父が退院してきました。
今回は肺炎。
口腔内が不衛生になるのも肺炎の一因。
なにも孫からもらった風邪だけが原因でない。
宣伝で「肺炎の予防」なんてのがありますが
まさに その通り。
基本的な体力が老化しているから
もう いつでも危険なのであります。
退院してきたものの
ひとりではトイレに行けません。
ベッドで寝返りを打つのも立つのにも介助が。
頑張ってできるだけ自分でと励ますのも力が要ります。
介護認定の区分変更をお願いしていますが
市からの審査はまだです。
いずれはこうなることと覚悟していましたが
さしずめ 今日が覚悟出発記念日みたいなものですね。
市から審査に来てもらっても
父はそのまま見たままで判断してもらえると思いますが
母がね。 手足も動く 基本日常は出来る。
節電家だったはずの母のやつあたり
母が荒れると家族中の心臓がバクバクしますわ。
今朝も 朝から顔を合わすなり
母もしんどいのは分かるが
「ほんまにもう 何も(悪いことは)していないのに 文句いわんといて!」
私の顔をみるなり怒鳴る。
「何か 文句いいましたか? 私」
「そんなん 知らん!」
八つ当たりの連発なのです。
昨夜はメアリーに「電気を消した!」と八つ当たり。
自室に行っているから 台所の電気を気をきかして消したら
「○○(主人)が帰って来るのに 見えないやないか・・・・ 以下 省略」
これも八つ当たり。
「消したって パパちゃんと見えてますよ。 勝手口には人感センサーの電気あるし」
これは反論になるから もう受け付けない。
何をいっても 聞き流しても あやまっても無理なんですが。
今まであれだけ 節電、電気代がかかると
私が台所で洗い物をしていても、私一人だけなら、照明を消していた母に
( 嫁姑戦争ではないのですよ、私が嫁なら嫌がらせでしょうが
もう慣れて、徹底した節電家と思うことにしてもう何十年も前から悟っていますが)
反対に孫が気をきかしたのに、消した!と八つ当たりされたら
こちらの気がおかしくなります。
メアリーとそそくさと逃げて、
自室の電気を消して気配を消して、
嵐が過ぎ去るのを待ちます。
昨夜は追いかけてまでは八つ当たりはしませんでしたが。
当事者だけしかわからないこと
これって、認知症の家族がいると、大変だと周囲も思ってくれますが
当事者にならんとわからん大変さやな~とメアリーと慰めあっておりました。
介護経験のひとのグチって私が聞いていないだけなのか
みなさん我慢強いのか・・ どんなのでしょう。
親だからちゃんと看ますが
感謝の言葉は要りませんが
看て当たり前 私の都合なんか関係ない態度には
いくらこれが頭の病気だからといってへとへとになります。
私が先に神経科にお世話になるのではと思ってしまいます。
ご先祖様があって、親があってこその今の自分。
ちょうど お盆時期、墓参りやお仏壇参りでそのような言葉が聞かれますが、
そのような殊勝なことは思えないほど、ささくれております。
新聞をみてもネットをみても最近は介護のことばかり。
体験談に
「親の介護は今しか向き合えない。 仕事はそれからでも立ちなおせる」と
同居を選んだ 会社経営の男性の記事がありましたが
「それって 今まで同居していないからいえるんだわ」なんて
ほんと 自分の中で文句ばかりいっている私です。