次回「佐伯周子シューベルトピアノソロ曲完全全曲演奏会」は
です。
「確実に完成したソナタ」の用語が奇怪? これにはワケがあるのです。「シューベルトの誕生日=1月31日」なので、20才になったのは 1817年1月31日。この後1年間、「ピアノソナタ」ばかり創作に励むのです。ピアノソナタが一息吐いた後には、交響曲も作曲しますが。
ここで「20才のシューベルト」が作曲したと推定される「ピアノソナタ」を提示しましょう。
となっている。
この構成はおかしいので、「1951年のドイッチュ番号附与」の時には、ドイッチュは相当に苦慮した上で「D567 → D571」を工夫した(爆
である。ドイチュは余命も考えて妥協したことは明らか。この順番付けは無理がある。
20才で確実に完成したソナタ全曲
です。
「確実に完成したソナタ」の用語が奇怪? これにはワケがあるのです。「シューベルトの誕生日=1月31日」なので、20才になったのは 1817年1月31日。この後1年間、「ピアノソナタ」ばかり創作に励むのです。ピアノソナタが一息吐いた後には、交響曲も作曲しますが。
ここで「20才のシューベルト」が作曲したと推定される「ピアノソナタ」を提示しましょう。
- ピアノソナタ D537 イ短調(3楽章、確実に完成)
- ピアノソナタ D557 変イ長調?(3楽章、完成かどうかは疑問)
- ピアノソナタ D566 ホ短調「ソナタ I」(1楽章?、2楽章?、3楽章?、4楽章?、構成が不明瞭)
- ピアノソナタ D567 変ニ長調「ソナタII,ソナタX」(3楽章、確実に完成)
- ピアノソナタ D571 嬰へ短調「ソナタV」(3楽章?、4楽章?、補筆が必要)
- ピアノソナタ D575 ロ長調「ソナタVI」(4楽章、確実に完成)
となっている。
この構成はおかしいので、「1951年のドイッチュ番号附与」の時には、ドイッチュは相当に苦慮した上で「D567 → D571」を工夫した(爆
- ホ短調ソナタ D566
- 変ニ長調ソナタ D567
- 変ホ長調ソナタ D568(=D567 の改作)
- 嬰ヘ短調ソナタ断片 D570(=D571 のスケルツォ+終楽章 としか考えられない)
- 嬰へ短調ソナタ第1楽章 D571
- ロ長調ソナタ D575
である。ドイチュは余命も考えて妥協したことは明らか。この順番付けは無理がある。