播州、姫路の浜手育ち ♪日々の出来事をつぶやいています

まあブログですから、覚え書きみたいなもの

逢魔が時

2014年05月26日 | よしなしごと・日々のつぶやき

おうまがとき、

黄昏時のうす暗くなったとき

魑魅魍魎の気配を感じるとき。

魑魅魍魎なんて、古典での授業でであった様な。

世間がこんなにエネルギーを使って明るくなかった時代は

魑魅魍魎が跋扈して、そんな不穏な気配を感じる能力を

人も備えていた時代があったのでしょう。

 

今は夕暮れ時で車のライトをどうしようかと思うとき。

事故がおきやすい時。 

赤ちゃんが夕暮れ泣きをするとき。

赤ちゃんは、昔の人間の感覚を持っていて魑魅魍魎を察するのでしょうか

夕暮れに泣きます。 わたしにはただ、退屈して泣いているだけにしか思えませんが。

その逢魔が時は、たいていこもって仕事ですから感じることもないのですが

なにか 残念な気がします。

 

さて、話は変わりまして

こんなの書いてても仕方ないのですが

こんなこともあるかと 後々の参考に・・・ならんかぁ。

 

「逢魔が時」は風情のある表現ですが

我が家の「魔の時刻 23時」が最近定着しそうです。

 

風呂に入って さて寝ようと思ってもすぐには眠れない母は

魑魅魍魎の手助けで何を思うのか。

昨夜も23時、おとといの種の話も23時ごろ。

 

私に通帳を預かって欲しいと3月には預かったのですが

まるで私が取り上げたかのように

23時に通帳を返してほしいと言って来た。

 

いいよ いいよハイどうぞ。母の通帳なんですから。

 

こりゃ大変だ。 預かって必要な分をおろしているだけなのですが

絶対何か言ってくる。

はよ風呂入って寝よ寝よと 急いで風呂に入って

もう身体を洗うより あったまろうと湯船に浸かったそのとき

やはり 聞こえてきましたよ。 母の足音。

メアリーが気をきかして「もう 寝にいったんとちゃう?」と言ったものの

見つかりました。

そして「話するぐらいならかまへんやろ」と

風呂の戸をあけて私に話しかける。

ええけどね。 湯冷めするようなシーズンではなくなったし。

もう自分のことしか考えられない母。

しかし、長引きそうな通帳のことを風呂の中で母が納得できるように説明できるものでもない。

 

私は早々にあがって

そそくさと下着に一枚はおっただけで、母の部屋へ。

さすがに「こんな格好で 風邪ひかへんか」と気遣いは見せてくれた。

 

 

どうやら あれちょっとこれちょっとと、通帳があるのが気に入らないらしい。

まとめたいらしい。シンプルにしたいらしい。

たくさん冊子があると気になる。

新聞がばらけると自分で並べられないから怒る。

 

 

そんなの無理や。

複数の中にこれまた ちょっとずつ母のまだ持ってる株の配当が入る。

この前も株を解約するといって担当さんに来てもらってドタキャン。

「株、やめるんか」

「・・・・今 全体に安いからな・・・」

身辺整理したいのに、株の動向がすこし気になる母。

 

 

人生の3大悩みは

お金と健康と人間関係

 

人間関係はばあさん仲間もずっと母のことを気に掛けてくれている良好。

それだけでもよし。

 

昨夜は

なにも心配ないよ。

母の資産は母のもの。

私たちは相続の時 法律に従えばいいだけのこと。

ね 簡単でなにも心配ないでしょ

 

これでその場はおさまりました。

お風呂であたたまり直す気もおきませんでした。

 

 

コメント
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