Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

帰国

2005年11月05日 | Weblog
ヘルシンキを飛び立ったMD11は9時間20分のフライトを経て,予定よりも少し早く,9時20分には無事関空に着陸。途中は特に気流の乱れもなく,行きも帰りも平穏無事なフライトだった。(帰りの機内食は,行きのそれのように美味しくはなかった。関空でなくヘルシンキで入荷したものだったため,日本人向けの味になっていなかったのか?逆に考えれば,関空発の飛行機に入荷する食事は日本人向けに味付けされているのかもしれない。)

フィンランドは,日本から最も近いヨーロッパだと言われる。地図上で漠然と見るだけではよく分からないかもしれないが,航空路線図を見るとよく分かる。つまり,弧を描く北回りの航空路線の中で,最も早く到達できるヨーロッパがフィンランドなのだ。関空→ヘルシンキが10時間ちょっとだったと思うが,帰りはなんと9時間20分だ。アムステルダムやパリと日本間との往復に比べて3時間程度の短縮だが,この3時間が大きい。搭乗による疲労感は格段小さかった。

関空では,何よりもまずリュックの中の重ーーーい重要書類を取り出し,トランクに移し替える。こんなモン,背負って歩けるか!という調子だ。そして,再びおっそろしく重たくなったトランクを引きずりながら(本当は転がしながらなのだが,気分は本当に引きずっていた・・・)関空~新大阪間「はるか」,新大阪~広島間「のぞみ」に乗り込む。

途中,K氏は福山で下車。東広島在住のため,こだまに乗り換えるのだ。窓から手を振って,その30分後には広島に到着。1ヶ月ぶりの広島だ。むんとする空気の暖かさがヘルシンキとは違っている。身体よりも何より,心からすっと力が抜けたような気がした。

今日は土曜日,実質ほとんど身体を休める時間もなく来週月曜日から勤務に戻ることになる。強制的に日常のうねりの中にこの身体を任せないと,身体も心も日本versionにはならないだろう。楽観的にヒーヒーフーフーを楽しむか。
コメント
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