Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

ずいぶん前に戴いたコメントをアップしたつもりだったのに・・・

2014年10月23日 | Weblog
ずいぶん前に「応援団・・・のつもりの母」様から戴いたコメントをアップしたつもりだったのに,,,そう,つもり,だけでした。すみません。少々バタバタとしていて,確認できていませんでした・・・あらら。

とてもとてもうれしいコメントでしたので,遅ればせながらアップさせて頂きました。ありがとうございます。

で,当の山本さん,今年も広島県の教員採用試験に無事合格しました。応援団の皆さま!のお陰!です。

昨年度,学部4年生の時に1次試験と2次試験を突破し採用者名簿登載,本当だったらそのまま教師になれたはず,だったのです。それなのに,目の前にある確実な就職を辞退し,もっと「いい教師」になるため大学院に進学したチャレンジ精神旺盛な若者です。

そして彼女は今年また教員採用試験にチャレンジし,ナント2年連続合格!という快挙を勝ち取りました。おめでとう!(この報告もずいぶん遅くなっちゃったけど・・・<(_ _)>)。

幸いなことに広島県・広島市では,大学院1年生のうちに教員採用試験に合格した人の採用時期を,通常のようにその次の年度始めつまり翌年4月でなく,翌々年の4月に延長することができるという素晴らしい特別措置制度があります(大学院博士課程前期を修了することができ,大変有り難いことです)。

なので,山本さんは来年でなく,再来年の4月から中学校の先生になります。

ということは,大学院入学してからこれまでの半年間に加え,残りの1年半「も」教職の学びを継続し,教員としての力量をバッチリと鍛え上げる!ことができる(^_^)vってことです。ワタシにだって指導の責任がありますからねー。

で,なぜ山本さんが2年連続で合格できたのか。様々な理由がありましょう。でも恐らく一番大きいのは,学びの姿勢が謙虚かつ貪欲であること,これに尽きると確信しています。どんなアドバイスも感謝して前向きにどんどん吸収していく。この半年間でも,みるみる変化して頼もしいほどです。

アドバイスを,こともあろうに人格を否定されることと受け取ってしまう風潮が蔓延するこの社会の中で(これは自己省察力・自己教育力が低下することにつながる・・・),際だって素晴らしい,学び続けられる能力であると言ってよいでしょう。

山本さんにはこの能力があるから,今はほぼ毎日,教室のなかでの判断や学校という場での振る舞い方など,あれこれとアドバイスさせてもらうことができています。再来年,学校に赴任してからも,校長をはじめとした管理職や先輩の先生方の実践知を間違いなくどんどん吸収して,さらに成長してくれることと思います。

その姿勢は正直なところ,ワタシ,及びません(^^;)。だから注意できることと言えば,本当のところ,「もっとあそべー」「旅をしろー」くらいなのかな。まぁこれもまた大切なことなんですがね。人としての幅を拡げ,魅力を高める。それが教師としてのしなやかな強靱さにつながるはず,だからです。

長くなりました。今日は久しぶりのアップ。山本さんの報告でした。
コメント
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