ヨーグルトにフルーツ,特にベリー系がお好み。実はこの下にはシリアルやナッツなども入っている。
え,こんなに朝食べるの?なんて驚いてちゃいけない。これは仕上げの○皿目。旅行中の健康は健全な食から始まる!
ヘルシンキではここを訪問し,数名の教官のインタビューを行った。さらに,ここに勤務するフィンランド人教授の友人に依頼して,市内の学校の授業具体場面の取材やインタビューを行った。
IKEAはもちろんスウェーデンの家具その他インテリアメーカーだけど・・・フィンランドでもIKEA。北欧ではこんなふうにバスまでアートなんだ。
ヘルシンキは今年で200歳。ロシアのアレクサンドル1世が1812年にフィンランド大公国の首都をスウェーデンに近いトゥルクからスオメンリンナ要塞のあるヘルシンキに遷都させて200年を数えるのだ。
ヘルシンキ[wikipedia]
今年はその200歳をお祝いするさまざまな行事が執り行われるらしい。街で見かけた宣伝の看板?アートと,背景は市内中心部にあるヘルシンキ大聖堂。この近くにこの度訪問から取材調整からいろいろお世話になったヘルシンキ大学がある。
そうそう。昨日午後に広島に帰着し,やっと普通にインターネット環境が使えるようになった。少々頭がぼけているけれど,これから少しずつ,フィンランドの様子をアップしようと思っている。
世界中からの取材が多すぎて最近普通にはなかなか許可が下りなくなった学校現場の視察と取材ができたので,その様子もアップしたいけれど,これは個人情報に配慮をするようにって約束をしているので・・・。
ヘルシンキの市内電車は,乗り方が日本人にとって理解しがたい。写真のような機械?装置?があって,ここに磁気カードをかざすなどして支払いをするのだが,一般的に毎度の検札がない。つまり,乗ってから降りるまで,誰もチェックしないことが多いのだ。
かといって,検札が全くないわけではない(らしい)。私は一度も検札を受けたことがないが,時々行われ,そのときに支払いが行われていないことが判明するとペナルティとして80ユーロの罰金と正規の料金の合算額が科せられる。
ヘルシンキのホテルロビー。これから空港に向かう。機材が重かったのでおっそろしく疲れたが、手応えのある旅行だった。PCの無線が使えなかった想定外のトラブルでブログのアップが少なかったのが少々残念。と言っても、実は取材に疲れてベッドの上でバタンキュー(古い!)の毎日だったから同んなじだったかも。