驚異の塩

「驚異の塩」って言ったって、決して塩ラーメンの話ではない。そのまんま、塩のことだ。誰もがよく知っているこの塩の驚異の働きをいみじくも体感することになった。

数日前から、実は歯の右下一番奥が疼いていた。そう、膿んで腫れていたのだ。

その一日前の歯磨きの時、気まぐれで少し念入りに磨いたのだが、どうやらその時、歯茎に傷をつけたらしい。

最初感じた痛みと腫れと熱はだんだん酷くなり、こりゃ、歯医者さんにいかなきゃダメかなーなんて考えていたのだが、ちょうどその時、一休さんのように「チーン！」と閃きがきた。塩を使うと消毒ができるっていうじゃない！

ちょうど粗塩があったので、それでとびっきり濃い塩水である飽和食塩水を作り、口の中へ。相当塩っ辛いのは我慢して数分うがいをしてみたところ、「あれっ？」痛みがだいぶ軽減されてきた。っていうことで、それから数回の飽和食塩水うがいで、完治近くまで改善されましたとさ。めでたし、めでたし。塩の効能？、恐るべし！