シューマン「作品13 = 交響的練習曲」のCD紹介号です。「選び甲斐」もあり、かつ紹介のし甲斐も「シューマン」中最高でした。
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![](http://img.towerrecords.co.jp/images/jacket/tower/5028421921181.jpg)
1989年5月23日録音と英語表記で明記されている。場所は書かれていない。
「キーシンの交響的練習曲」は、基本的に2種類の「ライブ録音」がこれまで出回っている。
である。 はっきり後者の方が演奏が、より優れている! 演奏曲順には「やや違和感」を感じる方もいらっしゃるかも知れないが、21世紀の今日までに出て来た演奏中、「最高の名演 = キーシン1989年5月23日ライブ」である!!!
以前は、韓国盤で「ワケのワカラン表記」もあったが、全部「無視」すれば何も問題なかった。「オランダ盤」になり、言葉の問題も「英語さえ読めれば」OKになったこともうれしい。(こんなことホザいている私高本自身が「韓国語は全くワカラン状態でも、このCDは買った」1人である。)音質の高さは、「過去の同音源CD」に比べて高い(ソ連盤とかロシア盤とかアメリカ盤とかと比較して)ことを明言したい。
遺作練習曲5曲の演奏順は(おそらく)キーシン独特。 リヒテル盤辺りと比較しても説得力のある順序と思う。演奏順は「札幌ライブ」と全く同じである。
「シューマンファン」は是非是非聴いてほしいCDである。
ミスタッチは「通常のキーシン並み」であり、はっきり言って「リサイタルピアニストとしては少ない」方だが、多少はある。
この録音の素晴らしさは「作曲家 = シューマン の本質」を抉り出すことを試みて、成功したことである。
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キーシン シューマン 「交響的練習曲」
第1位 キーシン (BRILLIANT CLASSICS 92118)
![](http://img.towerrecords.co.jp/images/jacket/tower/5028421921181.jpg)
1,672円(税込,4枚組)
- 演奏 :☆☆☆☆☆
- 資料価値:☆☆☆☆☆
- 音質 :☆☆☆☆☆
1989年5月23日録音と英語表記で明記されている。場所は書かれていない。
「キーシンの交響的練習曲」は、基本的に2種類の「ライブ録音」がこれまで出回っている。
- 1988年札幌公演ライブ
- 1989年5月23日ライブ
である。 はっきり後者の方が演奏が、より優れている! 演奏曲順には「やや違和感」を感じる方もいらっしゃるかも知れないが、21世紀の今日までに出て来た演奏中、「最高の名演 = キーシン1989年5月23日ライブ」である!!!
以前は、韓国盤で「ワケのワカラン表記」もあったが、全部「無視」すれば何も問題なかった。「オランダ盤」になり、言葉の問題も「英語さえ読めれば」OKになったこともうれしい。(こんなことホザいている私高本自身が「韓国語は全くワカラン状態でも、このCDは買った」1人である。)音質の高さは、「過去の同音源CD」に比べて高い(ソ連盤とかロシア盤とかアメリカ盤とかと比較して)ことを明言したい。
遺作練習曲5曲の演奏順は(おそらく)キーシン独特。 リヒテル盤辺りと比較しても説得力のある順序と思う。演奏順は「札幌ライブ」と全く同じである。
「シューマンファン」は是非是非聴いてほしいCDである。
ミスタッチは「通常のキーシン並み」であり、はっきり言って「リサイタルピアニストとしては少ない」方だが、多少はある。
この録音の素晴らしさは「作曲家 = シューマン の本質」を抉り出すことを試みて、成功したことである。